2022年5月11日

告知日：2022年5月11日

エクスプローラー

• 《軍団のまとめ役、ウィノータ》禁止
• 《ティボルトの計略》禁止

「MTGアリーナ」発効日：2022年5月12日

《軍団のまとめ役、ウィノータ》

　《軍団のまとめ役、ウィノータ》は強力なカードとして知られ、陣営の整っていない対戦相手に対して迅速に圧倒的な盤面を叩きつけることができます。《軍団のまとめ役、ウィノータ》デッキは現在完全なパイオニアで他の実行可能なアーキタイプと共存していますが、エクスプローラーのパイオニアよりも狭いカードプールで使用しても同じく強力であることが証明されています。《軍団のまとめ役、ウィノータ》デッキはエクスプローラーにおいて極めて高い使用率と勝率を見せており、そしてこのカードは瞬く間にこのフォーマットを支配しました。その結果として、《軍団のまとめ役、ウィノータ》はエクスプローラーで禁止となります。

　これはエクスプローラーの立ち上げ以降最初の禁止なので、我々は改めてこのフォーマットで個別に禁止されたカードがパイオニアの禁止リストと統合されたときにまたプレイできるようにするつもりであることを明言しておきたいと思います。エクスプローラーの主目的のひとつはパイオニアの体験に忠実であることで、この禁止は必要であることが証明されている間だけ維持されます。エクスプローラーに追加のカードが導入されたとき、ウィノータの地位は自然と変わるでしょう。そのため、現在我々は今秋に『団結のドミナリア』が発売されたすぐ後にウィノータの禁止を解除してその立ち位置を再評価することを計画しています。

《ティボルトの計略》

　エクスプローラーは《ティボルトの計略》にコスト効率の良い前置カードと極めて早い段階でのコンボでの勝利に必要な強力なカードへのアクセス権を再び与えました。安定性に大きく寄与していた《混沌の辛苦》がないとはいえ、それでもこのデッキは勝つにしろ負けるにしろ対戦相手に意味のあるやり取りの機会を与えず可能な限り早くゲームを終わらせることに主眼を置いています。このことは《ティボルトの計略》と対戦したときにとてつもなくネガティブな体験を作り出し、そしてこれの使用率は急激に増加しています。その結果として、《ティボルトの計略》はエクスプローラーで禁止となります。

　《ティボルトの計略》は現在パイオニアの主流ではないので、《軍団のまとめ役、ウィノータ》のように積極的な再評価は行われません。「MTGアリーナ」が正式にエクスプローラーからパイオニアに切り替わるとき、もしくは《ティボルトの計略》デッキがパイオニアのメタゲームに関係する柱になったときのどちらか早いほうで再評価が行われます。それらが起こらない限り、《ティボルトの計略》の使用可否は最優先事項ではありません。

プレイヤーのコレクション

　5月12日以前から「MTGアリーナ」で《軍団のまとめ役、ウィノータ》や《ティボルトの計略》を所持しているプレイヤーは、5月12日にそれらを所持している枚数に等しい数の対応するレアリティのワイルドカードを、それ以前にそれらのカードによりワイルドカードを獲得していない場合のみ獲得できます。これは5月12日のアップデートの一環として行われます。フォーマット（つまりヒストリックとエクスプローラー）で禁止されている間に交換や他の方法でカードを追加で獲得したプレイヤーは同数のワイルドカードを獲得できますが、入手したカード１枚で複数枚ワイルドカードを獲得することはできません。

　直近の技術的問題により、ゲーム内で禁止の告知はなく、獲得したワイルドカードの枚数と種類も表示されません。ご不便をおかけして申し訳ありませんが、今後の禁止では修正したいと考えています。この禁止が発効されると、禁止されたカードを交換する際にフォーマットでの使用可否に関する警告がゲーム内で表示されます。