グランプリのサイドイベントとしてたびたび開催されているおもしろイベント、「大乱闘戦」。今回も参加者53名で開催されましたので、その模様を簡単に写真でレポートしていきます。

　机に置かれたあやしげな物体……。このトナカイ角は、大乱闘戦でターン進行中のプレイヤーが装着する模様。そして番号の書かれた袋は、これからドラフトするカード。つまりどうやらここが、大乱闘戦の舞台のようですね。

　プレイヤーがずらりと連なった席に座ると、サンタクロースが挨拶を始めました。このイベントではルールの質問があったとき、「ジャッジー！」と呼んでもダメで、「ヘイ、サンタクロース！」と呼ぶと「Ho Ho Ho...Merry X'mas!」と高らかに笑いながら彼らが駆けつけてくれるそうです。

　今回の賞品はこちらの大判カードたちです。「これを持って新幹線で帰らなくても大丈夫！ 送料はBIG MAGIC持ち！」とのこと。これ以外にも、３人プレイヤーを負かして脱落させたら「ドミナリア」の画集がもらえるなど、いろいろな賞品があります。

　まずは袋から出てきたさまざまな時代のトーナメントパック（基本土地を含む75枚入りパック）を開封し、色ごとに分けておきます。これを全員でドラフトしていきます。

　初手は１枚、次は２枚、その次は３枚……と１枚ずつピックする枚数が増えていく「アナコンダルール」を使ってドラフトします。ピック時間は常に３分なので、回ってきたカード全部をチェックするのに大忙し。さらに、サンタクロースからは「手元にピックしたカードが10枚あり、隣に渡すカードが65枚あるかどうか数えてください！」と言われてもう大変。

　デッキ構築中。もちろん、必要な基本土地はトーナメントパックからピックしておかなければなりません！　多くの人が多色デッキを組んでいましたが、中には赤単や青単の人もいました。

　左隣にのみ攻撃でき、全体への効果は両隣まで……といったルールで、最後の１人になるまで長時間かけて戦います。イベントが始まって７時間後（ゲームが始まって５時間後）の19時ごろ見に行ったら、残り10人まで減っていました。

トップ７に残った皆さんには、「アルティメットマスターズ」のボックストッパー２つずつが賞品として配られました！（なお、このあと最後の１人になるまで戦い抜いたと聞いています。お疲れ様でした。）

　マジックで１つの試合を５時間以上も遊ぶなんて、ほかではまずできない体験です。そんな贅沢な時間を過ごしてみたいという方は、ぜひ次回この「大乱闘戦」に参加してみてはいかがでしょうか？