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ReConstructed -デッキ再構築-
2013年から学ぶ4つの教訓
2013年から学ぶ4つの教訓
Gavin Verhey / Tr. Tetsuya Yabuki / TSV testing
2013年12月10日
1年間たっぷりと楽しくデッキ構築をしてきた「ReConstructed」も、2013年最後の週を迎えることになった。
年始は《幽霊議員オブゼダート》のプレビューだったけれど、なんだか昨日のことのように感じるね。今年は《膨れコイルの奇魔》コンボ・デッキみたいなヘンテコなものから、正統派のボロス・デッキまで、どれも見事な数々のデッキに触れてきた。そんな1年も、ここで締めくくりとなる。
今日は、いつものようにデッキをひとつ手がけるのではなく、今年のトーナメント・シーンで大成功を収めたデッキたちに注目していこうと思う。2013年を振り返り、そこから得られる「デッキ構築における4つの教訓」を語ることにしよう。
準備はいいかな? 始めよう!
教訓その1:複数の攻め手を持たせるべし
この1年を通して私が「ReConstructed」で何度も言ってきたのは、良いデッキには――良い物語のように――ふたつ以上の軸がある、ということだ。
ひとつのことに専念したデッキを目指し、組み上げている人は多い。でもそれはつまり「ひとつのことしかできない」ということであり――そこへ対戦相手の邪魔が入りその道を閉ざしてしまうと、急にデッキ全体が崩れ落ちてしまうのだ。では、今年を代表するデッキのひとつを見てみよう。
1 《島》 4 《神聖なる泉》 4 《氷河の城砦》 4 《蒸気孔》 4 《硫黄の滝》 4 《聖なる鋳造所》 3 《断崖の避難所》 2 《ムーアランドの憑依地》 -土地(26)- 3 《ボーラスの占い師》 3 《瞬唱の魔道士》 4 《修復の天使》 -クリーチャー(10)- |
3 《火柱》 4 《熟慮》 3 《アゾリウスの魔除け》 1 《イゼットの魔除け》 2 《雲散霧消》 1 《変化 // 点火》 2 《至高の評決》 2 《戦導者のらせん》 3 《中略》 3 《スフィンクスの啓示》 -呪文(24)- |
2 《イゼットの静電術師》 3 《雷口のヘルカイト》 1 《払拭》 3 《否認》 2 《天界のほとばしり》 1 《漸増爆弾》 2 《拘留の宝球》 1 《変化 // 点火》 -サイドボード(15)- |
「赤白青フラッシュ」は、今年最も注目を集めたデッキのひとつだ。『テーロス』参入前のスタンダードで最強デッキの一角を占めただけでなく、そのコンセプトをほとんど変えることなくモダンでも隆盛を極めたのだ!
デッキリストを眺めてみてくれ。このデッキが強い理由はなんだろう?
確かに、強力なカードが多く搭載されているね――それについては疑いがない。だがこのデッキが真に優れているのは、その柔軟性の高さだ。このデッキはまず、必要なら単体除去や全体除去、そしてドロー呪文に打ち消し呪文を駆使してコントロール的にゲームを進めることができる。しかしその一方で、《修復の天使》を用いれば「ゲームを速やかに終わらせる脅威」という引き出しを持つことになり、アグレッシブな方針へ素早く切り換えることもできるのだ。
着目すべきは、どちらの方針をとるにしてもきちんと機能するような「中心軸」となるカードがある点だ。《修復の天使》は対戦相手を倒しにいけるカードであり、また《ボーラスの占い師》や《瞬唱の魔道士》を「明滅」させてコントロール的に立ち回ることもできる。《戦導者のらせん》や《火柱》はクリーチャーに対処するカード......と、思いきや、(特に《瞬唱の魔道士》と手を組んで)ゲームを終わらせる役を担うことも多い。そして、《瞬唱の魔道士》は何でもこなす万能カードだ――攻撃、ブロック、コントロールに必要な呪文の再利用、それから火力呪文を連発し相手にとどめを刺すことだってできるぞ。
