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津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ 新セット参入! 世界選手権特集
津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ 新セット参入! 世界選手権特集
こんにちは!
先週末は世界最高峰のプレイヤーが集うマジック:ザ・ギャザリング世界選手権2017が開催されました。優勝は予選ラウンドから快進撃を続けたアメリカのウィリアム・ジェンセン/William Jensen選手!
日本時間で深夜に繰り広げられる熱戦を見ていたら時差ボケさながらの状態になってしまいましたが、いい試合ばかりで大変楽しませていただきました。今週はその世界選手権で好成績を収めたデッキと、「今週の一押し」としてMagic Onlineで結果を残している注目のデッキをいくつか紹介させていただきたいと思います。
まずは世界選手権の上位デッキを見ていきましょう。
「ティムール・エネルギー」
4 《森》 1 《島》 2 《山》 4 《植物の聖域》 4 《根縛りの岩山》 3 《尖塔断の運河》 4 《霊気拠点》 -土地(22)- 4 《牙長獣の仔》 4 《導路の召使い》 4 《ならず者の精製屋》 4 《つむじ風の巨匠》 3 《逆毛ハイドラ》 4 《栄光をもたらすもの》 -クリーチャー(23)- |
4 《霊気との調和》 2 《マグマのしぶき》 4 《蓄霊稲妻》 2 《本質の散乱》 1 《削剥》 1 《慮外な押収》 1 《暗記 // 記憶》 -呪文(15)- |
2 《奔流の機械巨人》 1 《チャンドラの敗北》 4 《否認》 1 《削剥》 2 《人工物への興味》 1 《至高の意志》 1 《天才の片鱗》 1 《慮外な押収》 1 《霊気圏の収集艇》 1 《反逆の先導者、チャンドラ》 -サイドボード(15)- |
見事に優勝を飾ったジェンセン選手が選んだのは、3色純正の「ティムール・エネルギー」でした。一見オーソドックスなリストに見えますが、細部を見渡すと《本質の散乱》や《暗記 // 記憶》といった独特の味付けが。
《本質の散乱》は追加の《蓄霊稲妻》のような働きが期待できますが、《逆毛ハイドラ》、《熱烈の神ハゾレト》や《スカラベの神》といった戦場に出たあとでは対処が難しいカードから、《奔流の機械巨人》のような戦場に出たときに誘発する能力を持ったクリーチャーまで、難なく対処できる点が《蓄霊稲妻》との相違点です。
《暗記 // 記憶》はこれ以上なく万能なカードで、一般的な「ティムール・エネルギー」には採用されていないことからほとんど読まれないことも強みのひとつです。そしてこのリストが秀逸な点は、サイドボードにこれらのカードの価値をさらに高めるプランが搭載されていることです。
《奔流の機械巨人》はミラーマッチや中長期戦における必殺兵器。上記カードや《天才の片鱗》と併用することで潜在的に対戦相手よりも長期戦に強い構成になっているので、こちらはただただゲームを長引かせれば自然と有利になるという仕組みです。コントロールデッキに対しては《呪文貫き》で短期決戦を狙うアプローチも散見されますが、ジェンセン選手たちはそれとは対極に序盤から終盤までしっかりと戦えるリストに仕上げてきたのが印象的でした。
また、基本的に2~3枚採用されることが多い《隠れた茂み》が不採用な点にも注目です。これにより序盤から中盤にかけてのもたつきが軽減されますし、一見小さなこの違いですが、「ラムナプ・レッド」のようなデッキと対峙する際に大きな差となって現れます。
《奔流の機械巨人》を採用したこの形は、早速Magic Onlineのプロツアー予選を突破 (参考)するなど早くも流行の兆しを見せています。ミラーマッチで差を付けるのであれば、日本選手権でヤソさん (八十岡 翔太) が採用していた《多面相の侍臣》や《ジェイスの敗北》などでより長期戦に強くするアプローチも一考に値するでしょう。
「ラムナプ・レッド」
15 《山》 4 《ラムナプの遺跡》 4 《陽焼けした砂漠》 1 《屍肉あさりの地》 -土地(24)- 4 《ボーマットの急使》 4 《損魂魔道士》 4 《地揺すりのケンラ》 3 《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》 4 《アン一門の壊し屋》 4 《熱烈の神ハゾレト》 -クリーチャー(23)- |
4 《ショック》 4 《削剥》 4 《稲妻の一撃》 1 《反逆の先導者、チャンドラ》 -呪文(13)- |
