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第64回:プレミアイベントスケジュールの発表と、パーマネントと領域

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ウィザーズプレイネットワーク通信


ご注意:本記事は掲載当時の情報をもとに制作されたものです。現在の制度・プログラムと異なる場合がありますので、最新の情報は ウィザーズプレイネットワーク 公式サイト を必ずご確認ください。

2011.08.23

WPN通信 #64:プレミアイベントスケジュールの発表と、パーマネントと領域


 こんにちは。ウィザーズプレイネットワーク日本担当の宮坂です。

 焼肉食べたり、実家でゴロゴロしたり、高校野球をテレビ観戦したり、花火を見たり、カラオケしたり、焼き肉したり、とそれなりに充実した夏を過ごしたわたしですが、休みの最後にはマジックをプレイしました。久しぶりのトーナメントで!

 基本的に認定トーナメントでマジックをプレイすることはできない身体になってしまったのですが、本社の偉い人から「カジュアル(Non-Rated)だったら出てもいいからね」というお達しが統率者の発売日ごろにあったんですね。それ以来、手ぐすねを引いてチャンスをうかがっていたのですが、ようやく機会が訪れました。

 参加したのは、最近話題沸騰中(?)らしいモダン構築! 将来認定フォーマットとなること、プロツアーフィラデルフィアの構築フォーマットとして採用されることが発表になったばかりですが、現在はまだモダンの大会を申請することはできません。やる場合は、カジュアル構築として申請・報告するんですね。つまり、現在はわたしも参加できるということです!

 そういうわけで、エントリーが奇数だったトーナメントに晴れて数合わせとして参加できました。久しぶりの真剣勝負は......借りたデッキだったのでよく動きが分からないうちに毒殺されたり、コンボ決めて勝ったり、カウンターをかいくぐることができずに負けてしまったり、とバラエティに富んだゲームができて楽しかったです。トーナメントでいろんなデッキ・いろんなプレイヤーと対戦できるのはマジックの醍醐味ですね。

 今後は機会を見つけて店舗でおこなわれているカジュアル構築や多人数戦のイベントにも参加したいなあと思います。まずは自分用のモダンと統率者のデッキを持ち歩くところからスタートですか。


グランプリ・広島のイベント案内が発表されました

グランプリロゴ

 今秋 10/29~30 に開催されるグランプリ・広島のイベント案内が発表となりました。
 新エキスパンション「イニストラード」発売後に開催されるグランプリ・広島のフォーマットはスタンダード構築戦、会場は広島県立産業会館です。グランプリ・広島で 16 位までに入賞されたプレイヤーは、来年 2 月に開催されるプロツアー・ホノルルへの招待権を獲得できます。

 グランプリはどなたでも参加できるオープン形式のトーナメントです。新しいエキスパンションがスタンダード入りしてがらりと変わる新環境最初の大規模トーナメントを制して、ホノルル行きの切符を手にするのはあなたかもしれない!

 来日するアーティストは、イゴール・キエールック。《大修道士、エリシュ・ノーン》、《静寂の守り手、リンヴァーラ》、エルズペスvsテゼレット版の《遍歴の騎士、エルズペス》と《求道者テゼレット》など、美麗なイラストには定評のあるアーティストです。今回のサイン会もなかなか壮絶な戦いとなること必至といえるイラストのラインナップですね。

 会場でおこなわれるアトラクションや併催イベントについては詳細が決まっていないようですが、これから決まり次第追加されていくでしょう。まずは会場近くにホテルを用意して、ディナーのプランを立てるところから始めちゃいましょう!


2012年最初のプロツアーはホノルルで、翌週は神戸でグランプリ!

