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グランプリ・神戸2014

戦略記事

第14ラウンド展望、トップ8に向けて

by 中村 修平

 グランプリも、はや第14ラウンド。

 2,270人の頂点を決める戦いも佳境に入りプレイオフ、8人へと残る可能性のあるプレイヤーは29人にまで絞られた。

 その彼らの使用デッキと対戦組み合わせは以下のようになっている。

親和風景の変容
青黒ヤソ風景の変容
緑タッチ赤トロン青白赤テンポ

 テーブル3までは1敗ラインであり、彼らはここで敗れてもまだ最終ラウンドで勝てばトップ8への可能性が残されている。

青白赤デルバー青赤双子
親和青白赤コントロール
風景の変容緑白青呪禁
ジャンド青白テンポ
タルモ双子親和
青赤双子親和
黒緑白出産の殻
赤白バーン赤黒バーン
黒緑青緑赤コントロール
青赤双子蔵の開放
赤白バーン親和
グリセルシュート青白コントロール
(※最終行の「青白コントロール」は2敗1分けなのでトップ8の可能性がない)

 彼ら12組24人のプレイヤーについては、このラウンドを勝った上で更に次のラウンドにも勝ち、実はそれでもまだ足りない。同点内でも、これまでの対戦相手の勝率で競争者に競り勝たなければならないのだ。

 予測される最終ラウンド終了時での2敗ライン以上のプレイヤー数は11人。脱落するのは3人。だがそこに至るまでにでもまだまだ険しい戦いは続く。


 デッキ分布としては、黒緑系デッキは29人中3人、出産の殻は1人と勢力を落とし、替わって親和の5人、双子の4人が最多勢力となっている。

 バーンも3人が残っているのだが、同系対決が発生しているので次のラウンドには数を減らすことが確定している。

 これまでに観戦記事で紹介していない勝ち残りデッキとしては、青緑赤コントロール、トロン、蔵の開放といったところか。

 果たして彼らは次のラウンド展望でも姿を見せてくれるのだろうか。

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