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戦略記事

Daily Deck -今日のデッキ-

毅然たる緑単(スタンダード)

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毅然たる緑単(スタンダード)

Melissa DeTora

2015年5月13日


 緑単アグロを、先週末の「SCG Portland」のトップ8で見かけることになるとはまったく想像していませんでした。昨年のプロツアーにあたって、私はチーム「Revolution」のチームメイトは緑単を何度もテストしていましたが、結論はプロツアーに持って行くには不十分ということになりました。私たちは《ハイドラの血》を本当に気に入っていました。私たちにとって、この呪文は3〜8点、ときにはそれ以上のダメージを与える呪文だったのです! しかも、それがたった緑マナ1点でできるのです。

 4枚の《ハイドラの血》が、ほぼすべてのクリーチャーのマナ・コストに{G}{G}が含まれる状態で入っているため、このデッキは非常に強い一撃を与えることができます。《強大化》もまた、緑マナ1点で6点のダメージを追加できる素晴らしい呪文です。スティーブは8枚のフェッチランドをデッキリストに加えています。《》を探してくることができるだけでなく、墓地を肥やして《強大化》を少ないマナで唱えられる助けになるのです。

 このデッキは、《死霧の猛禽》と《棲み家の防御者》という強力なコンビも用いています。《死霧の猛禽》は3マナとして十分に効率的ですし、一度除去されたとしても、《棲み家の防御者》によって戻せる機会が多くあります。《棲み家の防御者》を2枚引いたなら、お互いを戻し続けることで、《死霧の猛禽》を毎ターン戦場に戻すことができます。《棲み家の防御者》は素晴らしいユーティリティ・カードで、《ハイドラの血》ともよく働き、同じターンに2回唱えることも可能にしています。

 しかしながら、このデッキで一番のお気に入りは《毅然さの化身》です。私たちはFFL(フューチャー・フューチャー・リーグ、社内のスタンダード・リーグです)でこのカードを十分にプレイテストしており、その優良さは私にとって常に印象深いものでした。多くのプレイヤーは、これが到達を持っていることを忘れがちです。ほとんどの場合、これは《龍王オジュタイ》や《雷破の執政》のようなタフネス4のドラゴンをブロックし、交換に持ち込むことができるのです。

Steve Girdner - 「緑単アグロ」
スタンダード[MO] [ARENA]
12 《
4 《吹きさらしの荒野
4 《樹木茂る山麓
2 《ニクスの祭殿、ニクソス

-土地(22)-

4 《エルフの神秘家
2 《鱗の召使い
4 《毅然さの化身
4 《棲み家の防御者
2 《ケンタウルスの武芸者
1 《爪鳴らしの神秘家
4 《加護のサテュロス
4 《死霧の猛禽
3 《恭しき狩人
4 《狩猟の統率者、スーラク

-クリーチャー(32)-
4 《ハイドラの血
1 《レインジャーの悪知恵
1 《強大化

-呪文(6)-
1 《再利用の賢者
2 《ナイレアの信奉者
3 《霧裂きのハイドラ
3 《レインジャーの悪知恵
2 《かき集める勇気
1 《狩人狩り
2 《自然に帰れ
1 《部族養い

-サイドボード(15)-
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