 さらりと書きましたが、2012 年最初のプロツアーが「闇の隆盛」の発売に合わせ、 2/10~12 にホノルルで開催されることが発表となりました。同時に、3 月までのグランプリ開催スケジュールも公開されました。

 来年のグランプリは第一週オースティンから始まり、3 月末日までに 11 週にわたって 15 ヶ所で開催されます。日本では、プロツアー「闇の隆盛」ホノルル大会の翌週、 2/18~19 に神戸で開催されます。いずれのグランプリもフォーマットは未定ですが、スタンダード、リミテッド、レガシー、エクステンデッド、あるいはモダンのいずれかで開催されると案内されています。

 グランプリの開催数が増加するという発表が以前ありましたが、それにしてもすごいペースになってますね。開催地の詳細はリンク先でご確認ください


bnr_testing.png

パーマネントと領域

 さっそくですが、問題です。

例題

 パーマネントは4つの位相を持つ。

 ◯か×か?


 


答:◯


パーマネント

 マジックにおいて、戦場にあるカードやトークンはパーマネントと呼ばれます。カードやトークンは戦場に出るとパーマネントとなり、効果やルールによって戦場から他の領域に移動したときにパーマネントではなくなります。

 パーマネント・タイプには、


  • アーティファクト
  • クリーチャー
  • エンチャント
  • 土地
  • プレインズウォーカー

 の5つがあります。

 インスタント、ソーサリーの2つは、戦場に出ることはできず、パーマネントにもなることはできません。これら2つのタイプを持つカードが戦場に出る場合、それは代わりに元いた領域にとどまります。

 残り1つのタイプ、「部族」を持つカードがパーマネントになれるかどうかは、それが他に持つカード・タイプに依ります。


パーマネントのオーナーとコントローラー

 カードであるパーマネントのオーナーは、そのカードのオーナーです。パーマネントのコントローラーは、通常、それをコントロール下で出したプレイヤーです。トークンの場合、オーナーもコントローラーも、それをコントロール下で出したプレイヤーです。

 例を出しましょう。 A と B で対戦をしていて、A が《内にいる獣》で B のパーマネントを破壊したとします。出てきた3/3の緑のビースト・トークンは、オーナーもコントローラーも B になります。


トークン

 効果によってトークンが戦場に出ることがあります。トークンを生成する呪文や能力が、トークンのパワー/タフネスや色といった特性の値を決定する場合、その値はトークンに記載される「文章」になります。これはカードに印刷された文章と同様に機能します。例えば、《ロック鳥の卵》によって戦場に出る鳥・トークンは、「飛行を持つ白の3/3の鳥・クリーチャー」という特性を持っています。

 トークンを生成する呪文や能力が、そのトークンのカード名とクリーチャー・タイプを決定します。特に書かれていない限り、トークンのカード名とクリーチャー・タイプは一致します。先ほどの《ロック鳥の卵》で出てくるトークンは、クリーチャー・タイプが「鳥」なので、カード名も「鳥」になります。

 また、あまり起こらないことですが、呪文や能力がトークンを生成する場合に、そのトークンの特性のうち一つ以上が戦場に出ることができなくなっている場合、そのトークンは生成されません。


トークンの消失

 戦場以外の領域にあるトークンは消失します。フェイズ・アウトしたトークンも消失します。これは状況起因処理です。また、戦場を離れたトークンは戦場に戻ることはありません。戦場に戻ろうとする場合、それはその代わりに現在の領域にあり続けます。(そして、次の状況起因処理のチェックで消滅してしまいます)


位相

 パーマネントにはタップ状態や裏向き状態といった、物理的な状態が存在します。それらを位相と呼びます。位相には4つの種類があります。

  • タップ/アンタップ
  • 反転/非反転
  • 表向き/裏向き
  • フェイズ・イン/フェイズ・アウト

 パーマネントは4組の位相それぞれについて必ずどちらかの状態になっています。通常、パーマネントはアンタップ、非反転、表向き、フェイズ・インの状態で戦場に出ます。その位相が何も影響を持たなくても、位相は変更されない限り元の位相を持ち続けます。

 パーマネントのみが位相を持ちます。まれに裏向きの状態で追放されるカードや、スタック上で裏向きになっている呪文がありますが、それらは「裏向きの位相」ではありません。同様に、戦場にないカードはパーマネントではないので、それらは位相を持たず、タップ状態やアンタップ状態とはなりません。


