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津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ

第42回:プロツアー・パリ上位デッキ分析:「ボロス・白緑・テゼレット」編

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津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ

2011.02.23

第42回:プロツアー・パリ上位デッキ分析:「ボロス・白緑・テゼレット」編

 こんにちはー。

プロツアー・パリ イベントカバレージ

 今週は、先週紹介できなかった残りのトップ8デッキを紹介していきたいと思います。勝っていた人たちは何をどう対策していたのかに重点を置いて書いていきます。

 それと、驚きの《カルドーサの鍛冶場主》デッキで好成績を残したMartin Juzaに幸運にもインタビューする事ができたので、そちらも最後に掲載していますのでぜひご覧ください。


「ボロス」
Vincent Lemoine
プロツアー・パリ2011 トップ4[MO] [ARENA]
6 《平地
3 《
4 《乾燥台地
4 《湿地の干潟
4 《沸騰する小湖
2 《ぐらつく峰
2 《広漠なる変幻地

-土地(25)-

4 《ステップのオオヤマネコ
4 《ゴブリンの先達
4 《戦隊の鷹
4 《石鍛冶の神秘家
3 《板金鎧の土百足
4 《ミラディンの十字軍

-クリーチャー(23)-
2 《稲妻
2 《電弧の痕跡
3 《未達への旅
2 《冒険者の装具
1 《肉体と精神の剣
1 《骨溜め
1 《槌のコス

-呪文(12)-
4 《コーの火歩き
3 《光輝王の昇天
2 《電弧の痕跡
1 《未達への旅
2 《反逆の印
1 《饗宴と飢餓の剣
2 《槌のコス

-サイドボード(15)-

Paul Rietzl
プロツアー・パリ2011 準優勝[MO] [ARENA]
5 《
5 《平地
4 《乾燥台地
4 《湿地の干潟
4 《沸騰する小湖
1 《ぐらつく峰
3 《進化する未開地

-土地(26)-

4 《ステップのオオヤマネコ
4 《ゴブリンの先達
1 《トゲ撃ちの古老
4 《戦隊の鷹
4 《板金鎧の土百足
3 《石鍛冶の神秘家
2 《ミラディンの十字軍
2 《オキシド山の英雄

-クリーチャー(24)-
3 《稲妻
2 《未達への旅
2 《冒険者の装具
1 《肉体と精神の剣
1 《饗宴と飢餓の剣
1 《槌のコス

-呪文(10)-
4 《狡猾な火花魔道士
3 《コーの火歩き
1 《ミラディンの十字軍
4 《電弧の痕跡
1 《反逆の印
1 《バジリスクの首輪
1 《槌のコス

-サイドボード(15)-


 今週最初に紹介するのは「ボロス」です。このデッキも「ミラディン包囲戦」によって大幅に強化されました。

 どちらも採用しているのが《ミラディンの十字軍》と《饗宴と飢餓の剣》です。《ミラディンの十字軍》は二段攻撃のおかげで実質パワー4みたいなものなので、3マナ域のクリーチャーとしては破格の性能を秘めています。

 こいつに《冒険者の装具》が付くだけでも十分な強さですが、《肉体と精神の剣》や《饗宴と飢餓の剣》との組み合わせは特筆すべきものがあります。二段攻撃で剣の能力が2回誘発するので、その2枚が揃ってしまえば速やかにゲームに勝てるでしょう。

 正直このクリーチャーは、実際に対峙してみるまでここまで強いと思っていませんでした。エクステンデッドでも超が付くほどに優秀なこのクリーチャーは、これからの白いデッキに欠かせない存在になるはずです。

 両者のリストの違いは微々たるものですが、Vincentが《骨溜め》を採用して、《石鍛冶の神秘家》からクリーチャーを調達できるようにしているのに対し、Rietzlは《饗宴と飢餓の剣》《肉体と精神の剣》という真っ直ぐな構成になっていますね。

