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グランプリ・静岡2017秋
チームインタビュー「誰が一番○○?」
by Yuichi Horikawa
今回のグランプリのフォーマットは3人チームシールドです。
それを勝つためには、通常のマジックでも必要な、知力、体力に加え、チーム力が要になってきます。
そこで、チーム力をチェックするため、8組のチームへちょっとしたインタビューをさせていただきました。
その内容は「チームで一番○○なのは誰ですか?」というものです。
チームメンバーは、せーのの掛け声で、一斉に自分がこの人だと思う人物(自分含む)を指さします。
ちなみに、質問内容は、マジックのことだけでなく、『イクサラン』にちなんだものや、日常的なものなど、さまざまな質問をさせていただきました。
3人チームで、グランプリに出るぐらいですので、チーム理解度はバッチリのはずです。
果たして、ピタリと揃うチームはあったのでしょうか?
それぞれの質問内容とともに見ていきましょう!
チームで一番気前がいいのは誰ですか?
回答は、見事にバラバラでした。
タケシタさんに理由を聞いたところ、自分は気前が良くないと思ったので、自分以外なら誰でもいいかなっと思って指さしたそうです。
しかし、タケシタさんはこう続けていました。
「やっぱり、チームを組むなら自分と同じような人じゃなくて、自分と違う考え方を持っている人と組みたい。それが面白いと思うんですよ。だから、答えがバラバラってのが、僕らのチームらしくていいかなって思います」
みんなちがって、みんないい。
いいチームです!
チームで一番海賊っぽい人は誰ですか?
見事に一致した、回答でした。
理由をお聞きすると、チーム内で一番横暴なのが彼女だからと、本人もチームメンバーも笑いながら答えてくれました。
気になるひよこのユニフォームは、手作りしているグッズのキャラクターだそうです。
楽しそうな、非常に仲の良いメンバーでした。
チームで一番頼りにならないのは誰ですか?
ナカタニさん以外が、ナカタニさんを指す結果になりました。
理由をお聞きしたところ、今回のグランプリでフジモトさんとナカタニさんが泊まる宿をナカタニさんが予約することになっていたそうです。
そして、昨日、宿泊先の部屋に入ったところ、部屋がダブル(ベットが1つで枕が2つ)の部屋だったそうです。
ナカタニさんいわく、
「ツインとダブルの意味がわかってなかった、すまんかった」とのことでした。
どこぞの地方旅番組のようなミスが本当に起きているとは。
そりゃ、上から指されていましますね。
メンバーは非常にわきあいあいとした楽しげなチームでした。
チームで一番「イクサランの世界でサバイバルして生きていけそう」なのは誰ですか?
ニコ生実況でもお馴染みの石川さんのチームです。
あと一人だったのですが、惜しくもはずれてしまいました。
それぞれのメンバーに、なぜその人を指したのか、理由を聞いてきました。
石川「僕は、見た目がこんな感じで、フィジカルが強いイメージなんで、チームで一致させるために自分を指したんですよ」
イケポン「彼は、見ての通りゴリラなんで、サバイバルっていうか実家?巣?に帰る感じなんで彼にしました」
石川「だれが、ゴリラやねん」
なるほど、ここまでは一致していますし、なかなかのチームワークを感じます。
1人だけ違っていた、平野さんに聞くと、
平野「いや、だって僕遭難したことあるからね」
他二人「えっ?」
平野「3回遭難したことあるんですよ」
平野さんに詳しくお聞きしたところ。
平野「森で遊ぶのが好きで、人があまり通らないところにどんどん入って、遭難したことが3回あるんですよ。でも、全部無事で戻ってこれたので」
他二人「知らんがな! そんなエピソード知らんがな!」
大抵は1日ぐらいの遭難だったそうですが、小学校6年生のときに、家族に置いて行かれて2日間山をさまよって自分で帰還したそうです、すごい!
それを聞いた石川さんとイケポンさんは、
「そんなこと知らんがな!」
と声をそろえて答えられていました。トークは流石のチームワークでした。
チームで一番マーフォークっぽいのは誰ですか?
見事に一致しました。
理由をお聞きしたところ、ここに来るまでにプレリリースから練習をされていたようで、古澤さん姉弟が苦手な青を黒川さんが好きだったので、チームシールドの担当がマーフォークだったからだそうです。
でも、黒川さんは、あまりマーフォークで勝てなかったので、この練習を通じてマーフォークが好きじゃなくなってしまったそうです。
ちなみに、彼女たちのチームは、もともとカードショップで顔を合わせる程度だったのですが、このグランプリに出るためにチームメンバーを探していると話していた共通の友だちを通じて、一緒にゲームをプレイするようになったそうです。
グランプリを通じて広がる友達の輪、めっちゃ素敵やと思います。
チームで一番恐竜っぽいのは誰ですか?
2人一致の1人はずしでした。
一致したお2人の理由は、吉川さんがちょこまか動くイメージだからだそうです。
恐竜と言っても、大きい恐竜じゃなくて《巣荒らし》とか《猛竜の幼生》みたいな、小さな恐竜のイメージだそうです。
唯一、原田さんを指していた西田さんもその理由を聞くと、納得といった感じでした。
ちなみに、西田さんが原田さんを指した理由は、なんとなく一番大きかったからとのことでした。
このチームは普段から、地元のカードショップを基点にマジックをプレイされているメンバーだそうです。
にこにこした朗らかなメンバーたちでした。
チームで一番コンバット(クリーチャーでの戦闘)がうまいのは誰ですか?
松本さん以外が、松本さんを指す構図になりました。
それを見たお2人が、
「いやいや、そんなのAさん(松本さん)に決まってますよ」
とニコニコ答えてくれました。
松本さんのコンバットについてお聞きしたところ、
「絶対攻撃しないやんと思うような盤面でも、攻撃しにいって、相手プレイヤーがブロックしなくてプレイヤーにダメージが入ったりしますね」
「他にも、絶対負けてるやんって盤面で、気が付いたらフルパン(全部のクリーチャーで攻撃)で勝ってるなんてことは、良くありますね」
っと語ってくれました。
さすがは、王者の風格です!
せっかくなので、他のプロプレイヤーチームにも同じ質問をさせていただきました。
チームで一番コンバットがうまいのは誰ですか?
すごく優しい感じの構図になりました。
実は、この質問をした瞬間に玉田さんが
「いやぁ~、こんな質問されちゃったらみんな僕のこと指しちゃうなぁ~、こまるなぁ~」
っと冗談っぽく言われていました。
その結果、こういう構図になったのかなぁ~と、私は思いました。
優しいチームメンバーです。
どうだったでしょうか?
ビシッとそろったチームもあれば、食い違ったチーム、あえてバラバラにしたチームなど、さまざまなチーム模様がありました。
考えてもみなかったようなエピソードも飛び出し、人の数だけドラマがあるなと思える内容でした。
お忙しい中、質問に付き合っていただき、ありがとうございました。
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