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グランプリ・京都2017

トピック

ステージイベント「お絵かき選手権」ってどんな選手権?

by Yuichi Horikawa

 写真でグランプリ会場の様子を切り取るコラムです。

 こちらでは、グランプリ・京都2017のステージイベントについて紹介します。

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 BIG MAGIC様の主催グランプリでは、おなじみとなったステージイベント。

 ここでは、マジックに関わる、さまざまなおもしろイベントが開催されています。

 その中でも、人気の「お絵描き選手権」を取材してきました。

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 お絵描き選手権とは、司会者がマジックのカード名をお題として口頭で伝え、参加者は、そのカードを見ずに自分の記憶だけで描き上げます。制限時間も3分と非常に短いです。

 もちろん、選手権なので、その中から、もっともうまくイラストを描けた人を決めます。

 参加者は自分のイラストを一人一人かかげ、観客が拍手する形で投票し、もっとも投票数の多い絵をかいた人が優勝となります。

 もちろん、優勝者には素敵な景品が贈られます! しかも、参加費は無料! まさに、お祭りイベントですね!


 さて、では、さっそく1回戦の様子を見ていきましょう。

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 まず、今回驚いたのは、海外の方もこのイベントに参加されていたことです。何度かこのイベントは取材させていただきましたが、海外の方が参加されていたのは、今回がはじめてのことです。

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 司会の方が、お話を伺おうとすると彼女は英語しかしゃべれず、すかさず隣でスペルスリンガーをしていたロン・フォスター/Ron Fosterさん(シアトルの本社の方)が通訳のために、すかさず間に入りました。

 どうやら、彼女は美術の先生をしているらしく、だからこれに参加したとのことでした。

 そして、いよいよ問題が出されます。

 今回のお題は「エムラクール」!!

 「エムラクール」ということは、「引き裂かれし永劫」でも「約束された終末」でも、どちらも良いということです。

 では、さっそく参加者のイラストを見ていきましょう。

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 簡素な絵ながら、なかなか形をとらえています。

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 こちらの方は目を描いてしまいました。

 本人いわく、すごい眼力の強いイメージがあったとのことでした。

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 こちらの方も、中央に大きな核のようなものを描いています。

 お2人とも《約束された終末、エムラクール》のイメージが強かったのかもしれません。

 確かに光っている部分が、目に見えなくもないですね。

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 そして、1回戦最後のイラストは、冒頭で紹介した方のイラストです。

 彼女は、どうも、エムラクールを知らなかったようで、雰囲気で描いたと言っていました。

 いくら絵が描けても、そのカードを知らなければポイントにならない、技術と知識が必要なゲームです。

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 そして、このお絵描き選手権では、恒例となった、来場アーティスト本人が参加する回が開催されました。

 今回は、ジャン・パーク/Jung Parkさんが参加されていました。

 また、彼に関係のあるカードということで《領事の旗艦、スカイソブリン》が今回のテーマです。

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 3分間で、アートの製作者である本人はどれぐらい描けるのか?

 では、この回に参加されていた他の方々から紹介していきましょう。

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 この方は、なかなかの迷作です。本人いわく「10点中150点の出来だ」と言っていました。

 ですが、船の上に家らしきものがあったりと、よく見るとかなり特徴をとらえてはいますね。

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 こちらの方もいい感じにできています。ムスクっぽい屋根の建物が、より《領事の旗艦、スカイソブリン》さを象徴しています。

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 こちらの方は、コミカルなタッチながら非常によく《領事の旗艦、スカイソブリン》をとらえています。

 3分間でここまでの線を描けるのは、なかなかスピーディーですね。

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 そして、こちらが製作者本人が3分で描いたイラストです。

 形や、かかっている垂れ幕など、さすがです。

 本人は早く描くのは苦手だとおっしゃっていましたが、さすがプロのイラストですね。


 そして、この回は、アーティスト本人から、どのイラストが良かったか発表される仕組みです。

 この回では、3番目の方が本人に選ばれ、この回の優勝賞品として、アーティストが描かれた先ほどのイラストにサインをつけてプレゼントされました。

 なかなか、貴重な一品ですね!


 グランプリの回を重ねるごとに参加者も観覧者も増えているこのイベント、今後も開催されるかもしれません。

 今からイラストの腕を磨いておくのも良いかもしれませんね。

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RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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