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グランプリ・上海2015

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優勝者インタビュー:市川ユウキ

by 小山 和志

 プラチナ・プレイヤー、市川ユウキが見事、上海の地でグランプリ初戴冠を成し遂げた。トーナメントシーンで数々の実績を残してきた彼にとって待望のタイトル獲得、その嬉しさはどれほどだろうか。

 全ラウンド、18回戦を終えたばかりで疲労の色も残るところではあるが、チャンピオンに輝いた市川に少しだけ時間をいただいて、今の気持ちをインタビューさせていただいた。

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――まずは優勝おめでとうございます。今の率直な感想をお願いします。

 ありがとうございます。すごく嬉しいですね。これがグランプリのプレイオフに残れたのは3回目ですが、今までは決勝戦にすら残れずとてもふがいないと思っていたので...。
 本当に勝ちたい、タイトルが欲しい、と思っていました。

――このグランプリの勝因はどういったところだったのでしょうか?

 このデッキを組んだのは3日前くらいなんですが、その前にいろんなデッキを回しました。環境にあるほとんどのデッキを回してみて、どのデッキがどんなことを嫌がるかということをきっちり知ることができたおかげで、この結果につながったと思います。
 色々なデッキを幅広くプレイした後に、最終的なデッキを決める戦略が功を奏したと思います。

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――2年連続プラチナが現実的になってきましたが、その点についてはどう思われますか?

 プラチナ・レベルまで残り2点というところまで来て、今まではプロツアーでいい成績を残さないといけなかったのが、グランプリでもポイントを狙える状況になったので、絶対にプラチナになりたいです。

 世界選手権の出場権については日本とアジア圏も含めてライバルが多いので難しいですが、僕がプラチナ・レベルになれたとして、それでも世界選手権に出られないということであれば日本勢が勝っているということなので、それはそれでいいかなと。

 僕個人の目標としてはプラチナ・レベルになることです。

――これからの意気込みを聞かせてください。

 うーん、難しいですね...、マジックを通じてハッピーになれればいいかなと(笑)

――ありがとうございました。

 決勝戦が終わった後、写真撮影や動画サイトの勝利者インタビューなどを矢継ぎ早に受け、非常に疲労の色が濃かった市川ではあるが、我々のお願いに対し快くインタビューを承諾していただいた。

 改めてお礼を申し上げると共に、これからの彼のさらなる活躍を期待したい。

 そして何より、グランプリ・上海2015優勝おめでとう!

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