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マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2018

観戦記事

2017-18年チーム・シリーズへの震える大詰め

Marc Calderaro
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2018年9月23日

 

 ここまで、今週末の世界選手権はマジックの1年で一番の盛り上がりを見せていた。『ドミナリア』のリミテッドと『基本セット2019』のスタンダードが終わり、未来を望む時期が訪れる。しかし、今は2017~18年のチーム・シリーズ選手権では、新セットと新カードを使った対戦に臨む2つの強大なチームこそがすべてだった。『ラヴニカのギルド』のお披露目にして、チーム・シールドの最高レベルの競技であった。

 シーズンを通して、この2チーム――「Hareruya Latin」と「Ultimate Guard Pro Team」――は継続的にプロツアーのメイン・ステージで結果を残しており、この名高い王座を賭けて戦う権利を獲得していた。両チームとも毎週テストをしており、世界最高のマジックの舞台で戦う前に、新しい『ラヴニカのギルド』を一番早く味見する機会を手に入れたのだ。

チーム

 「Hareruya Latin」は南米、ポルトガル、スペインからの最高のプロの集合だ。プロツアー勝者のルーカス・エスペル・ベルサウド/Lucas Esper Berthoud、元ドラフト・マスターにして2016年世界選手権準優勝者のマルシオ・カルヴァリョ/Márcio Carvalho、元スタンダード・マスターのセバスティアン・ポッツォ/Sebastian Pozzo、2002年世界選手権王者にしてマジック25周年記念プロツアーでのトップ4入賞者カルロス・ロマオ/Carlos Romão、プロツアー勝者ルイス・サルヴァット/Luis Salvatto、プロツアー・トップ8入賞2回のティアゴ・サポリート/Thiago Saporitoが、それぞれの多くのトロフィーとともにテーブルに集まった。しかし、それこそが彼らをここに導いたチームのつながりなのだ。

 10年以上ぶりとなるチーム戦プロツアー、マジック25周年記念プロツアーでの素晴らしい結果を掲げ、「Hareruya Latin」はその準優勝という地位を確立させる以上の成果を残している。100点近いポイントを得て第1シードを獲得し、そしてこの週末に臨んだ。彼らは輝かしい実績のチームであり、明らかに世界最高峰の一員であり、このステージで彼らに影を落とす可能性のある数少ないチームの1つに対峙しても負けることは想定していない。

 「Ultimate Guard Pro Team」は、史上最も輝かしく最も高名なマジック・プレイヤーたちかもしれない――プロツアー殿堂顕彰者4人と、マジックによる生涯賞金合計は200万ドル近くに及ぶ(今回優勝すれば200万ドルを超えることになる)。チームのトップを飾るのは、16回のプロツアー・トップ8「The GOAT(Greatest of All Time)」ことジョン・フィンケル/Jon Finkel。その他にも、2回のプロツアー・トップ8のアンドリュー・クネオ/Andrew Cuneo、世界選手権準優勝者で元Magic Online王者のリード・デューク/Reid Duke、2年連続世界王者でプロツアー王者のウィリアム「ヒューイ」ジェンセン/William "Huey" Jensen、プロツアー王者ポール・リーツェル/Paul Pietzl、2度のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに輝き世界選手権準優勝者のオーウェン・ターテンワルド/Owen Turtenwaldと、輝かしい名前が並んでいる。

 直近のプロツアーでは6人とも良い成績を残していないが、年の前半にダントツの成績を残していたため、第1シードは失ったものの決勝の席を確保することができた。

構築

 今朝、チームはカードプールを受け取り、2時間という空前絶後の時間を使ってチームで合計6個のデッキを作った。その時間はまったく無駄にはならず、両チームともその2時間という長い時間を真剣に協力し、3デッキのプール2つをどう組み上げるのが最善かを議論を交わしていた。

 カードは最新のものであり、プレイヤーはカードそれぞれについての意見や洞察について話し合っては来なかった。しかしチーム・シールドでは、他のどのフォーマットに比べても、全てのカードを検討する必要がある。

