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射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」

2016.11.10

射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」第1回:統率者の秋が来た!今年の統率者はお待ちかねのアレだぞ!?

by 射場本 正巳

 お久しぶりです! ウィザーズR&Dの射場本です。毎年恒例となってきた統率者戦専用の製品。今年も11月11日(金)に発売されることが決定しました!やったね!

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寒くなり始めたこのシーズン、屋内で仲間と一緒に統率者戦っていうのはいいものです。

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 さて、毎回のことですが「統率者って何だ?」って人のためにさらっとおさらいしたいと思います。簡単に言うと、1枚の伝説のクリーチャーを中心とした100枚のハイランダーデッキ(基本土地カード以外のカードがデッキに1枚しか入れられない)を使って行う多人数戦です。多人数戦なので友達同士集まってパーティーゲーム感覚で遊ぶにはもってこいなのです!

 もうちょっと具体的なデッキ構築ルールはこんな感じ。

<ルール>
  • 初期ライフは40。
  • ゲーム開始時に「伝説のクリーチャー」1体を指定し、統率領域に置く。この「伝説のクリーチャー」を統率者と呼ぶ。
  • デッキは統率者を含めて100枚。基本土地を除き、同名のカードをデッキに入れることはできない。
  • 統率者の固有色に含まれない固有色を持つカードをデッキに入れることはできない。(固有色とはそのカードのコストやテキストや色指標を参照する。ただし、注釈文は無視する。)
  • 統率者が統率領域にある場合、オーナーはそれを唱えることができる。統率者が戦場以外の場所に置かれるとき、オーナーは代わりにそれを統率領域に戻すことができる。
  • 統率者を唱えるときは、それ以前に統率領域から唱えられていたごとに追加で{2}を必要とする。
  • 統率者が与えたダメージを別個に記録する。同一の統率者から21点のダメージを与えられたプレイヤーは敗北する。

※より詳しいルールや禁止推奨カード一覧については、こちらのページを参照してください。

 禁止カードはあるものの、過去20数年間発売されてきた全部のカードが使えます。ってことは昔遊んでいた思い出のカードも入れ放題。懐かしのカードを引っ張り出して遊ぶには、もってこいです。

 しかし、何もないところから始めるには「古いカードたくさん使いそうだし、カードプール広いから難しそうだなぁ」とハードルが高く感じてしまいますよね。

 そんな感じで気になってるけど、まだやったことない方でも統率者戦専用の製品があれば話は別! ひとつ買うだけですぐにゲームが楽しめちゃうんです。

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 そこで今回は『統率者(2016年版)』のお勧めポイントをピックアップしちゃいますよ!

ここがすごいよ『統率者(2016年版)』

4色がすごい!初の4色レジェンド登場!

 マジックの歴史上4色のカードというものは『ギルドパクト』で登場したネフィリム・サイクルだけで、ほぼ存在していませんでした。そもそもの問題は5色から1色欠けているという状態をカードに表現しにくいので、それであれば5色を作ってしまっていたということですね。

 しかし、今回は念願の4色の、しかも伝説のクリーチャーが登場! これで4色統率者デッキが組めるようになりました! 幅広いカードプールからカードチョイスできるので、デッキに入れたいカードを入れやすくなりますね。

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共闘がすごい!「統率者は1体」の常識が覆る!

 先ほど軽く触れたとおり、統率者戦は統率者として選んだ1枚のカードをリーダーとしたデッキ......のはずでした。しかし、共闘はその常識をくつがえし、2体の伝説クリーチャーが手をとって統率者となることができます!(残りのデッキは98枚になります。)

 そもそも統率者はいつでも召喚可能な追加の手札のような役割を果たしていたわけなので、他の統率者が手札7+1=8枚でスタートするのに対し、7+2=9枚でスタートできるのですからそれだけでお得!

 共闘を持つ2体のクリーチャーを序盤用と後半用、攻撃用と防御用などに分ければ状況に応じて戦い方を調整することが可能です。

 今回は各デッキに3種類の共闘を持つ伝説のクリーチャーが入っています。5デッキあわせて15枚あるので、そのうち2枚の組み合わせは105通り。自分なりの組み合わせを探してみるのも面白そうです。

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新規の伝説のクリーチャーが光っている!