4 《暴れ回るフェロキドン》 3 《ピア・ナラー》 2 《栄光をもたらすもの》 2 《チャンドラの敗北》 1 《霊気圏の収集艇》 3 《反逆の先導者、チャンドラ》 -サイドボード(15)- |
こちらも前環境から引き続き活躍を続ける「ラムナプ・レッド」。ローテーションで1マナ域のクリーチャーが減ってしまったため手数の面では見劣りするものの、依然として環境屈指のビートダウンデッキとして君臨しています。
メインボードは王道中の王道といった構成で、今後の「ラムナプ・レッド」の模範となりそうなリストですが、他の「ラムナプ・レッド」を使用したプレイヤーの中には軽量クリーチャーを求めて《帆綱走り》や《過酷な指導者》を採用したリストも。
前者は手数の多さに寄与し、後者は《つむじ風の巨匠》、《霊気圏の収集艇》、《水没遺跡、アズカンタ》といったカードに睨みをきかせてくれます。また、メタゲーム次第では《暴れ回るフェロキドン》をメインに採用してもいいでしょう。
このカードは後述する「トークン」系統のデッキに対して劇的な効果を発揮します。ミラーマッチを考えるとメインでの採用は多少のリスクが伴うものの、「トークン」以外のデッキに対しても《つむじ風の巨匠》を牽制したり、《禁制品の黒幕》や《野望のカルトーシュ》などのライフ回復を阻害したりと、その役割は多岐にわたります。
「トークン」デッキはMagic Online上で爆発的に数を増やしているデッキですので、そういった意味でも《暴れ回るフェロキドン》には要注目です。
「青黒コントロール」
6 《島》 5 《沼》 4 《異臭の池》 4 《水没した地下墓地》 4 《進化する未開地》 3 《廃墟の地》 -土地(26)- 2 《スカラベの神》 3 《奔流の機械巨人》 -クリーチャー(5)- |
4 《致命的な一押し》 4 《検閲》 4 《本質の散乱》 3 《アズカンタの探索》 4 《不許可》 2 《本質の摘出》 3 《ヴラスカの侮辱》 4 《ヒエログリフの輝き》 1 《天才の片鱗》 -呪文(29)- |
3 《禁制品の黒幕》 2 《多面相の侍臣》 4 《強迫》 2 《否認》 1 《アルゲールの断血》 1 《宝物の地図》 1 《本質の摘出》 1 《廃墟の地》 -サイドボード(15)- |
7 《島》 8 《沼》 4 《異臭の池》 4 《水没した地下墓地》 1 《水没した骨塚》 1 《進化する未開地》 1 《廃墟の地》 -土地(26)- 3 《スカラベの神》 2 《奔流の機械巨人》 -クリーチャー(5)- |
4 《致命的な一押し》 4 《本質の散乱》 3 《検閲》 2 《霊気溶融》 2 《アズカンタの探索》 3 《不許可》 2 《至高の意志》 2 《本質の摘出》 3 《ヴラスカの侮辱》 4 《天才の片鱗》 -呪文(29)- |
3 《才気ある霊基体》 1 《豪華の王、ゴンティ》 4 《強迫》 2 《否認》 1 《アルゲールの断血》 2 《本質の摘出》 1 《バントゥ最後の算段》 1 《大災厄》 -サイドボード(15)- |
《アズカンタの探索》が入ったことで大幅にパワーを増したデッキが「青黒コントロール」です。《アズカンタの探索》は序盤はドローを安定させてくれ、一度「変身」してしまえば圧倒的なまでのアドバンテージ獲得手段としてそのままゲームを終わらせてくれます。
このカードの影響力は予想以上のもので、ジョシュたちの調整チームはこのアーキタイプに必要不可欠と言われていた《天才の片鱗》を1枚まで減らすという驚きのアプローチを施しています。(参考)
この手のアーキタイプにとって、これまではフィニッシャー不足、またはそれらを対処されてしまったあとの息切れが懸念材料でしたが、《水没遺跡、アズカンタ》は対処の難しいフィニッシャーとしてしっかりとゲームを掌握してくれるというわけですね。ジョシュたちはメインに3枚、サイドに4枚目の《廃墟の地》を採用していますが、それは間違いなくこのカードをめぐる攻防を意識してのことでしょう。
《アズカンタの探索》ほどの派手さはないものの、《ヴラスカの侮辱》も「青黒コントロール」にとって大きな収穫となった1枚です。
文字通り各種「神」から「プレインズウォーカー」まで難なく対処できる万能なカードで、とりわけサイドボード後に「プレインズウォーカー」を絡めて攻めてくるデッキに対して真価を発揮します。特に《熱烈の神ハゾレト》と《反逆の先導者、チャンドラ》のどちらにも対処できる点は秀逸で、「ラムナプ・レッド」に対しては2点のライフ回復もありがたいですね。