 両チームの部屋で、最も激しく議論が交わされたのは、《狂った怒り》というカードについてのものだった。

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 両チームともそれぞれで、ボロスのリストを《確実な一撃》を軸にするか《狂った怒り》を軸にするか激しく論じていた。

「こっちは《狂った怒り》デッキだ。終盤には賭けられない」 ターテンワルドは言っていた。セバスティアン・ポッツォは、このカードを対戦相手のクリーチャーに唱えて最後の数点を通す《平和な心》系効果について語った。

 これは非常に有用な議論だった。「Hareruya Latin」はテスト中、3つのデッキのうち2つはほぼボロスとディミーアになっていたので、『ラヴニカのギルド』のチーム・リミテッドにおいて鍵となる技術はボロス・デッキを最適に強化することだと主張する。

 「Ultimate Guard Pro Team」も同様の行動に出て、両グループともボロス・デッキを組み上げた。リード・デュークは配布されたカードを見て、赤白に「釘付けになった」と言っていた。

 プロツアー勝者のルーカス・エスペル・ベルサウドは最新のプールを見て、「特にいいプールを手に入れたとは思いませんから、勝利を最大にするためにアグロ・デッキを2つ組みました。3つ目のデッキはまだわかりません」と言った。

 「Hareruya Latin」は最終的に、チーム・シールドでは「4色か5色が必要になることが多く、他のデッキからそれらの最強のカードをかき集めることはできない」ことから緑が最弱な色だと結論を下した。加えて、もちろんチーム・シールドの広いカード・プールでは、飛行が濃い色は必要なだけの飛行カードを手に入れることができるため、地上の緑クリーチャーは通常よりも大きな不利益を被ることになる。

 しかし、それでもベルサウドはスパイシーなゴルガリ・アグロ・デッキを組み上げた。このギルドはチーム・リミテッドで成立させるのが一番難しいとわかっている。宿根の前段カードや受益カードを準備する必要があって引きが噛み合わないことがあるが、噛み合えば本当に強いのだ。

 このチームは、かなりの時間をかけてティアゴ・サポリートのセレズニア・デッキについて議論した。一撃必殺という方法はないので、チームはどう進めるのが最善かを論じた。「いや、小技は必要だ」 マルシオ・カルヴァリョは力強く言い放った。「見ろ、小技がなければ、有利な状況にはできないぞ。ブロックさせることはできても、2体でブロックしてくるかもしれない。小技がほしいのは、支援がなければ2体3体でブロックされたら悲惨な目に遭うからだ」

 ポッツォは後に言った。「全軍で攻撃したら、もうそれは勝ちだろ」

「かもしれない。そうでないかもしれない」 カルヴァリョは答え、平均以下のプールに取り組むチーム内の激しい議論をまとめた。

 「Ultimate Guard Pro Team」のクネオ、リーツェル、フィンケルのチームはもう少し構築が簡単だったが、協力的なチームメイトがいるにも関わらずウィリアム・ジェンセンは彼とデュークとターテンワルドのプールの構築に神経質になっていた。単純なプールに背を向け、彼は言った。「このプールでどんなデッキをプレイするかはわかっている。ここからがわからない……ジョンは1時間ぐらい悩んでいるけど、まだ思いついていないんだ」

 強く手を叩いてから、ターテンワルドはおどけて答えた。「よし、新しいAチームの結成だ!」

 全員が問題のプールに目を向けたとき、リーツェルはターテンワルドのボロス・デッキを一瞥して、そして「このカードが使える。ボロス・デッキには除去はいらないよ」と宣言して、プレミアム版の除去呪文をターテンワルドの束からデュークの束に動かした。これはチームの大多数にとっては驚きだった。しばらく見てから、リーツェルは方向転換した。「ボロス・デッキに除去は必要だ」