さて、今年流行したデッキをもうひとつ見ていこう。
3 《平地》 4 《神無き祭殿》 4 《孤立した礼拝堂》 4 《聖なる鋳造所》 1 《断崖の避難所》 4 《血の墓所》 3 《魂の洞窟》 1 《大天使の霊堂》 -土地(24)- 4 《教区の勇者》 4 《宿命の旅人》 4 《カルテルの貴種》 3 《悪名の騎士》 2 《スカースダグの高僧》 4 《ボロスの反攻者》 2 《銀刃の聖騎士》 4 《ファルケンラスの貴種》 1 《修復の天使》 2 《士気溢れる徴集兵》 -クリーチャー(30)- |
4 《オルゾフの魔除け》 2 《未練ある魂》 -呪文(6)- |
1 《スカースダグの高僧》 1 《弱者の師》 2 《幽霊議員オブゼダート》 3 《悲劇的な過ち》 2 《安らかなる眠り》 2 《未練ある魂》 2 《冒涜の行動》 2 《イニストラードの君主、ソリン》 -サイドボード(15)- |
どのようなゲーム展開であっても、勝ち筋の中心軸を持つことができる「赤白青フラッシュ」と異なり、「アリストクラッツ」は、かなりビートダウン寄りになっている。低マナ域のクリーチャーに力を入れた「アリストクラッツ」は、迅速に勝負を決めるための引き出しが豊富だ。
しかし一方で、このデッキもまた「赤白青フラッシュ」のように別の攻め筋を持っている。
ゲームが長引き、コントロールと渡り合う必要があるのかい?《スカースダグの高僧》が5/5デーモンの群れを生み出し、押し切ってくれるだろう。《ファルケンラスの貴種》は堅い守りを飛び越えて攻撃へ向かうことができ、また《至高の評決》にも耐え抜き脅威であり続けてくれる。《オルゾフの魔除け》をうまく使えば、対戦相手のクリーチャーに対処するだけでなく自軍のクリーチャーを守ることもできるぞ。
「アリストクラッツ」の軸となるゲーム・プランは、「赤白青フラッシュ」のように大きく変えることはできない。それでも、このデッキはゲームの進行に合わせて戦える様々な戦略を持っているのだ。
デッキを作る際は、様々な状況で戦えるようにしよう。そのためにも、汎用性の高いものを多く採用するといいぞ。
教訓2:マナ・ベースを意識するべし
環境で使える基本でない土地の存在は、その環境でどんなデッキが成功するのかを何よりも大きく左右する。
これを最もわかりやすく示しているのが、『ギルド門侵犯』参入前と参入後の環境といえるだろう。
そう、『ギルド門侵犯』は新たな2色土地をもたらした。ただそれだけで、使用に耐えるデッキが変わったのだ。例えば、《聖なる鋳造所》と《神無き祭殿》が加わったことで「アリストクラッツ」のようなデッキが実現に至った。このデッキでは《ボロスの反攻者》と《オルゾフの魔除け》が活躍したけれど、それらが無くてもデッキは形を留めていただろう――2色土地が無かったら、そうはいかない。
基本でない土地の影響は、他にも様々な形で現われている。例としてもうひとつ、現スタンダード環境のコントロール・デッキを見てみよう。
『テーロス』が発売されたとき、赤白青と白青黒(エスパー)のコントロールが多く取り沙汰された。これらはそれぞれに強みを持っていたが、エスパーにあって赤白青にないものがあったのだ――それは、マナ基盤の強さだ。
4 《島》 2 《平地》 4 《神聖なる泉》 4 《湿った墓》 4 《欺瞞の神殿》 4 《神無き祭殿》 4 《静寂の神殿》 -土地(26)- 1 《霊異種》 -クリーチャー(1)- |
2 《思考囲い》 4 《アゾリウスの魔除け》 4 《破滅の刃》 4 《英雄の破滅》 3 《解消》 2 《予言》 1 《拘留の宝球》 4 《至高の評決》 3 《スフィンクスの啓示》 4 《思考を築く者、ジェイス》 2 《太陽の勇者、エルズペス》 -呪文(33)- |
