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お知らせ

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『カルドハイム』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)

Matt Tabak
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2021年2月2日

 


はじめに

 みなさんが英雄的な行為を成し遂げ、それを誇示することに忙しいのは存じていますが、ここで少しだけお時間をいただいてルールとオラクルの更新をお伝えさせていただけませんか。また、新しいルールマネージャーのご紹介もさせてください。愛すべき皆さん、こちらがジェス・ダンクス/Jess Dunksです。ジェス、こちらが愛すべき皆さんです。ジェスは数週間前にルールマネージャーに就任しました。今後の更新については彼から告知されるでしょう。彼を歓迎し、祝福してあげてください。

 『カルドハイム』には興味深いカードが多く、その多くには総合ルールでのサポートが必要でした。また、既存のカードのオラクルにもいくらか手を入れています。この記事はそれらを速報するものです。有効になり次第、ルール・ページGathererで確認できるようになります。それでは、始めましょう!


 

総合ルール変更点

 

107.4h

 このルールは、カードに雪の結晶のような形で書かれている氷雪マナ・シンボル{S}を定義するものです。『カルドハイム』以前は、このシンボルは氷雪パーマネントからのマナ1点で支払えるコストを示すためだけに使われていました。『カルドハイム』で、少しだけ変更されました。1つ目に、マナを加える氷雪呪文ができたので、「氷雪パーマネント」から「氷雪の発生源」に変わりました。2つ目に、《栄光の探索》のようなカードで、{S}を氷雪の発生源から出して消費したマナの量を参照するために使っています。

111.10d

 先日、「The Walking Dead」の登場人物を取り上げた『Secret Lair』を発売しました。その中に、新しい定義済みトークンである「ウォーカー/Walker」が含まれています。この発売にはルール更新は伴いませんでしたので、ウォーカーが独り立ちするのはルールに書き加えることができる更新まで待ってもうことにしました。少しかかりました。ついに更新できたので、ウォーカー・トークン(2/2の黒のゾンビ・クリーチャー・トークン)が定義されました。

111.10e

 新しいプレインズウォーカーの《ニコ・アリス》はカルドハイムを散策しており、その特技は新しい定義済みトークンの破片です。破片は「{2}、このエンチャントを生け贄に捧げる:占術1を行い、その後、カード1枚を引く。」を持つエンチャント・トークンで、ニコのカード選別とドローの能力の味方です。

113.11

 このルールは、『神々の軍勢』の元型サイクルのために作られました。あのサイクルのカードは対戦相手がコントロールしているクリーチャーに特定のキーワードを失わせて持ったり得たりできなくするという能力を持っていました。残念ながら、キーワード・カウンターに言及していなかったので、その見落としが訂正されました。《空想の元型》の影響下にあるクリーチャーに飛行カウンターを置いても、そのクリーチャーが飛行を得ることはありません。

116.2h

 ライトは……4つ……だ。一方で、特別な処理は現在10個になりました。新しく増えたのは{2}を支払い、あなたの手札にあり予顕を持つカード1枚を追放するというものです。

119.4

 ライフの節のこのルールには、プレイヤーはいつでも0点のライフを支払うことができるという記述がありましたが、カッコの中に書かれていてその重要性は微小化されているように見えました。これは実際のルールなのでしょうか? なぜカッコの中に入っているのでしょうか? ここには何が隠されているのでしょうか? そこで、私たちはこれをカッコから取り出し、実際のサブルールにし、さらにライフを支払うことができないという効果があったとしても0点のライフを支払うことはできると明確化しました。

120.4

 このルールには、ダメージの扱いについての情報が書かれています。最初の部分は、余剰のダメージを移し替える効果が適用されるかどうかのチェックです。このルールを再構築し、余剰のダメージとは何かを明確に示すようにしました。(したつもりです。)状況は、対クリーチャー、対プレインズウォーカー、対両方の3種類あります。どうですかお客さん!

120.10

 ダメージの章にあるこの新しいルールは、《怒りの神、トラルフ》と《氷結する火炎、エーガー》のためのものです。この2枚のカードは、過去を見て余剰のダメージが与えられていたかどうかを調べる誘発型能力を持っています。一貫性のために、rule 120.4にある余剰ダメージの決定法をここでも繰り返しています。ただし今回は、置換効果が適用されるべきかどうかを決定するために起こることを見るのではなく、能力が誘発すべきかどうかを決定するために起こったことを見るという違いがあります。

122.8

 これは、《オゾリス》のようなカードを扱う、戦場を離れたパーマネントの上にあるカウンターを他のパーマネントの上に置くというときに何が起こるかを記したルールです。厳密に言うと、最初のオブジェクトの上にあったカウンターは既に存在しないので、動かすことはできません。そうではなく、新し1つ目のオブジェクトの上にあったカウンターと同じ種類同じ数のカウンターが2つ目のオブジェクトの上に置かれるのです。これは機能変化ではありません。単にわかりやすくなるように表現を改めただけです。(そのつもりです。)

201.2

 これらのルールでは、2つ以上のオブジェクトが同じ名前を持つかどうか、異なる名前を持つかどうか、あるオブジェクトが他のオブジェクトやオブジェクト群と異なる名前を持つかどうかを判断する方法を論じています。当たり前のことについて言っているように思うかもしれませんが、マジックのオブジェクトは名前を持たないこともありえます。逆に、複数の名前を持つこともありえるのです。そして、少なくとも数人かは《スパイ道具》を使ったことがあるでしょう。つまり無数の名前を持つクリーチャーがいるのです!