 Rietzlは《オキシド峠の英雄》で更なるアグレッシブさを追求しています。《オキシド峠の英雄》は《戦隊の鷹》と強力なコンボを形成することもさることながら、何と言っても対戦相手の《戦隊の鷹》に対する最高の回答となる事が、こいつを採用している最大の理由ではないかと考えられます。これほどまでに《戦隊の鷹》が流行った今ならば、環境のソリューションとなり得る1枚ですね。

 一発アタックが通ってしまうと取り返しがつかないほどのダメージを受けてしまうので、《マナ漏出》があるなら極力構えるようにしたり、除去のマナを常に立てておいたりと、これからは「ボロス」相手には《オキシド峠の英雄》の存在を意識してプレイする方がよさそうです。

 他に注目すべき点として、4枚採用が当たり前と思われていた《稲妻》が減っていたり、《ボーラスの工作員、テゼレット》への強力なアンチテーゼになる《槌のコス》が採用されているところが挙げられます。《稲妻》が減った枠に何を入れたかと言うと、Vincentさんのリストではその枠に《電弧の痕跡》が採用されています。これは単なる単体除去よりも、ミラーマッチなどに置ける強さを、そして環境に溢れる《戦隊の鷹》への耐性を重視した結果なのでしょう。Rietzlのリストは《稲妻》を削った枠を活かして、土地を26枚に増量しています。

 《電弧の痕跡》や《オキシド峠の英雄》を見れば分かるように、どちらのリストも《戦隊の鷹》を意識して作られているのは間違いないですよね。つまり《戦隊の鷹》が環境を圧巻することを、プロツアー参加者はちゃんと知っていた上で、デッキを構築していたことが分かります。

 そしてそれを様々なアプローチで使用、対策し、きちんとした結果を残す事ができるのは流石の一言に尽きます。環境が変わる時期は、《戦隊の鷹》や《ボーラスの工作員、テゼレット》のようなデッキの軸になるカードに留意し、対策を怠らないようにしましょう。

 デッキの解説は以上です。僕個人の好みとしては、Rietzlのリストの方が好きですね。《オキシド峠の英雄》の存在はそれほどまでに大きいです。MOでカードが揃ったら、まずはRietzl型から試してみたいと思ってます。


 mtg-jp.comでのKJ(鍛冶友浩)のリプレイ記事では、前回解説したStarkと、このRietzlの決勝戦が前編後編にわたって動画で紹介されています。ぜひ実戦でのデッキの動きを確認してみてください。


「緑白アーマー」
Nico Bohny
プロツアー・パリ2011 トップ8[MO] [ARENA]
8 《平地
4 《
4 《剃刀境の茂み
4 《陽花弁の木立ち
3 《活発な野生林

-土地(23)-

4 《メムナイト
4 《羽ばたき飛行機械
4 《きらめく鷹
4 《戦隊の鷹
4 《獣相のシャーマン
4 《コーの空漁師
1 《コーの装具役
1 《石鍛冶の神秘家
4 《復讐蔦

-クリーチャー(30)-
4 《聖なる秘宝の探索
2 《アージェンタムの鎧
1 《肉体と精神の剣

-呪文(7)-
4 《レオニンの裁き人
1 《コーの火歩き
1 《レオニンの遺物囲い
1 《テューンの戦僧
4 《真心の光を放つ者
1 《静寂の守り手、リンヴァーラ
1 《悪斬の天使
2 《屈折の罠

-サイドボード(15)-


 こちらは新しいカードが《レオニンの遺物囲い》しか入っていない、ライター泣かせの「白緑アーマー」です。

 《復讐蔦》を4枚採用しているため、環境に「青黒コントロール」や「青白コントロール」が増えれば増えるほど強さを増すデッキなんですが、環境の王者である「赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》」に対してデッキ相性が良くないことが弱点として挙げられます。

 それすらも、《聖なる秘宝の探索》からのブン回りでなんとかなるのがこのデッキの売りではあるんですが、そうは言ってもやはり苦手なものは苦手なので、サイドボードからきちんと対策しています。