4 《万神殿の兵士》 2 《罪の収集者》 2 《ヴィズコーパの血男爵》 1 《霊異種》 1 《思考囲い》 2 《否認》 1 《反論》 2 《拘留の宝球》 -サイドボード(15)- |
占術土地4枚と8枚の差は歴然だ。もっと多くの占術土地が使えるようになれば、赤白青も躍進を遂げるだろう。
もちろん、基本でない土地はどんな環境にも豊富にあるわけじゃない――極めて少ない環境だってある。例えば、ミラディンの傷跡・ブロック構築にはマナを安定させるものがほとんどなく、使われたデッキの大多数が色を絞っていた。プロツアー名古屋2011では、トップ8のうち実に7人が単色のデッキを使っていたのだ! また、より最近の事例から『テーロス』がスタンダード環境に与えた影響を垣間見ることができる。
『テーロス』の参入に伴って10種類もの「M10ランド」(《氷河の城砦》とその仲間たち)、それから《魂の洞窟》や《遥か見》もスタンダードから去り、マナの安定感は弱まった。スタンダード環境が色を絞る方向へ舵を切ったのは、単色における「信心」の強さもさることながら、弱まったマナ基盤のために違いない。
土地はデッキ構築の際に最も見落とされやすい部分だ――しかし、あるデッキが成功するかどうかを占うのは、環境で使える土地に他ならないのだ。
教訓3:切り札を最大限に活かすべし
多くのデッキには、それの特徴とも言えるカードがある。そのカードは、それを入れたデッキを使用する際に毎回引きたいくらい強力なものだ。そして、引き入れた時には、できる限り有効に使ってあげたいところだ。
これにぴったり当てはまるものが、「信心」だ。
21 《島》 3 《変わり谷》 -土地(24)- 4 《雲ヒレの猛禽》 4 《審判官の使い魔》 4 《凍結燃焼の奇魔》 4 《潮縛りの魔道士》 2 《前兆語り》 4 《夜帷の死霊》 4 《海の神、タッサ》 4 《波使い》 -クリーチャー(30)- |
2 《サイクロンの裂け目》 1 《分散》 1 《タッサの二叉槍》 2 《思考を築く者、ジェイス》 -呪文(6)- |
3 《霜の壁》 2 《霊異種》 1 《真髄の針》 1 《トリトンの戦術》 3 《否認》 2 《漸増爆弾》 2 《思考を築く者、ジェイス》 1 《変わり谷》 -サイドボード(15)- |
19 《沼》 3 《欺瞞の神殿》 4 《変わり谷》 -土地(26)- 4 《群れネズミ》 4 《夜帷の死霊》 4 《冒涜の悪魔》 1 《死者の神、エレボス》 4 《アスフォデルの灰色商人》 -クリーチャー(17)- |
4 《思考囲い》 2 《肉貪り》 2 《究極の価格》 1 《破滅の刃》 4 《英雄の破滅》 4 《地下世界の人脈》 -呪文(17)- |
3 《生命散らしのゾンビ》 1 《死者の神、エレボス》 3 《闇の裏切り》 3 《強迫》 3 《ファリカの療法》 1 《破滅の刃》 1 《減縮》 -サイドボード(15)- |
「信心」を持つカードはそれ自体が多くなく、スタンダードでの活躍が期待されたものも少なかった。それでも、大成功を収めるカードというのは極めて強力なので、できる限りそれを活かせるようなデッキを構築すべきだ。
例えば、《波使い》を見てくれ。青単を使っているなら、基本的に《波使い》は何枚でも引き込みたいカードだろう。その強さは、「信心」を高めるのに役立つなら《凍結燃焼の奇魔》のようなカードでも喜んで使うほどだ!《凍結燃焼の奇魔》はあくまで《波使い》の力を高めるために優先されていて、《波使い》と《海の神、タッサ》の2枚があまりに強力なため、この一見弱そうな奇魔の価値が引き上げられているのだ。
「信心」が一例であることは以上の通りだが、この教訓には他にもたくさんの例が挙げられる。もうひとつ、当時大いに話題となったデッキを見てみよう。
