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週刊マジックニュース
2018年11月21日号
皆さん、こんにちは！ 先週末はグランプリがオーストラリアのメルボルン、アメリカのミルウォーキーの２か所で行われ、メルボルンでは日本の辻川大河選手が優勝を果たしました！
それではさっそく今週のマジックニュースを見ていきましょう！
- 辻川大河選手がグランプリ・メルボルン2018王者に輝く！
- グランプリ・ミルウォーキー2018はエイドリアン・サリバン選手が念願のタイトル獲得！
- グランプリ・ミルウォーキー2018メタゲーム分析 スタンダード戦線に異常アリ!?
- 今週のイベント情報
- プロツアー予備予選
- スタンダード・ショーダウン
- ドラフト・パーティー
辻川大河選手がグランプリ・メルボルン2018王者に輝く！
先週末にオーストラリア、メルボルンで『ラヴニカのギルド』リミテッドによるグランプリが開催されました。
- グランプリ・メルボルン2018 イベントカバレージ ※リンク先は英語
800名以上の参加者による熱戦が２日間に渡って行われ、チャンピオンに輝いたのは日本から遠征した辻川大河選手でした！
辻川選手は初日を全勝で終えると、２日目の1stドラフトで２勝、2ndドラフトで１勝を挙げ、予選ラウンド２位で自身初のグランプリトップ８を決めました。
決勝ドラフトでは《実験の狂乱》入りのボロスデッキをドラフトし、決勝戦まで順調に勝ち上がりました。そして運命の決勝では１本目を取られた状態から目もくらむような見事な巻き返しを見せ、みごと最後の試合を勝利で飾りました！
(Ray) Taiga Tsujikawa capitalises on Calvin Liu’s slow start in Game 3 to win #GPMelbourne! pic.twitter.com/Z5Cfcp09sK
— Magic Pro Tour (@magicprotour) 2018年11月18日
辻川選手、本当におめでとうございます！
グランプリ・ミルウォーキー2018はエイドリアン・サリバン選手が念願のタイトル獲得！
辻川選手がグランプリ王者となったグランプリ・メルボルン2018と同日程でスタンダードにて行われたグランプリ・ミルウォーキー2018。トップ８進出者にはセス・マンフィールド選手やオーウェン・ターテンワルド選手という殿堂プレイヤーが顔を連ねました。
- グランプリ・ミルウォーキー2018 イベントカバレージ ※リンク先は英語
そんな中、決勝トーナメントを駆け抜けたのは20年以上に渡って活躍を続ける古豪で、「サリバン先生」の愛称を持つエイドリアン・サリバン選手でした！
ライター、デッキビルダーとして活動しているサリバン選手は今大会でも独自のコントロールデッキを手に頂点まで上りつめました。
| 5 《島》 4 《蒸気孔》 4 《硫黄の滝》 4 《氷河の城砦》 4 《聖なる鋳造所》 4 《断崖の避難所》 -土地（25）- 2 《奇怪なドレイク》 1 《再燃するフェニックス》 4 《パルン、ニヴ＝ミゼット》 -クリーチャー（7）- |
4 《選択》 2 《潜水》 1 《ショック》 1 《呪文貫き》 4 《宝物の地図》 2 《溶岩コイル》 3 《轟音のクラリオン》 2 《イオン化》 1 《残骸の漂着》 3 《発展 // 発破》 2 《中略》 3 《ドミナリアの英雄、テフェリー》 -呪文（28）- |
2 《黎明をもたらす者ライラ》 2 《封じ込め》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《否認》 2 《イクサランの束縛》 1 《残骸の漂着》 1 《浄化の輝き》 1 《呪文詐欺》 2 《絶滅の星》 2 《苦悩火》 -サイドボード（15）- |
《発展 // 発破》の《発破》で17点のダメージを撃ち込むなど、派手なパフォーマンスも見せ、みごと優勝トロフィーを手にしました。
サリバン選手、おめでとうございます！
グランプリ・ミルウォーキー2018メタゲーム分析 スタンダード戦線に異常アリ!?
プロツアー『ラヴニカのギルド』ではトップ８デッキが白ウィニーの海となりました。
そこから２週間が経過したグランプリ・ミルウォーキー2018では全く異なる景色が広がっていました。
| デッキタイプ | トップ８使用者数 |
|---|---|
| ゴルガリ・ミッドレンジ | 4 |
| ジェスカイ・コントロール | 2 |
| イゼット・ドレイク | 1 |
| 白ウィニー | 1 |
- グランプリ・ミルウォーキー2018 トップ８デッキリスト ※リンク先は英語
プロツアーで幅を利かせた白ウィニーはトップ８にわずかひとり。代わりに、『ラヴニカのギルド』発売直後に有力視されていた「ゴルガリ・ミッドレンジ」が半数を占めました。
また、２日目開始時点での上位100名のメタゲーム分析の結果は以下の通りです。
| デッキタイプ | 使用者数 |
|---|---|
| ゴルガリ・ミッドレンジ | 30 |
| ジェスカイ・コントロール | 17 |
| イゼット・ドレイク | 16 |
| セレズニア・トークン | 6 |
| 白ウィニー | 6 |
| 赤単アグロ | 5 |
| ディミーア | 5 |
| ボロス | 5 |
| エスパー・コントロール | 3 |
| その他 | 7 |
「ゴルガリ・ミッドレンジ」と「ジェスカイ・コントロール」で半数近くを占め、プロツアーを制した白ウィニーはわずかに６名。上述のトップ８進出者もこれを反映したような内訳となっており、メタゲームが回っていることが分かります。
来週にはグランプリ・静岡2018 スタンダードが迫っており、ここから「ゴルガリ・ミッドレンジ」が勢力を伸ばすか、はたまた他のデッキが立ちはだかるか、動向が注目されます。
今週のイベント情報
プロツアー予備予選
スタンダード・ショーダウン
ドラフト・パーティー
ドラフト・パーティーの開催はありません。
それでは、よいマジックライフを！
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