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プロツアー『指輪物語』
プロツアー・指輪物語 トップ8プロフィールとデッキリスト
2023年7月29日
バルセロナにやってきた250名以上のプレイヤーは8人まで絞られ、プロツアー・指輪物語のトロフィーを掲げるために日曜日の戦いへと戻ってくる。
プロツアー・指輪物語のトップ8進出者の皆さん、おめでとう!生放送は7月30日の中央ヨーロッパ時間午前10時(アメリカ東部時間午前5時/日本時間午後5時)からtwitch.tv/magic(日本では公式YouTubeチャンネル)にて、準々決勝をもって開始される!
ジェイク・ビアズリー/Jake Beardsley
ジェイク・ビアズリーは今年前半に行われたDreamHack Magic Showdown: San Diegoにおける22位という地域チャンピオンシップでの成功を経てこのトップ8へとたどり着いた。ビアズリーはバルセロナでもその成功を活かし、2日目が進むにつれて上位に浮上し、最終的には悠々とトップ8を確定させた。続くトップ8では、彼の「ラクドス想起」デッキがトップ8のうち6つの座を占める「トロン」と「カスケード・クラッシュ」の流れに立ち向かうことになる。
2 《新緑の地下墓地》 2 《湿地の干潟》 2 《血染めのぬかるみ》 3 《汚染された三角州》 1 《見捨てられたぬかるみ、竹沼》 3 《黒割れの崖》 4 《血の墓所》 3 《沼》 -土地(20)- 4 《激情》 4 《悲嘆》 4 《オークの弓使い》 1 《死の飢えのタイタン、クロクサ》 4 《ダウスィーの虚空歩き》 4 《敏捷なこそ泥、ラガバン》 -クリーチャー(21)- |
4 《鏡割りの寓話》 4 《思考囲い》 2 《終止》 3 《不死なる悪意》 3 《フェイン・デス》 2 《致命的な一押し》 1 《血染めの月》 -呪文(19)- |
2 《黙示録、シェオルドレッド》 1 《死の飢えのタイタン、クロクサ》 1 《終止》 2 《稲妻》 1 《真髄の針》 1 《虚無の呪文爆弾》 3 《虚空の杯》 2 《仕組まれた爆薬》 2 《血染めの月》 -サイドボード(15)- |
カイ・ブッディ/Kai Budde
伝説的な殿堂顕彰者、カイ・ブッディについての説明はほとんど不要だろう。「ジャーマン・ジャガーノート」はイベントというイベントを荒らし回り、4年間で7回のトップフィニッシュ(プロツアー相当イベントでの決勝ラウンド進出)というだけでなく、7回の優勝を決めている。これはマジックの歴史の試練に耐える不朽の記録ではあるが、ブッディはそれだけにはとどまらない。2010年代、そして2020年代現在もトップフィニッシュを重ね、ブッディはここバルセロナでキャリア12回目となるトップフィニッシュの座を手にし、「カイは日曜日に負けない」といわれる所以を示す準備ができている。
1 《蒸気孔》 1 《沸騰する小湖》 4 《樹木茂る山麓》 2 《島》 1 《踏み鳴らされる地》 1 《ケトリアのトライオーム》 4 《霧深い雨林》 2 《宝石の洞窟》 2 《森》 1 《天上都市、大田原》 1 《繁殖池》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 -土地(21)- 1 《濁浪の執政》 2 《探索する獣》 2 《緻密》 4 《断片無き工作員》 -クリーチャー(9)- |
4 《ロリアンの発見》 4 《衝撃の足音》 4 《死亡 // 退場》 4 《火 // 氷》 4 《否定の力》 4 《暴力的な突発》 2 《四肢切断》 4 《神秘の論争》 -呪文(30)- |
2 《激情》 1 《緻密》 4 《忍耐》 1 《活性の力》 3 《アノールの焔》 2 《血染めの月》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 1 《宝石の洞窟》 -サイドボード(15)- |
クリスティアン・カルカノ/Christian Calcano
クリスティアン・カルカノは2017年のプロツアー『アモンケット』でのトップ8進出により、彼の初めてにして唯一のトップフィニッシュを手にするまで長年にわたりグランプリでの成功を収めてきた。彼がこのプロツアー・指輪物語で再びそれを成し遂げるまでにかかったのは僅か6年だったが、その道のりは確かに遠回りだった。このアメリカ人はバカンスでヨーロッパを訪れていた際に、地域チャンピオンシップ予選でプレイし、それが先月アテネで行われたLegacy European Championshipへと舞い戻るきっかけとなり、そこで彼はバルセロナでの戦いに挑む権利を手に入れたのだ。長い道のりではあったが、彼の世界を股にかける戦いへの熱意によって築かれたものだった。
1 《宝石の洞窟》 4 《ウルザの鉱山》 4 《ウルザの魔力炉》 4 《ウルザの塔》 2 《耐え抜くもの、母聖樹》 3 《森》 -土地(18)- 2 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 2 《ワームとぐろエンジン》 -クリーチャー(4)- |
