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グランプリ・千葉2018

トピック

マジック25周年の歩みとプレイヤーたちの年表 後編

Yuichi Horikawa

 グランプリ・千葉2018の会場では、25周年にちなんで、マジックの年表が展示されています。

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 ここでは、前編に引き続き、2005年以降のマジックの歩みと、プレイヤーたちの歴史を紹介していきます。

2005年 鍛冶 友浩さんの場合

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 この年に、プロツアー予選に出るためだけに、アメリカに行きました。

 このころは、プロツアーの前日に、そのプロツアーの会場で予選が開催されていて、この年のプロツアーは唯一これだけが、出場権利が無かったので、それを得るためにアメリカまでわざわざ行きました。

 と言うのも、この年はルーキー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)がかかっていたこともあって、かなり前のめりに取り組んでいました。

 結果は、0-2でドロップしちゃいましたが。

 でも、このころは、日本からわざわざアメリカのプロツアー予選に出る人なんて誰もいなくて、現地のプレイヤーに珍しがられてめっちゃ仲良くなりましたね。

 その当時は、プロツアー会場で一般プレイヤーも参加できるサイドイベントがあって、ぜんぜん知らない現地のプレイヤーとチームシールドに出たりして、気が付けば、10人ぐらいのプレイヤーと一緒に夕飯に行ったりしてましたね。英語も全然話せなかったんですけどね……。

 でも、たまたまそこで知り合ったプレイヤーたちは結構強い人たちだったみたいで、次のプロツアーでまた再会したりと、思い出のプロツアーでしたね。出てないけど……。

2006年 パリにて世界選手権開催

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  • 世界選手権/パリ(スタンダード/ドラフト/エクステンデッド)

 三原槙仁さんが「ドラゴンストーム」を使用して優勝する。

2008年 神島 要さん(富山)の場合

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 その頃は、仕事で、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の本社(アメリカのシアトル)に行くことがあったんですが、そこでとてもうれしいサプライズがありました。

 たまたま、出張で行った時が、私の30歳の誕生日でして、ロン・フォスターさんが、その情報をどこかで仕入れていて、バースデーケーキを内緒で用意してくれていたんですよ。

 マナシンボルのバースデーケーキで、それは今でも忘れられないですね。

 まさか、アメリカで30歳の誕生日を祝ってもらえるとは思ってなかったですからね。

2011年 グランプリ・神戸にて

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  • グランプリ・神戸/神戸国際展示場(エクステンデッド)

 八十岡翔太プロが「青黒フェアリー」にて優勝しました。

 また、三原槙仁プロが「オーメンヴァラクート」にて準優勝しました。

2012年 神立 まことさん(東京)の場合

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 『基本セット2012』でマジックを始めて、『闇の隆盛』で初のドラフトに参加したんです。

 そこで《イニストラードの君主、ソリン》をパックから引いたので、このドラフトは絶対に勝てるって思ってたんですが、全然ダメでした。結果、《イニストラードの君主、ソリン》は順位取りで、他の人が持っていってしまいました。

 それで、順位取りの僕の番が回って来た時に、何のカードをピックしようか悩んでいたら、「君アグロ好きやから、《スレイベンの守護者、サリア》なんてどう?」っとアドバイスを貰って、それを取ることにしたんですよね。

 それから、このカードを使ってみたら、このカードの魅力に取り付かれまして、今は、モダンも、レガシーもこのカードを使うデッキを使用しています。

 1枚だった《スレイベンの守護者、サリア》 はいつの間にか、8枚になっていましたね。

2013年 マジック20周年

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 20年前の8月2日に初めてマジックのブースターパックが開封されたことを記念して、この日を「世界ブースターパック一斉開封の日」としました。

2014年 大角さんの場合

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 この年のグランプリ・名古屋の会場で、マッサージのスタッフとして活動を始めました。

 元々そういった仕事をしていたのですが、弟がマジックのジャッジをしていてその紹介で、グランプリ会場でジャッジの方々を対象にマッサージをすることになったのです。

 その後のグランプリでは、ジャッジの方々だけでなく、一般のプレイヤーの方も対象にマッサージをさせてもらったりと、とてもありがたいことです。

 今は人手の関係で、またジャッジの方々だけを対象にした活動にはなっているのですが……。

 私も『基本セット第4版』の頃からマジックをやっていたのもあって、マジックに携わる方々の力になれるのは、ほんとうにうれしいですね。

2015年 岡田さんの場合

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 この年に、初めてフィーチャーテーブルで、ライフをカウントする係を務めることになりました。

 それまでは、フィーチャーテーブルのライフカウントは、紙のフリップをめくるシステムだったそうです。

 ですが、この年からはCGでの処理になりまして、それをカウントする専属の人が必要になるぞということで、運よく私に白羽の矢が立った形ですね。

 と言うのも、この頃は私も学生で、ティーチングキャラバンのティーチャーをやっていたんですよ。

 それで、元々試合を観戦するのも好きだったことが高じて、今の仕事をさせてもらっています。

 ライフのカウントは正確さを求められる緊張感のある仕事ですが、同時にフィーチャーテーブルで、数々のすごいプレイヤーたちのプレイを間近で見れるんですから、まさに特等席ですね。

2017年 プロツアー『カラデシュ』開催

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 プロツアー『カラデシュ』にて、八十岡翔太プロが優勝しました。

 個人としての初のプロツアー優勝を飾り、2015年に殿堂入りした実力をいかんなく発揮しました。

2018年 マーク・ローズウォーター氏ヴァーチャル(?)化

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 マーク・ローズウォーター氏(通称マロー)が25周年を記念して、日本で等身大パネル(ヴァーチャル)化しました。

 会場のいたるところに、音声対応(ボタン、もしくは感知式)のマローボードが乱立しました。

 グランプリ会場で、幾度となくマロー語録が語られ、その姿は、まさにヴァーチャルユーチューバー的な、新たな何かだったと言われたとか、言われなかったとか……。


 さてさて、いかがでしたでしょうか?

 スペースの関係上、すべては紹介できませんでしたが、人に歩みあり、マジックに歴史ありといった感じで、私の考えもしなかったエピソードがたくさん聞けました。

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 この年表に、あなたなら、いつに、何を書き加えますか?

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RESULTS

対戦結果 順位
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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