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『エターナルマスターズ』特別カードプレビュー:血と知

『エターナルマスターズ』特別カードプレビュー:血と知

By Masashi Koyama

 皆さんに、思い出のカードはありますか?

 マジックを長年プレイされている方なら、マジックを長く続けるきっかけになったカードや、あるいはイベントで使用して活躍したカードが思い出に残っているかもしれません。

 マジックを最近始められたばかりの方であれば、もしかすると思い出のカードと呼べるものはまだ無いかもしれませんね。ですが、マジックを続けていれば思い出になる1枚がきっと見つかると思います。

 さて、なぜ唐突にこのような話題を持ち出したかというと、今回ご紹介する、6月10日(金)発売の『エターナルマスターズ』に収録されるカードが、私にとって思い出深い1枚だったからです。

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 私が始めてマジックに出会ったのは小学生の頃で、友人の兄に教えてもらったマジックに私とクラスメイトはどっぷりハマりました。

 学校が終われば友人の家に集まり、門限ギリギリまで思い思いのカードを使ったデッキで遊び続ける日々が続きました。当時ワームという生き物が大好きだった私は、緑単色のデッキを手に毎日一喜一憂していたものです。

 『第6版基本セット』が発売されたのはそんな折でした。発売日に近所のおもちゃ屋さんに走った私は、なけなしのお小遣いと引き換えにブースターパックを1つだけ買うことができました。

 そのブースターパックに入っていたレアカードは緑のワームとは全く異なる、おどろおどろしいイラストのものでした。そのイラストに衝撃を受け、魅了された私は、小学生なりにそのカードの情報を調べ(当時はマジックの情報と言えるものは月に一度刊行される雑誌のものだけでしたが)、プロツアーという大きな大会で優勝したデッキに採用されたこともある強力なカードだということが分かりました。現金な私はその日からフェイバリットカラーを黒へと鞍替えし、黒使い(?) への道を歩み始めることとなったのでした。

 さて、自分の話が少し長くなってしまいました。そろそろプレビューカードのご紹介に参りましょう。

 『第6版基本セット』に収録され、おどろおどろしいイラストで、プロツアーを制したこともある黒のカードと言えば、......昔からマジックを続けられている方はお気づきかもしれませんね、このカードです。

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 装いも新たに、《吸血の教示者》が帰ってきました!

 ライフ2点と1枚のカードを捧げながら1枚の望むカードを手に入れることができる。なんと黒らしい効果でしょうか。

 状況に応じて好きなカードをサーチできる「教示者」系のカードが現在でも強力なのは、プロツアー『イニストラードを覆う影』でアメリカの英雄、ジョン・フィンケル/Jon Finkelがそのデッキの《闇の誓願》で証明した通りです。

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 《吸血の教示者》はレガシーでは残念ながら禁止されてしまっていますが、ヴィンテージでは制限カードとなりながらもバリバリ活躍中のカードです。

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Magic Online Vintage Daily 3勝1敗 / ヴィンテージ (2016年5月7日)[MO] [ARENA]
1 《島》
1 《沼》
3 《Underground Sea》
1 《Badlands》
4 《汚染された三角州》
1 《血染めのぬかるみ》
1 《トレイリアのアカデミー》

-土地(12)-

1 《猿人の指導霊》

-クリーチャー(1)-
1 《Black Lotus》
1 《Mana Crypt》
1 《Mox Emerald》
1 《Mox Jet》
1 《Mox Pearl》
1 《Mox Ruby》
1 《Mox Sapphire》
1 《水蓮の花びら》
4 《暗黒の儀式》
4 《強迫》
4 《ギタクシア派の調査》
1 《Ancestral Recall》
1 《渦まく知識》
1 《蒸気の連鎖》
1 《魔力の櫃》
1 《思案》
1 《太陽の指輪》
1 《吸血の教示者》
4 《防御の光網》
2 《陰謀団の儀式》
1 《Demonic Tutor》
1 《ハーキルの召還術》
1 《ネクロポーテンス》
1 《Timetwister》
1 《Wheel of Fortune》
1 《ヨーグモスの意志》
1 《巣穴からの総出》
1 《苦悶の触手》
4 《闇の誓願》
1 《精神の願望》
1 《ヨーグモスの取り引き》

-呪文(47)-
2 《イクスリッドの看守》
1 《猿人の指導霊》
1 《疫病吐き》
2 《ハーキルの召還術》
1 《紅蓮地獄》
1 《再建》
1 《急流》
4 《貪欲な罠》
1 《虐殺》
1 《島》

-サイドボード(15)-

 また、過去に《吸血の教示者》はその汎用性から多くのイベントを制覇しています。

Mike Long - 「プロスブルーム」
プロツアーパリ1997 優勝 / ミラージュ・ブロック構築 (1997年4月11~13日)[MO] [ARENA]
7 《森》
6 《沼》
5 《島》
4 《知られざる楽園》
3 《湿原の大河》

-土地(25)-


-クリーチャー(0)-
4 《吸血の教示者》
1 《エメラルドの魔除け》
4 《衝動》
4 《資源の浪費》
2 《記憶の欠落》
4 《冥府の契約》
1 《生命吸収》
1 《三つの願い》
4 《自然の均衡》
1 《エルフの隠し場所》
4 《死体の花》
4 《繁栄》
1 《魔力消沈》

-呪文(35)-
2 《根の壁》
4 《エレファント・グラス》
3 《エメラルドの魔除け》
1 《記憶の欠落》
3 《孤独の都》
1 《エルフの隠し場所》
1 《魔力消沈》

-サイドボード(15)-
東野 将幸 - 「ヘイトレッド」
日本選手権1999 優勝 / スタンダード『テンペスト』~『ウルザズ・レガシー』 (1999年6月12~13日)[MO] [ARENA]
16 《沼》
2 《裏切り者の都》
2 《不毛の大地》

-土地(20)-

4 《カーノファージ》
4 《ダウスィーの怪物》
4 《ダウスィーの殺害者》
2 《ダウスィーの大将軍》
2 《走り回るスカージ》
2 《ダウスィーの匪賊》

-クリーチャー(18)-
4 《暗黒の儀式》
4 《肉占い》
4 《強迫》
2 《吸血の教示者》
1 《呪われた巻物》
3 《呆然》
4 《憎悪》

-呪文(22)-
4 《夜の戦慄》
3 《呪われた巻物》
2 《恐怖》
3 《偏頭痛》
3 《非業の死》

-サイドボード(15)-

 さて、『エターナルマスターズ』を手に入れた皆さんは《吸血の教示者》でどのようなカードをサーチするのでしょう。

 徐々に明らかになる『エターナルマスターズ』のカードイメージギャラリーをご覧になりながら、考えてみてはいかがでしょうか。

『エターナルマスターズ』発売は6月10日(金)です!

 『エターナルマスターズ』はこれから収録カードが公開されていき、6月10日(金)に発売を迎えることになります。

 長年のマジックプレイヤーの方はカードを懐かしみながら、最近マジックを始めたプレイヤーの方は新たなカードを楽しみながら、発売をお待ちください。

 そして『エターナルマスターズ』で皆さんに思い出のカードが見つかりますように。

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