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『タルキール龍紀伝』 プレリリース入門

Gavin Verhey

2015年3月16日

原文はこちら

 私たちの知るタルキールの世界は、少しの変化を迎えている。

 『タルキール覇王譚』では、世界に龍はいなかった。 『運命再編』では、サルカン・ヴォルが過去へ遡りウギンの生命を救った。その結果、タルキールには再び龍が姿を現した。

 そして今、舞台は再びこの場所に。 今一度、タルキールの世界に。 ここはこれまでと同じ次元だが――だがそれでも、大きく異なる場所になっている。

 『タルキール龍紀伝』へようこそ。

 今こそこの新しい世界で、5体の龍のうち1体と手を携えるときだ。 ドロモカのために、あるいはオジュタイ、シルムガル、コラガン、アタルカのために戦う意思はあるか?

 ならばプレリリースだ!

 今回のプレリリースは、君たちの龍への忠誠を示す絶好の機会となる。なんなら君たち自身が龍になり、不運なタルキールの住民たちを焼き払うことだってできるぞ! そいつはスゴいと感じたなら――まあデッキ構築のヒントやプレリリースの楽しみ方を知りたいだけでも――このまま読んでいってくれ!

龍の戦士たち

 タルキールは危険極まりない場所かもしれないけれど――プレリリースはその世界を見に行くのに最高の(そして最も安全な)方法だ! いつも言っているけれど、プレリリースは私の大好きなイベントのひとつだ。 使用されるセットは最新のもので、プレイする人たちは全員がそのセットを初体験する。

 私が初めて参加したイベントもまたプレリリースで、それは2001年、私がまだ11歳のことだった――本当に楽しくて、それ以来私はプレリリースを毎回心待ちにしていたよ! そして、それから14年が経ち、ウィザーズに入った今でも、私はプレリリースが各地でどのように行われたのか目にするのを心待ちにしている!

 これは、誰よりも早く新しいカードをプレイし、友人すべてに先駆ける最初の機会だ。 誰よりもね。 そして何より、敷居が低く、カジュアルなイベントで、ただたっぷりと楽しむものなのだ!

 すでにシールドデッキの経験を積んでいる方は、次の項まで読み飛ばしてくれても構わない。飛ばした先では、『タルキール龍紀伝』ならではの違いと、地元のお店で楽しめるであろう特別なものについて語ろう。 (例えば、タルキールの住民たちに向かって炎を雨あられと降らせる方法とかね!) だがシールドデッキのお祭りが初めてだという方や、もうちょっとアドバイスが欲しいという方は、ぜひこのまま読み進めてくれ!

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 さて。 それではステップ1は、まず何よりも、この「プレリリース」の場所に、実際に到着しなければならないということだ。 どうやったら行けるのだろうか?

 まず特に行きつけの店舗がないなら、店舗・イベント検索を使って、最寄りの店舗を探すのをお忘れなく! 店舗では事前登録も行なわれているかもしれない。 プレリリースは私たちが提供するイベントでも最も人気のあるもののひとつなので、その店舗で参加するのに事前登録が必要かどうかを確かめておくことをお勧めしよう。 イベントが満員だとわかるのが、会場を訪れてプレイできないことを知ってからというのでは全くもって遅すぎるので、先を見ておくに越したことはない。

 よし。 完璧だ。 参加できる店舗が見つかったようだね。素晴らしい! それじゃあ次だ!

 タルキールは危険がいっぱいで、君たちがプレインズウォーカーでも、龍でも、あるいはそこらをさまよう単眼のホムンクルスでも、旅の準備はしっかりと整えることが大切だ! このイベントではその場で手に入れたカードを使ってデッキを組むことになるのだが、それだけではなく、やれることはたくさんある。

 例えば、ラウンドの合間に遊ぶためにスタンダードのデッキや統率者戦のデッキ、それからトレード用のカードファイルを持って行っても構わないし、ライフを記録するためのペンと紙、軽食のための飲料水やグラノーラ・バーもあるといいかもしれない。 プレリリースの1回のイベントは約4~5時間を要するから、『ライオン・キング』でも歌われているように――さあ、一緒に歌おう――じゅん、びいいだあああああ!