 チームはやがてプールの構築方法を決めたが、ジェンセンのデッキはまだ問題児のままだった。80分過ぎに、ジェンセンは自分のデッキをまだ決めきっておらず、彼の4色コントロール・デッキに他のチームメンバーそれぞれの個人的な確認を求めて回っていた。パワーがあることは全員が認めたが、進むべき方向性が多すぎ、世界最高峰でさえデッキを完成させたと言い切ることはできなかった。

 「Hareruya Latin」も、最終的にデッキを決めた。ベルサウドのデッキが一番の問題だったが、最終的にはお互いの専門性を信じ、任せることにした。リストを登録するとき、ベルサウドは《地底街の反乱》を取って訪ねた。「マルシオ、このカードはいつ俺のデッキに入ったんだ?」 カルヴァリョは答えて、「かなり後だ。強いぞ、約束する」 そしてベルサウドはそのカードを登録したのだった。

 テストにおける最大の違いは、「Ultimate Guard Pro Team」はサイドボードに強く焦点を当てていたことである。彼らがそうしたのは、対戦相手が使ってくるデッキを予想できることから、それぞれに対するサイドボード・プランを持っておくことは特に重要だと考えたからだ。時間をかけてメインデッキ以外のカードを分配し、相性の悪い相手との第2、第3ゲームで立て直すことを期待したのだった。

 2時間が過ぎて、両チームは輝かしいステージで対面した。いよいよトロフィーを懸けての対戦が始まる。2セット先取である。もし最初の2セットで1-1になれば、それぞれの勝利グループ同士で決勝戦となる第3セットを行なうことになる。

第1セット

カルロス・ロマオ(ディミーア)、マルシオ・カルヴァリョ(ボロス)、ティアゴ・サポリート(セレズニア)

vs.

ジョン・フィンケル(ディミーア)、アンドリュー・クネオ(セレズニア)、ポール・リーツェル(ボロス)

 第1マッチの第1ゲーム、カルロス・ロマオとジョン・フィンケルはディミーアのミラーマッチに挑んだ。この両プレイヤーが、特に2002年に同色の《サイカトグ》コントロール・デッキで世界選手権を制したロマオが青黒コントロール・デッキを使うことは驚くには当たらない。

 ロマオはゆっくりとした出だしで、フィンケルは継続的に攻撃を繰り返し、《夜帷の捕食者》や《思考繋ぎの幻》で戦線を整えながら呪文でスピリットを揃えていく。

 しかしロマオは動じなかった。彼は《つぶやく神秘家》を最大限活用しようとしており、手札は落ち着いたものだった。彼は《模写》を使って2体目を作り、そして複数のインスタントやソーサリーを唱えてイリュージョン軍団を作り上げた。これで盤面を支配できるのが普通だが、ロマオは呪禁持ちの飛行クリーチャーを集団でブロックすることしかできず、そして流れが止まった。勝ち切ることはできなかったが、負ける盤面でもなくなった。

 そのターンの後、フィンケルは増援をほとんど引くことができず、ロマオは緊迫した状況から勝勢へと進めていく。盤面で有利を重ねて、ロマオは普段構築戦でコントロール・デッキを使っているときより攻撃的に、安全をいくらか犠牲にしてフィンケルが使える呪文を引く前にゲームを決めるべく攻めかかっていく。

 フィンケルは《破滅を囁くもの》を引いたが、ロマオは準備しており、最後の攻撃ステップに普通ではない方法(自分のクリーチャーを対象にする)で除去呪文を使い、《ピストン拳のサイクロプス》の攻撃を通したのだった。

 ロマオのチームメイトは両方とも負けたので、この第1ゲームを取ったのは重要だった。「Hareruya Latin」は1勝2敗で第2ゲームに挑むことになった。

 第2席で対戦しているのは、「Ultimate Guard Pro Team」がプロツアー殿堂顕彰者のポール・リーツェル、対する「Hareruya Latin」はティアゴ・サポリートだ。リーツェルは第1ゲームを速攻で決めており、この第2ゲームも同じような滑り出しを見せた。《空騎士の軍団兵》2体がサポリートの地上寄りのセレズニア・デッキに圧力をかける。《裁きの一撃》と《逃れ得ぬ猛火》を構えたリーツェルの前で、絶体絶命のサポリートはときおり天井を見上げ、頻繁にまばたきをしていた。「なんで俺はボロスとやらなきゃならないんだ?」と言ったところか。