領域

 領域はゲームにおいてオブジェクトが存在する場所です。領域には以下の8つがあります。

  • ライブラリー
  • 手札
  • 墓地
  • スタック
  • 戦場
  • 追放領域
  • 統率領域
  • (アンティ領域)

 このうち、アンティ領域に関しては、古いカードでアンティを用いるルールにおいてでしか用いられません。認定大会においては、アンティを用いるカードがほぼ全て使用禁止とされているので、アンティ領域という領域が存在することだけを頭の片隅にでも置いておいてください。

 ライブラリー、手札、墓地に関してはそれぞれのプレイヤーごとに領域が存在し、他の領域は全てのプレイヤーが共有することになります。例えば、戦場は全てのプレイヤーで共有する領域なので、「自分の場」「相手の場」というのは存在しません。しいて表現するならば「自分の側(にいるクリーチャー)」や、「相手の側(にあるパーマネント)」という言葉を使用するべきでしょう。


公開領域と非公開領域

 全てのプレイヤーがその領域にあるカードの表を見ることができる領域を、「公開領域」と呼びます。墓地、スタック、戦場、追放領域、統率領域、アンティ領域が公開領域です。公開領域にあるカードでも、ルールや効果によって裏向きになり、その表側を見ることができない場合もあります。

 これに対し、全てのプレイヤーがカードの表を見れるとは限らない領域を「非公開領域」と呼びます。ライブラリーと手札は非公開領域です。その領域のカードの表が全て公開されていたとしても、ライブラリーと手札が非公開領域であることは変わりません。


カードタイプと領域

 オブジェクトのカードタイプによっては、それが入ることができない領域があります。

 インスタント・カードまたはソーサリー・カードは、戦場に入ることができません。それらが戦場に出ようとした場合、代わりに元あった領域に留まります。

 次元カード、ヴァンガード・カード、計略カードは統率領域以外の領域に入ることができません。これらのカードが統率領域を離れようとした場合、代わりに統率領域に留まり続けます。


領域を移動したオブジェクト

 オブジェクトはある領域から別の領域へ移動することがあります。通常、ある領域から別の領域に移動したオブジェクトは、以前の状態の記憶を失い、前とは関係の無い新しいオブジェクトになります。

 例えば、1ダメージを負っている《ゴブリンの先達》が、《乱動への突入》で手札に戻り、もう一度(物理的には同じものである)《ゴブリンの先達》を唱えて戦場に出したとしても、その《ゴブリンの先達》は以前のものとは関係ない新しいオブジェクトなので、「1ダメージを負っている」とはなりません。

 さて、この「領域を移動したオブジェクトは新しいオブジェクトになる」というルールには6つの例外があります。

 1)スタックにあるパーマネント呪文の特性を変更する、呪文や起動型能力や誘発型能力の効果は、その呪文であったパーマネントにも適用され続ける。

 少しわかりづらいですが、スタックにある間にパーマネント呪文が受けた変更は、それがスタックから戦場へと領域を移動した際にも、「新しく」ならずに変更されたままになる、ということです。

 2)スタックにあるパーマネント呪文からのダメージに適用される軽減効果は、その呪文であったパーマネントからのダメージにも適用される。

 これもスタックから戦場へ領域を移動した場合に「新しく」とはなりません。

 3)パーマネントの能力が、そのパーマネントが唱えられる際に行なわれた選択やマナの支払いに関する情報を必要とする場合、その能力はそのパーマネントになった呪文の解決時の関する情報を用いる。

 これもスタックから戦場へ領域を移動した場合についての例外です。スタック上で唱えられた時の記憶を失っているわけではありません。

 4)オブジェクトがある領域から他の領域に移動することによって誘発する能力は、その誘発型能力が誘発した時に移動した先の領域が公開領域である場合、その領域においてそのオブジェクトから変わった新しいオブジェクトを見つけることができる。