《アズカンタの探索》と《ヴラスカの侮辱》の加入により、中長期戦でより安定したゲーム運びが可能となった「青黒コントロール」ですが、ローテーションで《鞭打つ触手》を失ってしまったため、「ラムナプ・レッド」などの横並びの展開には多少弱くなってしまっています。《バントゥ最後の算段》や《ヤヘンニの巧技》といったカードは展開に強弱を左右されやすいので、《本質の摘出》、《才気ある霊基体》や《禁制品の黒幕》などのライフ回復能力を持つカードで対策する手法が一般的です。
《才気ある霊基体》と《禁制品の黒幕》の比較に関しては、「ラムナプ・レッド」側は最低でも《稲妻の一撃》があること、色マナの都合も加味し、現時点では《禁制品の黒幕》の方が優れていると思います。
先手か後手か。変化するコントロール対決
コントロール対決では後手を取る戦略が存在しますが、《アズカンタの探索》、さらには《アルゲールの断血》、《宝物の地図》が存在する現環境では先手の方が良いと考えています。
そもそも後手を取るのは土地が止まらないようにという理由が大部分を占めていますが、上記いずれかのカードを2ターン目に設置できれば土地が止まることもほとんどありませんし、先手ならば《検閲》や《否認》を構えることもできますしね。
今週の一押し・その1 ~「アブザン・トークン」
6 《平地》 3 《沼》 1 《森》 4 《秘密の中庭》 2 《シェフェトの砂丘》 2 《イフニルの死界》 4 《進化する未開地》 -土地(22)- 4 《選定の司祭》 1 《陽光鞭の勇者》 -クリーチャー(5)- |
4 《致命的な一押し》 4 《軍団の上陸》 4 《改革派の地図》 4 《秘密の備蓄品》 1 《宝物の地図》 4 《選定された行進》 4 《排斥》 3 《燻蒸》 1 《徹頭 // 徹尾》 1 《死の権威、リリアナ》 3 《秘宝探究者、ヴラスカ》 -呪文(33)- |
1 《陽光鞭の勇者》 2 《賞罰の天使》 1 《威厳あるカラカル》 4 《強迫》 3 《領事の権限》 3 《失われた遺産》 1 《バントゥ最後の算段》 -サイドボード(15)- |
「今週の一押し」、ひとつめはMagic Onlineで大流行中の「アブザン・トークン」を。《秘密の備蓄品》と《選定された行進》で爆発的な数のトークンを生み出し、そこに《選定の司祭》を加えて鉄壁の防御を築くデッキです。
ベースは白黒ですが3色目はリストによって異なり、「アブザン (白黒緑)」以外にも「エスパー (白黒青)」型が存在します(参考)。体感では5マッチ中2回はこの手のデッキと当たるイメージですし、世界選手権の参加者のインタビューを見ていても、思いのほかこのデッキを意識していたプレイヤーは多かったようです。
ジェンセン選手たちの「ティムール・エネルギー」のサイドボードに潜む《人工物への興味》もこのデッキ対策という意味合いが強かったとのことですし、「トークン」デッキ対策として《川の叱責》を起用しているリストにも当たったことがあります。
このデッキのセールスポイントは、なんといっても「ティムール・エネルギー」に相性がいいことでしょう。「ティムール・エネルギー」側はメインではエンチャントにも《燻蒸》にも無抵抗なので、1本目はよほど展開が悪くない限りほとんど負けることはありません。
サイドボード後は《否認》があるので、こちらも《強迫》で対抗することになります。ただし、墓地に打ち消し呪文がある状態の《奔流の機械巨人》は《強迫》では乗り越えることができないので、唱えるタイミングは難しいですが《過酷な精査》などの対策カードを検討してみてもいいかもしれません。
一方で、このデッキが苦手とするのは打ち消し呪文満載の「青黒コントロール」です。「青黒コントロール」もエンチャントに触る術がないので序盤からエンチャントを通すことができれば勝機はありますが、基本的にはかなり相性が悪いので、サイドボード後は《強迫》だけでなく、《アルゲールの断血》や《宝物の地図》などの脅威を追加してしっかりと戦えるようにしておきましょう。
ミラーマッチは非常に複雑なロングゲームになるか、どちらかのプレイヤーがエンチャントを連打する一方的なゲーム展開のいずれかになります。このマッチで最も重要なカードは《排斥》、そして《秘宝探究者、ヴラスカ》ですね。
特に《秘宝探究者、ヴラスカ》の枚数はミラーマッチの勝敗を分かつと言っても過言ではないほどに重要なので、ミラーマッチを意識するのであれば最低でも3枚は採用しておきましょう。
今週の一押し・その2 ~「エスパー・王神の贈り物」
8 《島》 2 《沼》 1 《異臭の池》 4 《水没した地下墓地》 4 《秘密の中庭》 4 《霊気拠点》 -土地(23)- 4 《査問長官》 1 《セイレーンの嵐鎮め》 4 《探求者の従者》 4 《歩行バリスタ》 4 《機知の勇者》 4 《人質取り》 4 《発明の天使》 2 《スカラベの神》 -クリーチャー(27)- |