 オーケー、繋ぎのミュージカルはこの辺にして、続きを見ていこう。 君たちは店舗を見つけ、旅に必要なすべてを信頼できるバッグに詰め込んだ。 『ヒックとドラゴン』を4回くらい観て、パックから出てくる龍たちにどんな名前をつけるかも考えたね。

 ということは、次は...

龍の棲家

 ここまでずっと『タルキール覇王譚』ブロックを追ってきていても、この『タルキール龍紀伝』で初めてこの世界を訪れるとしても、初めの一歩は同じだ。 何と言っても、ここはまったく新しい世界なんだから!

 もし君たちが『タルキール覇王譚』の影響で3色のカードについて考えを巡らせているなら、思考を切り替える必要があるだろう。 『タルキール龍紀伝』は2色のセットなのだ。 ああ、その通り。 君たちは5体の「龍王」のうち1体のもとに集うことになるが、それらはどれも2色だ。 『運命再編』で初めて目にした「龍王」たちは、1000年以上の時を経て、なおこの世界に生き続けている――そして今、それぞれが氏族を支配しているのだ!

 新しい氏族はどうなっているのだろう? それぞれの氏族を選ぶと、何ができるのだろう? よし、ちょっと5つの氏族を通して見てみよう!

ドロモカ
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 ドロモカは軍勢を鍛え上げ、敵を打ち倒すのを好む。 緑白のドロモカの氏族は大量のクリーチャーを展開し、『運命再編』からの再登場となる「鼓舞」メカニズムで強化することができるのだ。 ドロモカと手を組み、強力な軍勢で敵を圧倒しよう!

オジュタイ
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 白青のオジュタイの氏族はテンポを重視したゲームを好み、呪文でアドバンテージを取っていく。 オジュタイの氏族が誇る呪文の多くは「反復」メカニズムを持ち、その効果を2回使える! 強力なソーサリーであれ、クリーチャーの戦闘を支援するシンプルなインスタントであれ、こちらの放つ呪文は倍の効果を持つのだ! 上空まで舞い上がり、呪文を駆使して賢く敵を倒すのが好きなら、オジュタイがぴったりだろう!

シルムガル
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 シルムガルは残忍な龍であり――彼の信奉者もまた狡猾だ。 青黒のシルムガルの氏族のカードは、ずる賢く多彩な動きを見せる。それは新メカニズムの「濫用」によるところもあるだろう。 「濫用」を持つクリーチャーは、クリーチャーを生け贄に捧げることで追加効果を得ることができる(自身を生け贄にしてもオーケーだ!)。 「このクリーチャーが死亡したとき」誘発する能力を持ったものや、あるいはもう役に立たない小型のものは戦場にいるかい? 偉大なるシルムガル様のご威光のために、それを生け贄に捧げるのだ! 多彩な動きが好きで、クリーチャーを生け贄にすることを厭わないなら、シルムガルにその心を捧げよう!

コラガン
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 速く、無駄なく、容赦なく。 黒赤のコラガンの氏族は、強打を繰り出しゲームを素早く決めにかかる。 この氏族も『運命再編』のときと同じ「疾駆」メカニズムを用いるぞ! 「疾駆」によって、クリーチャーたちはより早く戦場へ飛び出し、さらに速攻を持つため素早くダメージを稼ぎ出す。 攻撃的に、そして迅速に敵を倒したいなら、コラガンがぴったりだろう。

アタルカ
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 巨大な龍が飛び交うこの世界において、赤緑のアタルカの氏族は最高に強固な盤面を築き上げることを望む。 この氏族の持つ新メカニズム「圧倒」は、戦場にあるパワーの合計が8以上になったときにクリーチャーがより強力になるというものだ。 大型クリーチャーの組み合わせでも小型クリーチャーの組み合わせでも、アタルカの氏族は君たちの協力を歓迎するぞ。 大型クリーチャーで強打を放つことや、戦場のパワーを8以上にすることに血が沸くなら、アタルカを選ぼう!


 オーライ! 仲間になりたい2色の龍を選んだね。 それでは、すべてを始める時だ!

 店舗に行き、氏族を選ぶ。(もし事前登録をしているなら、そのときにすでに氏族を選んであるかもしれない。)その氏族の箱を受け取ったら、行動の時だ!