 サポリートのライフが残り10点になって、リーツェルは《逃れ得ぬ猛火》の狙いをつけ始めた。もはや終わりだ。

 それと同様に、「Ultimate Guard Pro Team」は先制点を決めた。アンドリュー・クネオはすでにゲームに勝っていたので、第2ゲームでマルシオ・カルヴァリョに勝てば、第1セットは早くも決着することになる。

 そのマッチでは、セレズニアとボロスのアーキタイプが逆になっていた。カルヴァリョのボロスはリーツェルのものほど速くなく(カルヴァリョは構築中に「悪いボロス・デッキ」と呼んでいた)、彼はクネオとのダメージ・レースに勝つため、クネオの地上クリーチャーを水際で止めながら回避能力を持つ飛行クリーチャーに頼るしかなかった。第1ゲームでは全く防げていなかった。

 第2ゲームの序盤、クネオは強靭な陣営を築き上げ、カルヴァリョは再び大きく遅れを取った。しかし完璧に決まった《確実な一撃》でカルヴァリョは追いついてきた。

 カルヴァリョは再び追撃を狙ったが、彼の悪いボロス・デッキは回りが悪く、クネオがチームに勝利点をもたらしたのだった。

 「Ultiate Guard Pro Team」は1ゲームしか負けなしという説得力のある形で第1セットを取った。そして第2セットへと決勝は進むことになる。ラウンド間にジョン・フィンケルが言っていた通り、マジック史上最高の実績を持つ「Peach Garden Oath」に任せることに不安はなかった。

第2セット

リード・デューク(セレズニア)、オーウェン・ターテンワルド(ボロス)、ウィリアム・ジェンセン(ディミーア)

vs.

セバスティアン・ポッツォ(ボロス)、ルイス・サルヴァット(イゼット)、ルーカス・エスペル・ベルサウド(ゴルガリ)

 このマッチは元プレイヤー・オブ・ザ・イヤーのオーウェン・ターテンワルドと現時点でのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー・レースで首位を走るルイス・サルヴァットのゲームから始まった。

 ターテンワルドのボロス・デッキは、プール内で最も熱い議論を呼んだカード《狂った怒り》で早く強く立ち上がった。リーツェルはこのカードを最も強く支持しており、ターテンワルドはここでそれをプレイできたことを喜んでいるようだった。

 しかし、サルヴァットのイゼット・デッキは狙い通りの防衛線を作り上げ、中盤戦を支配してドローと諜報で相手を押さえ込み始める。ターテンワルドは序盤のダメージを与えていたが、鍵となる《捕獲球》や《薬術師の眼識》(再活で再利用も)でゲームはターテンワルドの手を離れてサルヴァットのもとに。

 サルヴァットの勝利は確定的だったが、棺の中から《パルン、ニヴ=ミゼット》の巨大な爪が姿を見せた。

 ここに到って、このゲームはただサルヴァットが遊んでいるだけに見えた。ターテンワルドは投了はしなかったが、ドローが好きなドラゴンはサルヴァットの勝利を導くことになった。

 このゲームはチーム全体の状況を象徴するものだった。「Hareruya Latin」は第1ラウンドで一掃し、3-0で第2ゲームに進んだ。セバスティアン・ポッツォが早いだけの二流のクリーチャーを詰め込んだだけのボロス・デッキでリード・デューク相手に第1ゲームを取ったことは驚きだった。次のゲームでは、カメラがそこに向けられた。

 次の一連のゲームでは、セバスティアン・ポッツォとリード・デュークの対戦に注目した。ポッツォは「最弱クリーチャーのボロス・デッキ」を使っていた。しかし人々が(ポッツォを応援している人々も)驚いたのは、彼が第1ゲームを軽く取って、今はマッチの勝利を懸けてプレイしていることだった。