2 《致命的な一押し》 2 《航路の作成》 4 《来世への門》 2 《王神の贈り物》 -呪文(10)- |
2 《帆凧の掠め盗り》 2 《禁制品の黒幕》 4 《強迫》 2 《致命的な一押し》 3 《否認》 2 《ヴラスカの侮辱》 -サイドボード(15)- |
続いては個人的にお気に入りの「エスパー・王神の贈り物」です。前環境でも存在していたデッキなのでご存じかもしれませんが、《来世への門》から《王神の贈り物》を導き勝利を目論むコンボデッキです。
ただし、現環境の「王神の贈り物」デッキは過度に《来世への門》に依存してはいません。もちろん《来世への門》から即座に《王神の贈り物》へと繋げることが第一目標ではありますが、《人質取り》や《スカラベの神》といったカードを駆使することで真っ当なゲームでも十分に勝機があるのが最大の強みと言えるでしょう。とりわけ《王神の贈り物》対策が施されるサイドボード後にはこの強みが大きな武器となります。
《人質取り》は中長期戦で無類の強さを発揮する1枚です。最近のカードにしては珍しく自分のパーマネントを対象に取ることができるので、全体除去の前にクリーチャーを隠しておいたり、《機知の勇者》や《発明の天使》を追放して再利用するといった使い方もできます。(編注:なお、修正が出ており、自身を対象とすることはできません。)
また、《人質取り》のコントロールするプレイヤーが変わっても、追放しているカードを唱えられるプレイヤーは変わらないことは覚えておきましょう。具体的には《慮外な押収》ですね。
コンボデッキだけあってデッキパワーは高いと感じていますし、攻め手も多彩なので今後ますます数を増やしていくかもしれません。
今週の一押し・その3~「スゥルタイ・ミッドレンジ」
2 《沼》 4 《森》 1 《島》 4 《花盛りの湿地》 3 《異臭の池》 4 《植物の聖域》 4 《霊気拠点》 -土地(22)- 4 《光袖会の収集者》 4 《牙長獣の仔》 4 《導路の召使い》 4 《ならず者の精製屋》 3 《人質取り》 2 《スカラベの神》 -クリーチャー(21)- |
4 《霊気との調和》 4 《致命的な一押し》 2 《顕在的防御》 2 《本質の散乱》 2 《ヴラスカの侮辱》 1 《死の権威、リリアナ》 2 《秘宝探究者、ヴラスカ》 -呪文(17)- |
2 《貪る死肉あさり》 2 《豪華の王、ゴンティ》 3 《強迫》 3 《否認》 1 《人工物への興味》 2 《霊気圏の収集艇》 2 《慮外な押収》 -サイドボード(15)- |
最後は僕の大好きなスゥルタイ (黒緑青) カラーのデッキを紹介してお別れしたいと思います。
こちらは世界選手権直前の「StarCityGames.com Standard Open Dallas」を制したことで一気にメジャーになったアーキタイプですが(参考)、このリストは《巻きつき蛇》ではなく《導路の召使い》を採用することで、《秘宝探究者、ヴラスカ》など少し重めのマナ域で勝負する構成になっているのが特徴です。
《巻きつき蛇》の爆発力はみなさんもご存知の通りですが、今現在は《巻きつき蛇》の最高の相棒である《歩行バリスタ》が環境的にいまいちなこともあり、このような形にシフトしたのではないかと思われます。「トークン」デッキの増加に伴い、《秘宝探究者、ヴラスカ》の需要が増したという背景もあるでしょう。
スゥルタイ・カラーは《強迫》、《否認》を筆頭に、サイドボードが強力な点も強みですね。「ラムナプ・レッド」対策は《貪る死肉あさり》と《霊気圏の収集艇》が採用されていますが、いずれか1枚は《野望のカルトーシュ》でもいいかなと思いました。
《光袖会の収集者》でたくさんカードを引いたり、《人質取り》や《スカラベの神》でクリーチャーを奪ったり、《死の権威、リリアナ》や《秘宝探究者、ヴラスカ》でむちゃくちゃしたりと、ミッドレンジが好きな全てのプレイヤーにお勧めしたい一品です! 構築の幅も広くて細部にも調整が効きますよ。
おわりに
今週の「スタンダード・アナライズ」は以上です。いつもならばプロツアーが終わっているタイミングですが、今回は世界選手権があったためにプロツアーを筆頭にイベントが盛りだくさんとなっております! まだ注目されていない新カードもあるでしょうし、みなさんもぜひ、いろいろなデッキやアイディアを試してみてくださいね。
それでは、また次回の連載で!
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