4 《繁殖池》 4 《内陸の湾港》 3 《寺院の庭》 2 《陽花弁の木立ち》 4 《神聖なる泉》 3 《氷河の城砦》 1 《踏み鳴らされる地》 1 《聖なる鋳造所》 1 《蒸気孔》 2 《ケッシグの狼の地》 -土地(25)- 3 《ボーラスの占い師》 3 《ケンタウルスの癒し手》 4 《修復の天使》 4 《スラーグ牙》 -クリーチャー(14)- |
4 《アゾリウスの魔除け》 4 《遥か見》 2 《熟慮》 2 《雲散霧消》 1 《拘留の宝球》 3 《至高の評決》 1 《中略》 4 《スフィンクスの啓示》 -呪文(21)- |
1 《ケンタウルスの癒し手》 3 《ロウクスの信仰癒し人》 1 《黄金夜の刃、ギセラ》 2 《否認》 2 《安らかなる眠り》 1 《拘留の宝球》 2 《魔女封じの宝珠》 1 《至高の評決》 2 《情け知らずのガラク》 -サイドボード(15)- |
メリッサのデッキで最も強力なカードのひとつが《修復の天使》だ。《スラーグ牙》を「明滅」させる動きは実に見事だが――メリッサは《ケンタウルスの癒し手》まで採用して、《修復の天使》でアドバンテージを取るためにデッキ全体を動員している。おかげで、《修復の天使》を最大効率で運用するために必要なカードが常に用意できるのだ。
とはいえ、このデッキで真に力を持つのは恐らく《スフィンクスの啓示》だろう。このように大量のアドバンテージを取ることができるカードを採用しているメリッサは、長引いたゲームのほとんどを勝ち取ることができる。つまりゲームを長引かせることが肝になるわけだ......そこで《ケンタウルスの癒し手》のようなカードの出番だ! この3マナ3/3のクリーチャーはビートダウンが繰り出す軽いクリーチャーをブロックし、さらに3点のライフをもたらしてくれる。また先ほど述べたように、《修復の天使》の力にもなってくれる。それでなくても、《ケンタウルスの癒し手》のように時間を稼げるカードは、とりわけこのデッキにぴったりなのだ。
デッキができる最高の動きは? それはきちんと周りのサポートを受けているだろうか? デッキ内で最高のカードを強化するために何を加えるか、あるいはどのように調整するか、というのは常に考えるべきだ。デッキ内で最高のカードをサポートすること「だけ」に集中してしまう、という気をつけるべき罠もあるけれど、デッキの基盤部分を損なうことなくサポートできるならば、絶対に試すべきだろう。
教訓4:マナを存分に活用すべし
マナをきちんと効率良く使いたいというのは、いつの時代のマジックにおいても切実な願いだ。3マナ域のカードを4ターン目も5ターン目も使い続けたくはないだろう――マナ・カーブ通りに展開したいはずだ。これについては、ほとんどデッキ構築にかかっている。毎ターンマナを使い切って、余すところなくアドバンテージを得たいなら、それを狙ったデッキ構築が必要不可欠なのだ。
特に今年は、この教訓がデッキに強く反映されているようだ。生み出せるマナを最大限に活かしたいと思える要因は、きっと占術土地や門、そしてラヴニカの2色土地が組み合わされるためだろう。その傾向はこれまでより強いように思える。
例として、クレイグ・ウェスコー/Craig Wescoeのセレズニア・デッキを見てみよう。
9 《森》 9 《平地》 4 《寺院の庭》 1 《セレズニアのギルド門》 -土地(23)- 4 《ドライアドの闘士》 4 《実験体》 4 《審判官の使い魔》 4 《復活の声》 4 《ロクソドンの強打者》 -クリーチャー(20)- |
4 《議事会の招集》 4 《ワームの到来》 4 《セレズニアの魔除け》 4 《根生まれの防衛》 1 《護民官のサーベル》 -呪文(17)- |
2 《ヴィトゥ=ガジーのギルド魔道士》 4 《セレズニアの声、トロスターニ》 2 《派手な投光》 2 《ドルイドの講話》 4 《ひるまぬ勇気》 1 《オルゾヴァの贈り物》 -サイドボード(15)- |
ウェスコーのセレズニアは見事なマナ・カーブを持った高速デッキだ。彼を優勝へと押し上げた要因は何だろうか? 1マナ域に目を通してみてくれ!