 箱の中には素敵なものがたくさん入っている。 中でもその日の最大の鍵は、シールドデッキを構築するために必要なカードを収めた、6個のブースターパックとなるだろう(『タルキール龍紀伝』4個、『運命再編』1個、そして選んだ色をプレイする助けとなるカードがたくさん入った特別なブースターが1個だ)。

 まず、パックを開封しよう! 楽しい効果音をつけてもいいね(効果音がつくだけですべてがよくなるからね)。遠慮せず、火を吐く真似をしてくれ。 そうすると、カードの束を手にすることになる。

 さて、今から何をする?

 もちろん、デッキを構築する時間だ!

 シールドデッキは、普通のデッキ作成とは少し違うところがある。 目の前にあるカードのみを使ってデッキを作成することになる。加えて、基本土地は好きなだけ使える。 また、最小サイズが60枚である普通の構築デッキと異なり、デッキは40枚以上であればよい。

 シールドでのデッキ作成は難しくなりがちだ――そこで、特別なブースターパックの出番だ!

 「龍王」を選んで箱をもらうと、その「龍王」に応じた内容の特別な「イベント用ブースターパック」が、ビニールに包まれた状態で箱の中に入っている。 その「イベント用ブースターパック」の中身が、どの色をプレイするかを見定める助けになるだろう。 このパックには、選んだ「龍王」の色のカードのみが含まれている――つまり、選んだ色のデッキを機能させるための非常に安定した選択となる。

 望むならどの色でもプレイすることはできるが、ほとんどの場合、選んだ「龍王」の色をプレイした方が有利になるだろう。 そこで私が推奨するのは、他のカードを一旦すべて脇によけておき、選んだ2色から最高のカードを選んでいくことだ。 もし、他の色で本当にクールなレアや強力なカードが出てそれをプレイしたい場合、それも脇によけておいて後で検討しよう。もし適切なマナ調整ができる土地があるならそれを「タッチする」ことも考えられるが、通常は別の色のカードは片付けてしまうことになるだろう。

 オーライ、それじゃあこうして分けたカードすべてから、デッキに採用したい22~23枚のカードを絞り込んでいくためにはどうしたらよいだろう? さあ、カードを並べてみよう!

 選んだ色のカードを手に取り、クリーチャーをマナ・コスト順に並べていく。 こうすることで、ゲームのどの段階でそれぞれのクリーチャーを唱えることになるかが分かりやすくなる。 (この時点では、必要なマナに届いたらすぐにプレイしたいようなカードでなければ、クリーチャーでないカードを並べないほうがいい――例えば、《魂火の大導師》は通常2ターン目に唱えることになるが、《焙り焼き》はそうではないだろう。 また、「予示」を持つインスタントとソーサリーはすべて、クリーチャーとして数えることになるだろう)。

 クリーチャーの良い「マナ・カーブ」は、うまく動くシールド・デッキを作るにあたって極めて重要なものだ。 カーブの一カ所に大量のカードがないようにしたい。重要なことは、序盤で軽い呪文を、終盤で重い呪文をプレイできるような良い配合にすることだ。 リミテッドのごく一般的な基準として、私はこのようにプレイしたいと考えている。

1マナ: 0~2枚

2マナ: 4~6枚

3マナ: 3~5枚

4マナ: 4枚

5マナ: 3枚

6マナ以上: 1~2枚

 これが絶対というわけではないが、良い出発点にはなる。 お気に入りを選んで、これらの数になるまでクリーチャーを選び抜こう。 ちなみに、「大変異」を持つクリーチャーも3マナでプレイできることを覚えておいてくれ。しばしば足りない3マナ域を補うのに使えるぞ!

 さて、核となるクリーチャーの基盤を見定めたね。次はそこへ呪文を加えよう! 選んだ色からお気に入りのカードを抜き出し、デッキを22~23枚にしていく。これで、呪文の準備もできた!