1 《精霊龍、ウギン》 2 《解放された者、カーン》 4 《大いなる創造者、カーン》 4 《森の占術》 4 《古きものの活性》 2 《歪める嘆き》 3 《一つの指輪》 3 《忘却石》 3 《大祖始の遺産》 4 《探検の地図》 4 《彩色の星》 4 《彩色の宝球》 -呪文(38)- |
1 《街並みの地ならし屋》 1 《隔離するタイタン》 1 《湧き出る源、ジェガンサ》 2 《機能不全ダニ》 1 《歩行バリスタ》 1 《一つの指輪》 1 《罠の橋》 1 《忘却石》 1 《液鋼の塗膜》 1 《石の脳》 1 《黄鉄の呪文爆弾》 1 《トーモッドの墓所》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《虚空の杯》 -サイドボード(15)- 《湧き出る源、ジェガンサ》 -相棒 - |
マルコ・デル・ピーヴォ/Marco Del Pivo
デル・ピーヴォはプロツアー・機械兵団の進軍での力強い成績によってバルセロナへの参加権利を手にし、このイタリア人は海の自分側で行われるプロツアーを最大限利用した。本イベントにおける最大の調整チームである、チーム「Worldly Counsel」と協力し、デル・ピーヴォはカルカノ・ハーヴィーとともにトップ8に進出したチームメイト3人の中のひとりとなった。本トーナメントに臨むにあたりデル・ピーヴォが重きを置いたのは自分のプレイスタイルに合ったデッキを見つけることであり、この週末のティムール「カスケード・クラッシュ」の選択へつながった。この決断は明らかに功を奏した。「カスケード・クラッシュ」は本トーナメントで高いパフォーマンスを見せたデッキのひとつであり、トップ8に3つのデッキを送り出すことになった。
2 《宝石の洞窟》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 4 《樹木茂る山麓》 1 《繁殖池》 1 《踏み鳴らされる地》 1 《蒸気孔》 1 《山》 1 《森》 2 《島》 1 《天上都市、大田原》 1 《ケトリアのトライオーム》 4 《霧深い雨林》 1 《焦熱島嶼域》 -土地(21)- 2 《濁浪の執政》 1 《激情》 4 《緻密》 4 《断片無き工作員》 -クリーチャー(11)- |
4 《ロリアンの発見》 4 《衝撃の足音》 4 《死亡 // 退場》 4 《火 // 氷》 4 《暴力的な突発》 2 《プリズマリの命令》 4 《否定の力》 2 《神秘の論争》 -呪文(28)- |
2 《黒曜石の焦がし口》 2 《激情》 4 《忍耐》 1 《月の大魔術師》 1 《徴用》 2 《活性の力》 1 《神秘の論争》 1 《血染めの月》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 -サイドボード(15)- |
ハビエル・ドミンゲス/Javier Dominguez
ハビエル・ドミンゲスが圧倒的である時、彼は真に圧倒的だ。元世界王者は輝かしい成功の数々でキャリアを築き上げてきた。そして、彼は連続でのトップ8入賞を果たし、新たな成功を加えることになった(プロツアー・機械兵団の進軍での成功に続き)。連続でのトップ8となったチームメイトのサイモン・ニールセン/Simon Nielsenとともに、ドミンゲスは新たなトロフィーを手にし、勢いに乗った良い状態で第29回世界選手権へ臨む準備はできている。
2 《ウルザの物語》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 3 《森》 4 《ウルザの鉱山》 4 《ウルザの魔力炉》 4 《ウルザの塔》 -土地(18)- 2 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 2 《ワームとぐろエンジン》 1 《歩行バリスタ》 -クリーチャー(5)- |
1 《解放された者、カーン》 4 《大いなる創造者、カーン》 3 《森の占術》 4 《古きものの活性》 3 《四肢切断》 1 《歪める嘆き》 4 《一つの指輪》 4 《忘却石》 1 《反発のタリスマン》 3 《大祖始の遺産》 4 《探検の地図》 1 《彩色の星》 4 《彩色の宝球》 -呪文(37)- |
1 《街並みの地ならし屋》 1 《隔離するタイタン》 1 《ワームとぐろエンジン》 1 《ファイレクシアの変形者》 2 《機能不全ダニ》 1 《歩行バリスタ》 1 《罠の橋》 1 《液鋼の塗膜》 1 《石の脳》 1 《真髄の針》 1 《墓掘りの檻》 1 《トーモッドの墓所》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《虚空の杯》 -サイドボード(15)- |
ドミニク・ハーヴィー/Dominic Harvey