 「赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》」というデッキの存在自体を否定する《レオニンの裁き人》をしっかりと4枚採用していますし、《紅蓮地獄》や《電弧の痕跡》を意識して《屈折の罠》までも取っています。勝っているデッキにはちゃんとした理由があるといういい見本ですね。

 今回のように新環境になったばっかりで、メタが予想しづらい時は、このデッキのように爆発力がすごいものや、「ボロス」のような強いビートダウンを選択する価値は十二分にありますね。これはビートダウンに分類されるデッキが普遍的に持っている長所と言っていいでしょう。


「青黒赤テゼレットコントロール」
Patrick Chapin
プロツアー・パリ2011 トップ8[MO] [ARENA]
3 《
2 《
4 《沸騰する小湖
4 《忍び寄るタール坑
3 《闇滑りの岸
1 《黒割れの崖
3 《地盤の際
2 《墨蛾の生息地

-土地(22)-

1 《宝物の魔道士
1 《ワームとぐろエンジン

-クリーチャー(2)-
4 《永遠溢れの杯
2 《オパールのモックス
3 《太陽の宝球
4 《予言のプリズム
4 《定業
2 《感電破
2 《紅蓮地獄
2 《金屑の嵐
2 《冷静な反論
3 《転倒の磁石
1 《精神隷属器
4 《ボーラスの工作員、テゼレット
3 《精神を刻む者、ジェイス

-呪文(36)-
1 《カルドーサの再誕
3 《強迫
4 《広がりゆく海
2 《紅蓮地獄
1 《瞬間凍結
1 《漸増爆弾
2 《冷静な反論
1 《精神を刻む者、ジェイス

-サイドボード(15)-

 今回のトップ8に残ったデッキで唯一《戦隊の鷹》も《石鍛冶の神秘家》も入っていないのがPatrick Chapinの「青黒赤テゼレットコントロール」です。

 このようなアーティファクトを大量に投入したデッキでも、「青黒」型を思い付いた方は、僕も含め相当な数がいたと思いますが、そこに「赤」を足す事で、「ゴブナイト」や「ボロス」などに耐性を付けているのが流石Chapinと言った感じですね。

 マナ基盤も《太陽の宝球》だけに限らず、《オパールのモックス》と《予言のプリズム》まで入れることで色事故を減らすように工夫されていますし、それによって本来ならば3色デッキが真っ先に諦めなければならないはずの、《地盤の際》3枚、《墨蛾の生息地》2枚と、強力な無色ランドの採用を実現しています。これと同じデッキを使ったMatignonが、インタヴュー上で「無色ランドは5枚が限界」とのコメントを残していますので、これ以上の投入は難しいでしょう。

 僕がこのデッキを見て最も驚いたのは、《マナ漏出》の不採用です。序盤を《永遠溢れの杯》《予言のプリズム》《太陽の宝球》などのマナアーティファクトに費やすため、《マナ漏出》を構えるよりも、場に出た後で《感電破》《紅蓮地獄》《金屑の嵐》などで対処する方がいい、という判断なのでしょう。

 除去が少し多いようにも感じられますが、全体除去は《戦隊の鷹》を一掃する事ができるので、対「青白コントロール」でも無駄にはなりませんし、《感電破》はタイミング次第で《ボーラスの工作員、テゼレット》《精神を刻む者、ジェイス》などのプレインズウォーカーも対処できます。

 そしてこのデッキの除去の中でも群を抜いて強いのが《転倒の磁石》です。これさえあれば《饗宴と飢餓の剣》《肉体と精神の剣》を持ったクリーチャーだろうと何だろうと3ターンは時間を稼げますし、このデッキのようにマナをアーティファクトに頼ったデッキ相手ならば、《リシャーダの港》のような働きも期待できます。

 《ボーラスの工作員、テゼレット》の+能力のために、デッキ内にある程度の数のアーティファクトが必要になるので、このように除去枠をアーティファクトで確保できるのはありがたいですね。今回の装備品やマナアーティファクトの流行りっぷりを見る限り、このカードは強さ的にもかなり良い選択だったのではないかと思います。