 最後に、マナ基盤を作り上げよう! 『タルキール龍紀伝』では2色でデッキを組むのがセオリーだが、『運命再編』のマナを調整するカードや『タルキール龍紀伝』の「碑」を用いて、3色に仕上げることもあるだろう。 とりわけ3色で組む場合において、呪文を確実に唱えられるようにすることは重要だ。

 選んだ色のマナを生み出す基本でない土地は、絶対にすべて採用しよう。 たとえ戦場にタップ状態で出るものであっても、確実にカードを予定通りにプレイできるなら安いものだ。 より重いマナ・コストのカードよりも、選んだ色のマナを生み出す土地をより多く採用する方が望ましい。これで、確実に軽いカードを予定通りにプレイできるだろう。

 ヒントにもっとご興味がおありかな? 以下は、デッキ作成の際に気に留めておきたいいくつかの事項だ。

  • 40枚を超えたデッキを使うこともできるが、可能な限り40枚ちょうどに強くこだわるべきだ。 41枚目以降のすべてのカードは、デッキに入れた素晴らしいレアを引く確率を下げてしまうだろう!
  • 検討すべき土地の比率は、概ね土地17枚と、土地以外23枚にすべきだ。 100%当てはまるものではないが、ほとんどのリミテッドのデッキはこの比率に収まり、大抵の場合、私もそうしている。
  • 低コストのカードと高コストのカードを組み合わせよう。 全部を軽く、小さいクリーチャーにした場合、たった1枚の大きなクリーチャーで止められてしまう。また全部を重く、大きなクリーチャーにした場合、それらを唱える前に序盤で勝負を決められてしまう恐れがある。 2マナ、3マナ、4マナ、5マナのクリーチャーが含まれている構成にこだわろう。 シールドデッキの勝ちゲームの多くは、第2~3ターンから毎ターン続けてクリーチャーを唱えることによって得られる。
  • 回避能力が重要だ! しばしば、シールドデッキのゲームは膠着状態に陥り、両方のプレイヤーが大量のクリーチャーを持ち、しかしどちらも効果的に攻撃できない、ということが起きる。 飛行のような能力を持つクリーチャーは、こうしたクリーチャーによる膠着状態を打破できるようにしてくれる。

 シールドデッキについてさらに深く探求したいなら、読むと学べる記事として以下を挙げる(各記事のリンク先は英語)。

双頭巨人戦

 いくつかの店舗では、シールドデッキの中でも「双頭巨人戦」と呼ばれる形式を開催している(しばしば略して「2HG」とも)。これは2人のプレイヤーがチームを組んで、他のペアと対戦するものだ。 各ペアは2個のプレリリース・パックを受け取り、そこからデッキを構築する。(同じ氏族でなくても構わない。どの2つの氏族が組み合わせてうまく行くかを探してもいいし、同じ氏族で力を倍にしてもいい!) 店舗で双頭巨人戦を扱っている場合、イベント主催者がより詳しく説明してくれるだろう。

オープンデュエル

(編訳注 3月20日追記:日本国内の『タルキール龍紀伝』プレリリースでは、エントリーセットを用いた「オープンデュエル」は開催されません。ご了承ください。)

カードのその先へ

 パックから現れた見事なカードたち(運が良ければ龍たちも!)に加えて、箱の中には他にもクールなものがいくつか入っている!

 まずはプレリリース・プロモカードだ。 このプロモカードはデッキに入れてプレイすることができるため、待ちに待った絶好の機会となるだろう。デッキ構築に使うカードの束に入れることをお忘れなく!

 それから、今回で一番クールでユニークなのが、特別なスピンダウン・ライフカウンターだ! いや、本当にスゴいよ――まずは見てくれ。

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 それぞれのライフカウンターは、各「龍王」の吐く息をテーマにしている。 例えば、コラガンはその口から稲妻を飛ばすため、それをイメージしたものになっているのだ。 どれも集める価値のあるものばかりだから、失くしたりしないでくれよ。

 そしてこのライフカウンターは、ただのコレクションじゃないんだ......

 なんとタルキールの世界に炎を雨あられと降らすことができるのさ!

 どういうことかって? よし、いよいよ今回の『タルキール龍紀伝』プレリリースならではの特別なことをご紹介するときがきたね。それは、これまでやって来たこととまったく異なるものだ。 準備はいいかい......

「Tarkir Dragonfury」!