13枚にものぼる1マナのカードが特徴的なこのデッキでは、最初の1マナが無駄にならない。また、それらは続くターンでも余ったマナを埋めてくれる。3ターン目に《ロクソドンの強打者》が手札になくても、2マナ域と1マナ域を続けて繰り出し、しっかりと盤面を作ることができるのだ。低マナ域のカードをふんだんに採用することで、ウェスコーは持てるリソースから余すところなくアドバンテージを得られたのだ。
この教訓の例として、青単信心デッキも目をみはるものがある。「信心」を扱うこのデッキでは、戦場にある色マナ・シンボルの数を増やすため理想通りにマナを使う必要があるのだ。それを実現するのが、豊富な1マナ域だ。《審判官の使い魔》や《雲ヒレの猛禽》といった1マナ域を採用することで「色マナ・シンボル5つ」という魔法の数字が達成しやすくなり、《海の神、タッサ》をクリーチャーとして顕現させられる。
さらに、青単デッキはマナを最大限活かす別の手段も使っている。それはプレイするカードの選別だ。ゲーム中に使うカードを選別できれば、自然とマナもうまく使えるというわけだ!《前兆語り》や《海の神、タッサ》のように「占術」を持つカードたちのおかげで、青単はいつでもマナ・カーブに沿ったプレイができるのだ。
黒単信心デッキもまた、《思考囲い》や《群れネズミ》、《地下世界の人脈》、《死者の神、エレボス》といったカードを用いてマナを最大限に活かし、アドバンテージを得ている。元来マナを使わずに残すアーキタイプであるコントロール色の強いデッキとしては、例をみない土地の使い方と言えるだろう。
デッキを構築する際は、マナ・カーブに注目しよう。(どうするのが一番いいのか確信を持てないなら、デッキ構築に関するこちらの記事の3番目の見出しをぜひ読んでくれ)。少しでもマナ・カーブを低く抑えられないかな? マナを無駄なく使うために役立つ1マナ域はあるかな? 常に意識しておいて損はないだろう。
タイム・トラベル
さあ、2013年の話はこれくらいにしよう。来年はどんな年になるかな!
タイムマシンに飛び乗って2014年へ出発する前に、今年素晴らしいデッキの数々を送ってくれた君たち全員に感謝の気持ちを伝えさせてくれ! 毎回メールの受信ボックスをチェックして何百というデッキリストを整理するのは、とても楽しくやりがいがあったよ。今年も1年このコラムをやってこられたのは、ひとえに君たちのおかげだ。毎回のようにデッキを送ってくれた人も1回きりの人も、このコラムに力を貸してくれて本当にありがとう。膨大な数のデッキを手がける中で傑作デッキが次から次へと現れてきて、私はもう天にも昇る気持ちだったよ。君たちなしには、このコラムを語ることなんてできやしない。
もし今年のうちに思い残したことがあって私に伝えたかったら、気軽にフォーラムへの投稿や私へのツイートを送ってほしい。必ず見ることをお約束しよう。
2014年ではどんなことが私たちを待っているのか、楽しみで仕方がない! 私はどんなカードが待ち受けているのかはわかるけれど、それらを使って君たちがどんな楽しいことをしてくれるのか、まったく予想がつかない。君たちが『神々の軍勢』のカードを使って成し遂げることを目にする日が待ちきれないよ......
おっと、つい先走ってしまったね。「ReConstructed」の再開は、年が明けて第2週目(編訳注:原文掲載1/7、翻訳掲載1/21となります)だ。またそのときにお会いしよう――それまで、私の今年のお気に入り記事を読み返して、楽しんでくれたら嬉しいな。
良いお年を。皆に幸運がありますように。
Gavin / @GavinVerhey
(今週のデッキ募集はありません。年始は、1月7日に最初のデッキ募集内容を掲載する予定です。 編集)
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