 この例としては《イシュ・サーの背骨》などが挙げられます。

 5)エンチャントされているパーマネントが戦場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、それがエンチャントしていたパーマネントが戦場を離れるのと同時に墓地に置かれた場合、そのオーラがオーナーの墓地に置かれてなったオブジェクトを見つけることができる。また、そのオーラがパーマネントにつけられていないことによる状況起因処理によってオーナーの墓地に置かれた場合にも、オーラがオーナーの墓地に置かれてなった新しいオブジェクトを見つけることができる。

 オーラはそれが付けられている先が適正でなくなった場合や、付けられているものと同時に戦場から離れる場合があります。このような場合、オーラは戦場から墓地に移動してしまいますが、その場合「記憶を失う」わけではなく、墓地におかれたオーラを見つけることができます。

 6)土地でないカードに、唱えられるようにする能力を与える効果があった場合、その能力はそのカードが唱えた結果としてスタックに移動してなったオブジェクトにも適用され続ける。

 良い例としては墓地にあってフラッシュバックを持たないカードに対してフラッシュバックを持たせて、それを唱えた場合です。墓地からスタック領域へ移動していますが、このカードは前の記憶を持っているので「フラッシュバック・コストを払って唱える」ことができます。


ゲームの外部

 ゲームの外部は領域ではありません。ゲームの領域のいずれにも存在しないオブジェクトはゲームの外部にあります。代表的な「ゲームの外部にあるオブジェクト」は、サイドボードにあるカードです。

 いくつかのカードにはゲームの外部からゲーム内にもってくる効果が存在します。それらのカードはゲームが決着するまでゲームに残り続けます。

 ゲームの外部にあるカードは呪文や能力の影響を受けません。例外はそれらに記載された特性定義能力と、それらのカードをゲーム内に持ち込む呪文や能力です。


 次回は各領域について解説を行います。出題は次回に行います。


 それでは、前回分の回答です。


問 1

 次のうち、ターン起因処理であるものを全て挙げよ。

a) 攻撃してきた《セラの天使》に対して《大蜘蛛》をブロック・クリーチャーとして宣言した。
b) アンタップ・ステップに自分のコントロールしているパーマネントを全てアンタップした。
c) アップキープ・ステップに《溶鉄の尾のマスティコア》を維持するために、手札を1枚捨てた。
d) メイン・フェイズに土地をプレイした。
e) ターンの終了を宣言したときに、手札が8枚だったので、そのうち1枚を捨てた。


回答1: a) b) e)

a) ○ ブロック・クリーチャー指定ステップでのターン起因処理である。
b) ○ アンタップ・ステップでのターン起因処理である。
c) × 単なる誘発型能力である。
d) × 特別な行動である。
e) ○ クリンナップ・ステップでのターン起因処理である。


問 2

 A と B が対戦している。

 A は《栄華の儀式》をコントロールしている。
 B は《聖別されたスフィンクス》をコントロールしている。

 現在は A のターンのアップキープ・ステップで、これからドロー・ステップに進むところである。

2-1) この後、先にカードを引くのはA、Bのいずれか?
2-2) 2-1)の後、次にカードを引くのはA、Bのいずれか?

 なお、 B は《聖別されたスフィンクス》の誘発型能力に対して、常に「カードを引く」ことを選択するものとする。


回答2: 2-1)A、 2-2)B

 Aのターンのドロー・ステップで、まずターン起因処理のドローが行われる。

 その後、Aが優先権を得る時点で、《栄華の儀式》による誘発型能力と、AがドローしたことによってBの《聖別されたスフィンクス》の誘発型能力が同時にスタックに積まれる。同時にスタックに積まれる場合、APNAP順に積まれるため、先に《栄華の儀式》がスタックに積まれ、その後で《聖別されたスフィンクス》がスタックに積まれる。従って、先に解決されるのは《聖別されたスフィンクス》の誘発型能力であり、次にカードを引くのはBである。


問 3

 店舗での一般大会でのこと。

 あるテーブルが揉めているので様子を聞いた所、一方のプレイヤーが「《復讐蔦》で攻撃」と言ったところ、もう一方のプレイヤーが「ちょっと待って。《転倒の磁石》を起動して《復讐蔦》をタップするよ。」と言い、それはできる、いいやできない、という押し問答になってしまったそうだ。

 さて、あなたはこのテーブルをどう治めるべきか?