 小さな欠片がまっすぐ立つ、この見事なゲーム盤が全店舗に配布される。

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 舞台はタルキールだ。 そして、おや、見てくれよ。そこかしこにオークやら人間やらゴブリンやらがいるね。 なかなかカッコいいし、可愛らしいし、害は無さそうに見えるじゃないか......

 よし、今こそ龍となり、できるだけ多くの破壊をもたらすときだ!

 どのように遊ぶのかご説明しよう。 ゲーム盤に近づき、よく吟味する。 どの方向から攻撃するのが一番いいか見つけるんだ。 それから、プレリリース・ボックスに入っていたスピンダウン・ライフカウンターを振り、できるだけ多くの欠片を倒そう。(ライフカウンターがどうして「ドラゴンの息」をテーマにしているのか思い出してくれたかな? そう、今こそ「ドラゴンの息」を吐き出すチャンスなのだ!)

 欠片それぞれに点数が書かれている。 倒した欠片に書かれている点の合計が君の点数だ。

 だがボーナス・ポイントもあるぞ。 ゲーム盤の真ん中に円があるのが見えるだろうか? その円の中でスピンダウン・ライフカウンターが止まったら、得点が2倍になるのだ! ぴったり狙いを定めれば、大きな点数を稼げるだろう。

 定規を当てて、物理に詳しい友達と相談して、最高のロールを決めよう!

 だがもちろん、私たちも君の番が終わるのをずっと待ってはいられない。 ダイスを振れるのは2回までだ。 2回のうち得点の高かった方を、スコアシートに書き込んでくれ! それが順位表にもなるぞ。 お店で一番のポイントを稼ぎ出そう!

 おっと、賞品として特別なプロモカードがあることは言ったっけ?

 3点以上のポイントを獲得すれば、プロモカードが配布されるんだ! 配布されるプロモカードは以下の通りだ。

 3ポイント獲得? よし、《進化する未開地》を進呈しよう!

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 9ポイント分の敵を倒した? 《進化する未開地》に加えて、《ドラゴンの餌》を進呈だ!

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 12ポイント獲得した人は、《進化する未開地》と《ドラゴンの餌》だけでなく、《龍王の召使い》も手に入る!

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 そして、18ポイント分もの大量の敵を倒した暁には、ここまで挙げた3枚と......レアの《仇滅の執政》も得られるだろう。

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 まとめると、好きな場所からスピンダウン・ライフカウンターを2回振り、その得点に応じて素敵なプロモカードが手に入る。 無料でカードがもらえて、「しかも」龍になれるんだって? 私も参加させてくれよ!

 今回の「Tarkir Dragonfury」のようなアクティビティは、マジック初の試みだ。ぜひプレリリースに足を運んで、楽しんでくれ! 君たちがどれだけ強力な龍なのか、腕試しをしようじゃないか。

新たなタルキール、新たなメカニズム

 『タルキール龍紀伝』では様々なことが起きている! 各「龍王」の氏族が持つ5つのメカニズムについては先ほど簡単に話したけれど、「大変異」については一切触れなかったね! 今回のプレリリースでは、タイムマシンに飛び乗ってちょっと 『運命再編』まで戻ることにもなるけれど、もちろん新しい能力もたくさんあるぞ。

 『タルキール龍紀伝』のメカニズム記事から抜粋して、ひとつずつ見ていくことにしよう。

鼓舞

 鼓舞は『運命再編』での登場時から変更はありません。 鼓舞を行うとは、まずあなたのコントロールするクリーチャーの中で最も小さいタフネスを持つものを見つけます。 同点で最小のものがある場合、その中から1体のクリーチャーを選びます。 その後、そのクリーチャーに「鼓舞」の後の数字に等しい数の+1/+1カウンターを置きます。

反復

 反復は『エルドラージ覚醒』セットでの最初の登場を経て、今回の復活を果たしました。 その仕組みは変わっていません。 反復があれば、インスタントやソーサリーを唱えたとき、さらに2回目をコストなしで唱えることができます。 あなたが反復を持つ呪文を手札から唱えたなら、それをあなたの墓地に置く代わりに追放します。 その後、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはそのカードを再び、今度はマナ・コストを支払わずに唱えることができます。 追放領域から唱えられた後は、それは墓地に置かれます。