 パッと見だと何に使うかよく分からないサイドボードの《カルドーサの再誕》は、Matignonのインタビューで確認を取ったんですが、「ゴブナイト」相手にブロッカーを確保して相手を遅らせるためと、「ゴブナイト」などが使用している《凶運の彫像》対策だそうです。相手がクリーチャーを生け贄にして《凶運の彫像》をこちらに押しつけてきた後に、それを追加コストに《カルドーサの再誕》をキャストすれば、脅威を対処しつつ、3体ものブロッカーを確保できる、というわけですね。

 相手のカードと噛み合うかどうかなので少し不安定ではありますが、最低でも《予言のプリズム》などを生け贄に捧げればブロッカーの確保はできます。なんにせよ、こういった奇抜な発想は大好きですし、素直にすごいと感心させられますね。

 これからの展望としては、今回のプロツアーで《饗宴と飢餓の剣》の強さ、そして「青黒コントロール」のそれに対する脆さが浮き彫りになってしまったので、《漸増爆弾》を増量するなり、《圧壊》のような専用カードを入れる必要があるでしょうね。思い切って《転倒の磁石》を4枚採用してみるのもいいかもしれません。

 対「Caw-Go」に関して言えば、戦場に出る前に、《強迫》で落としてしまうのもひとつの手です。《強迫》を引いたらすぐに打つのではなく、対戦相手が《石鍛冶の神秘家》でサーチしてくるまで《強迫》を温存しておけば、少なくとも装備品1枚は確実に落とせますからね。

 しかし《石鍛冶の神秘家》が出るまでに《強迫》を毎回引いているわけでもありませんし、序盤に打たなければいけない展開もあります。それに対「ボロス」、対「白単・白緑アーマー」戦(特に後手)の場合を考えると、《強迫》をサイドインするわけにはいかないので、やはり《漸増爆弾》が1番しっくりくると思います。


「今週の一押し」―「青黒テゼレットコントロール」
Lukas Blohon - 21 points
Pro Tour Paris, Standard[MO] [ARENA]
7 《
5 《
4 《闇滑りの岸
4 《水没した地下墓地
4 《墨蛾の生息地

-土地(24)-


4 《カルドーサの鍛冶場主
1 《マイアの戦闘球
1 《荒廃鋼の巨像

-クリーチャー(6)-
4 《永遠溢れの杯
4 《太陽の宝球
4 《コジレックの審問
1 《強迫
3 《定業
3 《漸増爆弾
3 《転倒の磁石
1 《精神隷属器
4 《ボーラスの工作員、テゼレット
3 《精神を刻む者、ジェイス

-呪文(30)-
1 《白金の帝像
2 《強迫
3 《瞬間凍結
2 《喉首狙い
1 《破滅の刃
2 《否認
1 《漸増爆弾
3 《黒の太陽の頂点

-サイドボード(15)-


 こちらは最近絶好調のMartin Juzaを含むチェコ勢が使用した「青黒テゼレットコントロール」です。Chapinたちのものとは違い、純正の青黒2色になっていますね。

 Chapinたちは赤を加える事で、《紅蓮地獄》や《金屑の嵐》などの優秀な軽量全体除去の採用を可能にしていましたが、それは「ゴブナイト」を強烈に意識してのチューンでした。プロツアー前になべ(渡辺雄也)君に聞いたところ、「ゴブナイト」は相当に警戒されていたらしく、それゆえにあのようなデッキに仕上げてきたのでしょう。

 しかしチェコ勢はChapinたちの「ビートダウンメタ」とは全く異なるアプローチをしてきました。彼らは除去を最低限の《漸増爆弾》3枚、《転倒の磁石》3枚だけに抑え、デッキの主軸である《ボーラスの工作員、テゼレット》とは別の、もうひとつの勝ち筋を用意しているんです。