回答3: 戦闘開始ステップまで巻き戻し、《転倒の磁石》を《復讐蔦》を対象にして起動することを認める。

 イベント規定4.2にある通り、この宣言はよく行われる手順省略の一つである。従って、非アクティブ・プレイヤーは、戦闘開始ステップまでの優先権のパスを中断し、何かを行うことができる。現在は戦闘開始ステップであり、《転倒の磁石》の能力がスタックに積まれた後に、互いのプレイヤーは優先権を得て、何かを行うことができる。


問 4

 P と Q が対戦している。

 P は《ファイレクシアの巨大戦車》、《真面目な身代わり》をコントロールしている。
 Q は《ノーンの別館》、《ギデオン・ジュラ》をコントロールしている。

 先ほどのQのターンに、Q は《ギデオン・ジュラ》の1番目の能力を起動し、P のクリーチャーに対して可能ならば攻撃するようにした。

 さて、現在はPのターンの攻撃クリーチャー指定ステップであるが、
 適正な攻撃クリーチャーの指定は次の選択肢のうちどれか?(複数回答可)


a) {W}{W}を支払い、《ファイレクシアの巨大戦車》と《真面目な身代わり》で、《ギデオン・ジュラ》を攻撃する。
b) {W}を支払い、《ファイレクシアの巨大戦車》で《ギデオン・ジュラ》を攻撃する。《真面目な身代わり》は何もしない。
c) {W}を支払い、《ファイレクシアの巨大戦車》でプレイヤー Q を攻撃する。《真面目な身代わり》は何もしない。
d) {W}を支払い、《真面目な身代わり》で《ギデオン・ジュラ》を攻撃する。《ファイレクシアの巨大戦車》は何もしない。
e) どれも攻撃しない。


回答4: a) b) d) e)

 《ノーンの別館》によって、クリーチャーは{W/P}を支払わない限り、攻撃できないという「制限」がある。また、クリーチャーは《ギデオン・ジュラ》によって可能な限り《ギデオン・ジュラ》に攻撃しなくてはいけないという「強制」がある。

 コストを支払って「制限」を受けなくすることはできるが、そうした場合、「強制」を満たすように攻撃クリーチャーの宣言をしなくてはいけない。しかし、「制限」がある場合、攻撃クリーチャーとして選択することができないので、可能な限り《ギデオン・ジュラ》攻撃するという「強制」は満たさなくてもよい。

 各選択肢を見ると、

a) ○ 2体のクリーチャーには「制限」が無く、「強制」のみがある。両方共《ギデオン・ジュラ》に攻撃を行っているので、この宣言は適正である。
b) ○ 《ファイレクシアの巨大戦車》のみ「制限」が無く、「強制」のみがある。これで《ギデオン・ジュラ》を攻撃しているので、この宣言は適正である。
c) × この宣言では《ギデオン・ジュラ》による「強制」を満たしていないので、不正である。
d) ○ 《真面目な身代わり》のみ「制限」が無く、「強制」のみがある。これで《ギデオン・ジュラ》を攻撃しているので、この宣言は適正である。
e) ○ 2体のクリーチャーにはともに「制限」があるので、攻撃を行わないという選択は適正である。



ライター:testing

 愛知在住のレベル 2 ジャッジ。ルールに造詣が深い氏のブログ closet belief 2 では、おもにルールにまつわる役立つコラムが掲載されることが多く、毎週金曜日に掲載される Friday Magic Quiz を毎週楽しみにしているファンも多い。
 本コラム Formal Magic Quiz は、氏のブログで連載されている Friday Magic Quiz への氏によるオマージュであることは疑いようがない。どちらも略称 FMQ としてお楽しみいただければ。

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