 今までの統率者製品では、新規の伝説のクリーチャーはフォイル版の大判カードで封入されていました。

 しかし、今回は新規の伝説のクリーチャーはすべてがフォイル版で収録されているのです! これには僕も商品を開封した瞬間「おおっ」となりました。やっぱりデッキの中心となる統率者が光っているとそれだけでテンションあがりますよね!!

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なんかレア多くない?

 そーなんです。この構築済みデッキレアが多いんです!各デッキ40枚前後・実にデッキの3分の1以上がレアだったりします。3分の1が土地だとすると、呪文の半分がレアってことですね。なんかお得! もちろんレアだけに非常にパワフル! 過去の統率者製品にしか入っていなかったようなカードなど、統率者戦で欲しい強力カードたちも惜しげもなく投入されています!

 例えばこんなカードも......

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 もちろん、レア以外にも《太陽の指輪》、《統率の塔》のような統率者戦での基本カードもばっちり入ってるので、安心して始められますね。

『統率者(2016年版)』の各デッキ紹介

 どうです?興味出てきました? 最後に各デッキについて軽くお勧めポイントを紹介したいと思います。

無規律な反乱
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 《大渦を操る者、イドリス/Yidris, Maelstrom Wielder(C16)》は戦闘ダメージが通れば手札から唱える呪文すべてに続唱が付く面白統率者。デッキ自体は《命運の輪/Wheel of Fate(C16)》のような手札を捨てて引き直す系のカードが何種類も入っており、墓地を利用して戦うことが想定されています。

 相手も手札を捨てられてしまうので戦略を立てて待つというより前のめりに戦況の変化を楽しむゲームになります。混沌なゲームを楽しみたい人にお勧めのデッキです!

公然たる敵意
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 《不撓のサスキア/Saskia the Unyielding(C16)》はデッキタイトルにあるとおり、公然と敵意をむき出しにして特定の対戦相手にダメージを与えるアグレッシブな統率者です。

 デッキはトークンなどで戦線を横に広げ、全体を強化して面で押していくという王道のものです。

 統率者戦の基本的な駆け引きを楽しめる、統率者戦初心者にお勧めのデッキです。

確固たる団結
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 《メレティスのキナイオスとティロ/Kynaios and Tiro of Meletis(C16)》は二人で一人。1体で共闘を体現しているかのようですね。能力もデッキを体現しているかのようなアドバンテージ・エンジン。

 デッキはカードを引き増しながら自分に攻撃がこないように仕向け、安全地帯から盤面をコントロールしていくテクニカルなもの。フィクサー(黒幕)気分を味わいたい人にお勧めのデッキです!

致死性の繁殖
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 《法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice(C16)》はどれだけ能力付いているんだというような超ハイスペッククリーチャー。増殖が示すようにデッキはカウンター、特に+1/+1カウンターに焦点が当てられています。致死性という名前ですが毒カウンターは入っていませんでした。統率者でも毒なら10点で倒せてしまうので強すぎたのかな?

 +1/+1カウンターだけでも十分すぎるほどに強力。一度動き出したら手が付けられなくなるタイプのデッキです。単体強化が好きで、たくさんのカウンターをクリーチャーに載せたい人にお勧めのデッキです!

優越性の仮託
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 《エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper(C16)》は戦場に出たときにお供を2体連れてくるだけでなく、生け贄にすることでいろいろなことができる可能性のある統率者。なんかコンボのにおいがしますねー。

 デッキはアーティファクトに焦点を当てており、墓地を絡めてぐるぐるとアーティファクトを使い倒すことができます。アーティファクト好きの人にお勧めのデッキです!


 さあ、自分のタイプに合ったデッキはあったでしょうか? それぞれの製品の特徴については、先日配信した「こちらマジック放送局!!~11/11発売『統率者(2016年版)』製品情報~」でもご紹介しています!

 統率者戦というのは見ているだけではなく実際にプレイしてみるともっと楽しいですよ! どうぞこの機会に製品を手にとってみて、統率者戦がどういう遊びかを体感してもらえたらうれしいです。

 それではまた次回!

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