濫用

 濫用は新しい能力です。 濫用を持つクリーチャーが戦場に出たとき、あなたは自分のコントロールするクリーチャーを1体生け贄に捧げることができます。 濫用を持つ各クリーチャーは、それが「クリーチャーを1体濫用したとき」に利益をもたらす能力を別に持っています。 つまり、その濫用能力のためにクリーチャーを1体生け贄に捧げることができるということです。 異なるクリーチャーの濫用能力を含めて、あなたが他のいかなる理由でクリーチャーを1体生け贄に捧げたとしても、この能力は誘発しません。

疾駆

 疾駆は『運命再編』での登場時から変更はありません。 疾駆はクリーチャー・呪文に見られる代替コストです。 疾駆を持つ呪文を唱えるに際し、あなたはその呪文のマナ・コストを支払う代わりに、疾駆コストを支払うことができます。 そうした場合、そのクリーチャーは速攻を得ます。したがって、そのターン中に攻撃することができます。 次の終了ステップの開始時に、あなたはそのクリーチャーを戦場からオーナーの手札に戻します。

圧倒

 圧倒は能力語であり、圧倒能力はカードによって異なります。しかし何らかの形で、あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上であるかチェックするという点で共通しています。 あなたがコントロールするクリーチャーのパワーの合計を計算するときには、負の数であるものも含めて、それらの実際のパワーを用います。

大変異

 変異の仕組みについて理解されているなら、大変異もほとんど同一です。 唯一の違いは、あなたが大変異を持つ裏向きのクリーチャーを大変異コストを支払って表向きにしたとき、それが突然、通常の特性を持つようになるだけではなく、その上に+1/+1カウンターを1個置くことができることです!


 これらに加えて、『運命再編』から以下のふたつのメカニズムが姿を見せるかもしれません。

予示

 カードを予示するときには、あなたはそのカードを戦場に裏向きで置きます。 裏向きである間、それは無色で2/2の、カード名やクリーチャー・タイプや能力を持たないクリーチャーです。 裏向きのクリーチャーは、あらゆる点でクリーチャーです。 それがクリーチャー・カードであるならば、あなたが優先権を持つときならいつでも、予示されたクリーチャーを表向きにすることができます。 そのマナ・コストが何であるかを公開し、そのコストを支払うことで、これを行います。 これにより、対戦相手はそのカードがクリーチャー・カードであることを知ることになります。 そのカードが表向きになると同時に、それは通常の特性を持ちます。 あなたがクリーチャーでない呪文を予示していた場合、あなたはこの方法で表向きにすることはできません。 あなたが偶然、変異を持つカードを予示していた場合、あなたは(それがクリーチャー・カードであるならば)マナ・コストを支払うことでも、変異コストを支払うことでも、それを表向きにすることができます。

混成マナ

 『運命再編』セットのカードの中には、混成マナ・シンボルを含む能力を持つものがあります。 混成マナ・シンボルは、その2色のマナのうち、どちらでも支払うことができます。 複数の混成マナ・シンボルがコストに含まれる場合、あなたはそのそれぞれについて違う色を選ぶことができます。

冷静に、龍の背に登れ

 『タルキール龍紀伝』は、『タルキール覇王譚』ブロックの中でも斬新なセットだ。 新しいメカニズム、数多の龍、2色に注目したセット。同じ次元を見ていながら――新しい世界の可能性を楽しめるはずだ。

 君たちがみな「龍王」のために戦い、タルキールの住民に向かって「龍の息」を吐き出し、そしてプレリリースで楽しい時間を過ごしてくれたら幸いだ。

 おっと、これから開封することになる素晴らしいカードの数々をチェックしたいなら、カードイメージギャラリーをお見逃しなく――そこではこのセットのすべてのカードが公開されていて、龍が満載だ。

 プレリリースに関する質問やご要望があれば、気軽にツイートを送るかTumblrで質問してくれ。必ず目を通して、できる限りの協力をお約束しよう!

 ぜひこの週末を楽しんでほしい。 燃え上がるばかりの最高潮の興奮で、タルキールの世界の閉幕を迎えようじゃないか!

Gavin / @GavinVerhey / GavInsight

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