 それは《カルドーサの鍛冶場主》です。今まで、あまり見かける事のなかったこのカードなんですが、《ボーラスの工作員、テゼレット》の登場もあり、ついにトーナメントレベルに到達しました。これによって普通の「テゼレットコントロール」よりも、対コントロール戦での勝率が高くなっています。

 この記事を書いている時にたまたまJuza本人に話しかけられたんで、せっかくなんでデッキの得意、不得意するマッチアップや、このデッキを作った経緯を聞いてみました。


~ショートインタビュー with Martin Juza~

Martin_Juza.jpg

―― どうしてこのデッキを選んだのですか? それと相性の良し悪しは?

Juza: 他のプロプレイヤーたちとは違うデッキが使いたかったんだ。

 プロツアーに出るようなプレイヤーは、こっちの1枚目のセットランドを見るだけで、こっちのデッキが何かを把握してしまう。オリジナルデッキならそんな心配はないから、《ボーラスの工作員、テゼレット》と《カルドーサの鍛冶場主》の入ったいいデッキを作ろうと調整を始めたんだ。

 《カルドーサの鍛冶場主》は強かったから枚数が増えていってすぐに4枚になった。《墨蛾の生息地》も《地盤の際》より良い働きをしたから最終的に4枚になったね。そうすることでこのデッキはコンボデッキのように変化した。

 プロツアー前にChapinたちと話したんだけど、《カルドーサの鍛冶場主》無しの「《ボーラスの工作員、テゼレット》デッキ」は「赤緑《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》」に相性が悪かったんだ。だから《カルドーサの鍛冶場主》入りで出る事を決めたし、このデッキはだいたいのデッキといい勝負が出来る。特に「青黒コントロール」には相性が良くて、こっちには大量のプレインズウォーカーがある上、「青黒コントロール」の除去が《破滅の刃》から《喉首狙い》になった事も追い風だった。そのおかげで「青黒コントロール」には《カルドーサの鍛冶場主》を殺せるカードが無いから楽勝だね。

 「ボロス」と「ゴブナイト」にも相性がいい。対戦相手が《白金の帝像》に対する回答をサイドインしてこないようなら尚更勝ちやすくなる。

 ただし「Caw-Blade」だけは相性最悪なんだ。《呪文貫き》みたいなこっちにとって最悪のカードがたくさんあるし、《饗宴と飢餓の剣》もやばい。今は「Channel Fireball」のみんなとも調整してるからプロツアー前からあのデッキは知っていたんだけど、プロツアーの直前に風邪引いちゃって「Caw-Blade」はテスト出来なかったんだよね。ドラフトの練習もしなきゃいけなかったから、結局は手慣れた「青黒テゼレットコントロール」で出る事にしたんだ。


―― このデッキに変更点を加えるとすればどこ?

Juza: メインボードはすごくよかったんだけど、サイドボードの《喉首狙い》2枚と《記憶殺し》1枚は要らなかったと思う。これを何か別のカードに変えたいかな。もしもそれの枠が「Caw-Blade」に対して劇的に効くカードなら、このデッキは完璧に近い出来になると思うよ。

―― 明日もう一度プロツアーがあるなら同じデッキで出る?

Juza: もちろん!でも「Caw-Blade」対策だけはしっかり考えないとダメだね。


 インタビューは以上になります。Juzaによる詳しいデッキ解説が「ChannelFireball」(http://www.channelfireball.com/、英語)に載るみたいなんで、お時間のある方はそちらもご覧ください。


 今日は「Caw-Go」以外のデッキを解説したんですが、いかがでしたでしょうか? 皆が《戦隊の鷹》をいかに意識していたかが分かっていただければ幸いです。
 これからもしばらくはこの鳥を相手にする機会が多いと思うので、みなさんもしっかりとした対策を用意して大会に参加しましょう!

 ちょうど次の週末には「ミラディン包囲戦 ゲームデー」が全国各地で開催されますよ! 形式はもちろんスタンダードです!

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 それでは、また来週ー!!

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