 ポッツォは序盤こそデュークのセレズニアに遅れを取ったが、デュークのクリーチャーを強化して《一斉検挙》で除去するという奇抜なプレイで遅れを取り戻す。

 その後、ポッツォは《軍勢のギルド魔道士》の起動型能力を活用してデュークの最強のクリーチャーを足止めし、デュークの防御を超えて盤面を整えていく。

 最後に、デュークは問題の魔道士を除去する《捕食》を見つけたが、それでは不充分で、ポッツォが説得力のある形でマッチをものにしたのだった。

 そして状況は逆転した。「Ultimate Guard Pro Team」と「Peach Garden Oath」の足元に火がついた。ターテンワルドかジェンセンが負ければ、決着は第3マッチにもつれ込むことになる。

 注目はウィリアム・ジェンセンとルーカス・エスペル・ベルサウドの対戦に集まったが、ベルサウドはすでに1ゲーム勝っており、ジェンセンは欲張りな2色タッチのディミーア・デッキに自信を持っていなかった。ベルサウドのゴルガリ・アグロは第1ゲームであらゆるゴルガリらしいクールなことをしながら圧力をかけていて、ジェンセンは崖っぷちに追い込まれていた。

 しかし第2ゲームでは、ベルサウドのデッキは「Hareruya Latin」の他のメンバーがこの上なく恐れていた状況になった。対戦相手がクリーチャーの壁を並べ、小さな黒緑のクリーチャーは戦力不足でどうにもできないのだ。

 ジェンセンは打ち消し呪文を手札に構え、ベルサウドに《霧から見張るもの》(さらに予備も構えて)でたやすく圧力をかけていった。何もかもが簡単に見えた。

 ジェンセンは《イゼット副長、ラル》を諜報で見つけ、勝利を確実なものにする。それから7ターンほどかかったものの、失敗がなかったので、ゲームに勝利し、点数を五分に戻した。

 ジェンセンが「Peach Garden Oath」のために死を凌いだところで、オーウェンが第2ゲームを取って第3ゲームに向かい、マッチはサルヴァットとターテンワルドの間での決着戦になった。

 このマッチはこのシールド・プールで最も議論されたカード、《狂った怒り》の持つ可能性をまさに示したものになった。

 まったく恐れを見せることなく、除去やバウンスなども気にせずに、ターテンワルドは序盤からエンチャントを唱え、飛び込んだ。

 サルヴァットは止めようとしたが、ターテンワルドは速く強烈に攻め込んでいく。

 そして自分自身の狂った笑いを我慢しながら、ターテンワルドは勝利を決める一撃を放ち、最終マッチにつないだのだった。

 ベルサウドのゴルガリに対し、全てがジェンセンと彼の強力なデッキに委ねられた。どちらも崖っぷちの状況で、1ゲームも落とせない中、「Peach Garden Oath」は危機の中をつなぎ、この最終ゲームにたどり着いたのだ。

 最終ゲームの序盤は展開が読めないものだったが、処刑はスムーズなものだった。元世界王者のウィリアム「ヒューイ」ジェンセンの操る、安定した、堅固な、コントロール・デッキのマジックが、ベルサウドのゴルガリ・デッキを完全に抑え込んだのだった。

 ジェンセンは、まるでアナコンダがその餌食をゆっくりと絞め殺すように、あらゆる対抗手段を揃えて整然とプレイしていた。ベルサウドのデッキのシナジーは成立しなかった。前段カードよりも先に受益カードを手にし、そして必要なときには除去を引かなかった。これによって「Peach Garden Oath」が勝利し、「Ultimate Guard Pro Team」が2017-18年チーム・シリーズ選手権の勝利を決めたのだった!

 「Ultimate Guard Pro Team」が「Hareruya Latin」を下し、2018年チーム・シリーズ王者に!

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(Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru)

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