カナダ人のドミニク・ハーヴィーはSCG Tourでの優勝で立場を確立し、彼の試合は今や初のトップ8まで移り変わった。が、このトーナメントが始まった時にはそうなるようには思えなかった。ハーヴィーは最初の2試合を落とし、5勝3敗という成績で2日目へ臨んだ。しかし、土曜日の3勝0敗というドラフトの素晴らしいスタートによって、(彼の言葉を借りれば)「喝で勝つ」ことができれば、特別なことを達成するチャンスが生まれた。彼は上手くやり遂げた。《原始のタイタン》と《精力の護符》が一体となってハーヴィーと彼の「アミュレット・タイタン」デッキをトップ8へ送り出したのだ。
4 《ウルザの物語》 1 《宝石の洞窟》 3 《森》 2 《崩壊する痕跡》 2 《マイコシンスの庭》 2 《トレイリア西部》 4 《ゴルガリの腐敗農場》 1 《処刑者の要塞》 1 《軍の要塞、サンホーム》 2 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》 1 《ボロスの駐屯地》 1 《セレズニアの聖域》 4 《シミックの成長室》 3 《耐え抜くもの、母聖樹》 1 《ヴェズーヴァ》 1 《天上都市、大田原》 -土地(33)- 1 《耕作する巨躯》 4 《原始のタイタン》 4 《イリーシア木立のドライアド》 2 《迷える探求者、梓》 4 《樹上の草食獣》 -クリーチャー(15)- |
4 《召喚士の契約》 4 《一つの指輪》 1 《探検の地図》 4 《精力の護符》 -呪文(13)- |
1 《気前のよいエント》 1 《ワームとぐろエンジン》 1 《忍耐》 3 《四肢切断》 2 《羅利骨灰》 1 《白鳥の歌》 1 《否定の契約》 1 《トーモッドの墓所》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《光輝の泉》 1 《カルニの庭》 1 《ボジューカの沼》 -サイドボード(15)- |
サイモン・ニールセン/Simon Nielsen
「スリープインスペシャル」サイモン・ニールセンはもはや眠れる選手ではない。2021-22シーズンのニューカペナ・チャンピオンシップでの決勝で惜しくも敗北を喫してから、彼はプロツアー・機械兵団の進軍から連続でのトップ8入賞と波に乗っている(チームメイトであり、トップ8の仲間であるハビエル・ドミンゲスもだ)。不屈の精神とチームメイトとの調整の甲斐あって、2014年のワールド・マジック・カップの「砂デン破」でのチーム戦優勝に続く、初の個人戦プレミア・イベントで戴冠する準備はできている。
2 《ウルザの物語》 3 《森》 4 《ウルザの鉱山》 4 《ウルザの魔力炉》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 4 《ウルザの塔》 -土地(18)- 2 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》 2 《ワームとぐろエンジン》 1 《歩行バリスタ》 -クリーチャー(5)- |
1 《解放された者、カーン》 4 《大いなる創造者、カーン》 3 《森の占術》 4 《古きものの活性》 3 《四肢切断》 1 《歪める嘆き》 4 《一つの指輪》 4 《忘却石》 1 《反発のタリスマン》 3 《大祖始の遺産》 4 《探検の地図》 1 《彩色の星》 4 《彩色の宝球》 -呪文(37)- |
1 《隔離するタイタン》 1 《街並みの地ならし屋》 1 《ワームとぐろエンジン》 1 《ファイレクシアの変形者》 2 《機能不全ダニ》 1 《歩行バリスタ》 1 《罠の橋》 1 《石の脳》 1 《液鋼の塗膜》 1 《真髄の針》 1 《墓掘りの檻》 1 《虚空の杯》 1 《仕組まれた爆薬》 1 《トーモッドの墓所》 -サイドボード(15)- |
ステファノ・ヴィンチ/Stefano Vinci
自分に合ったデッキを選び、ノウハウを学び尽くすことを忠実に支持するヴィンチは、まさに「カスケード・クラッシュ」でまさにそれを実践した。各マッチアップを熟知していたことがトーナメント終盤における勝利の鍵であったが、6勝0敗のドラフトでの完璧な記録こそが他の選手との明暗を分けた。トップ8進出者が並ぶ日曜日の舞台は、初のトップフィニッシュ達成者にとって挑戦でありチャンスでもある。
1 《ケトリアのトライオーム》 1 《繁殖池》 2 《蒸気孔》 4 《霧深い雨林》 1 《踏み鳴らされる地》 4 《樹木茂る山麓》 1 《森》 1 《天上都市、大田原》 1 《耐え抜くもの、母聖樹》 2 《宝石の洞窟》 1 《焦熱島嶼域》 2 《島》 -土地(21)- 1 《濁浪の執政》 2 《激情》 4 《緻密》 1 《厚かましい借り手》 4 《断片無き工作員》 -クリーチャー(12)- |
4 《ロリアンの発見》 4 《衝撃の足音》 4 《火 // 氷》 4 《死亡 // 退場》 4 《否定の力》 3 《神秘の論争》 4 《暴力的な突発》 -呪文(27)- |
2 《激情》 2 《探索する獣》 1 《厚かましい借り手》 4 《忍耐》 1 《月の大魔術師》 2 《徴用》 2 《活性の力》 1 《神秘の論争》 -サイドボード(15)- |
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