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グランプリ・神戸2017

戦略記事

グランプリ・神戸2017 第13回戦終了時上位デッキ分布

By Sugiki, Takafumi

 グランプリ・神戸2017も第13回戦を終え、トップ8への望みを繋いでいる2敗以上のラインに残るプレイヤーも第14回戦上位23卓46人に絞られている。その46人の使用デッキの分布は下記のとおりであった。

アーキタイプ使用者数使用率
ボロス・バーン48.70%
グリクシス死の影36.52%
スケープシフト36.52%
アブザン・カンパニー36.52%
ナイトフォール36.52%
エルドラージ36.52%
エスパー・コントロール24.35%
ナヤ・カンパニー24.35%
親和24.35%
アドグレイス24.35%
ウルザトロン24.35%
ジャンド死の影24.35%
小悪疫24.35%
ドレッジ26.25%
アブザン26.25%
死せる生12.17%
ストーム12.17%
緑黒12.17%
トリコロール・コントロール12.17%
エルフ12.17%
青白コントロール12.17%
4色デルバー12.17%
ナヤ・ブリッツ12.17%
白黒エルドラージ12.17%

 まさに群雄割拠、なんでもありといったデッキ分布。トップのボロスバーンの使用率が10%を切っており、トップメタと目されていた《死の影》系のデッキを合わせても10%をわずかに超える程度である。

 『アモンケット』からの新戦力もモダンに影響を与え、「ナイトフォール」や「ナヤ・カンパニー」の中核に《療治の侍臣》が加わっている。《療治の侍臣》が無ければ、これほどの使用率にはならなかったであろう。

『アモンケット』からのモダン環境新戦力

 その他、「エスパー・コントロール」、「小悪疫」、「トリコロール・コントロール」、「4色デルバー」、「ナヤ・ブリッツ」などが、Magic Onlineの上位デッキなどであまり見ないデッキであろうか。

 また、全体的に攻める側のデッキが多い。あまりにも多種多様なデッキがあり、コントロールが幅広くいろいろなデッキを受け切るというのは難しい環境であるのかもしれない。

 このような幅広いデッキのどれにもチャンスがあるというのがモダンの大きな魅力である。みなさんも今回の上位デッキの中から、自分が昔使った好きなデッキのパーツを流用できるデッキや、興味を持ったデッキを組んで使ってみてはいかがだろうか?

day2_all.jpg
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RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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