 ここを明確化しました。1つ覚えておいてほしいことは、名前を持たないオブジェクトは他のどのオブジェクトとも同じ名前を持つことはない、ということです。名前を持たないオブジェクト同士であってもです。2つのオブジェクトが1つ以上の共通の名前を持っているとき、それらは同じ名前を持っている、と言います。

201.4a

 《航海の神、コシマ》を追放したとき、それが得る能力は適切なオブジェクト、つまり追放領域にある《航海の神、コシマ》を指すのであり戦場にあったときのそのオブジェクトを指すのではないと明確化するため、このルールを強化しました。

205.3h

 ルーンと断片がエンチャントのサブタイプの一覧に名を連ねました。

205.3j

 名簿に新しいプレインズウォーカーが2人増えました。ニコとタイヴァーです。彼らがあなたの対戦相手を長く悩ませますように。

205.3m

 ファイレクシアンが公式にクリーチャー・タイプになりましたが、これは絶対に内緒です。

406.3b

 追放領域にある裏向きのカードの中から特定の性質の呪文を唱えることができる場合があります。ほとんどの場合にそうであるようにそれらのカードを見ることができる場合、その条件を満たしているかを知るために見ることができます。しかし、カードが裏向きで追放領域にあってそれを見ることができない場合があります。その場合、その条件を満たしているかを知るためにその呪文を唱え始める(つまり公開して表向きにスタックに置く)ことはできません。言い換えると、見ることが認められていないカードを見るために唱えようとすることはできません。この新しいサブルールと、もう1つ新しいサブルールのrule 601.3f はこれを明確化しています。

601.2a

 呪文を唱えることに関する他のルールの中で、このルールはまずそれをスタックに置くことを伝えています。解決されるか打ち消されるか、他の効果がそれを取り除くまで、そこに残ります。ここに「ルール」が漏れていました。そして、今は、解決しようとしたときに対象が不正や不存在である呪文は、厳密に言えば打ち消されるのではありませんが、これもここに入れるべきでしょう。

607.1d および 607.2p

 『カルドハイム』まで、関連した能力は単一のオブジェクトにだけ存在していました。通常、ある能力が何らかの選択をさせるかカードを追放するかし、もう一方の能力がその選択や追放されているカードを参照していました。《星界の騙し屋、ティボルト》はその性質通り、システムに少し干渉し、自身の持つ能力3つに関連する能力を持つ紋章を生成しました。この新ルールはこのようなことに対応しています。

608.3

 このルールは、パーマネント呪文の解決時に起こることを詳細に記しています。パーマネント呪文のコピーやその解決とトークン化について、いくらかの表現を改めました。

701.12b

 2体のクリーチャーが格闘するところだったとしましょう。その後、1体が逃亡して戦場を離れ、あるいは格闘させるはずだった呪文や能力の対象として不適正になりました。これまでは、その残されたクリーチャーが格闘したかどうかは明確ではありませんでした。ダメージを与えず、また受けることもないことは当然わかっていました。しかし、それはその呪文や能力の適正な対象ではあります。格闘はするのでしょうか。答えは、しない、です。《仇滅の執政》ファンのみなさん残念でした。PPVご購入者の皆様にもお詫び申し上げます。

702.33a および 702.132a

 これらは、自分の墓地にある呪文を唱えられる2つの能力、フラッシュバックと再活に関するルールです。この2つの能力だけが、自分の墓地にあるインスタントやソーサリーにつけうる能力です。ここまでは大丈夫です。しかし、あなたの墓地にあってフラッシュバックや再活を得たインスタント・カードが、第2面がパーマネントであるMDFCだったらどうでしょうか。数語加えて、フラッシュバックや再活を使って唱えられるのはインスタントやソーサリーである呪文だけだと明確化しました。

702.141

 これは史上最大の追加ルールです。空前絶後の書き方で書き記しました。(ええ、これは誇示に関するルールです。)

702.142

 好奇心ある者、ルール知識を求める者。あなたたちの訪れはわかっていました。(はい、これは予顕に関するルールです。)

704.6d

 統率者戦プレイヤーの皆さん、統率者が墓地や追放領域にあって、そのカードが直前の状況起因処理のチェックよりも後にその領域に置かれたものであるなら、それのオーナーはそれを統率領域に置いてもよい、というルールがあります。このルールについて、統率者の死亡誘発を機能させるために追加されたルールとして覚えているかもしれません。この「そのカードが」という部分を「そのオブジェクトが」に改めました。その理由は以下のとおりです。あなたの統率者が、《来世への旅》などで追放されたとしましょう。+1/+1カウンター1個つきで戦場に戻ることが期待されるので、統率領域に送りたくはありませんよね。しかし、その前に、憎むべき対戦相手が《封じ込める僧侶》を唱えたのです。なんて卑怯な! 旧ルールだと、その統率者を表すカードはずっと追放領域にあるままなので、囚われの統率者を助けるのにはもう手遅れでした。しかし、それが戦場に出ないなら、それは追放されたばかりの新しいオブジェクトになります(rule 400.8)。したがって、新ルールのもとでは、あなたは自分の統率者を安住の統率領域に送る機会がもう一度得られることになりました。(同じ変更を統率者戦の章のrule 903.9aにも行ないました。)

706.9

 このルールは、コピーの工程における修整や例外についてのものです。意味を変えずにサブルールの順番を入れ替え、論理的に流れるようにしました。《玻璃池のミミック》などのカードで重要な変更として、コピーが「他のタイプに加えて」特定のクリーチャー・タイプ(群)になるという例外指示がある場合、そのコピーは多相や《タジュールの模範》の能力のようなクリーチャー・タイプを定義する特性定義能力を正しく取り上げることになります。これらすべての結果、多相を持つクリーチャーをコピーしている《玻璃池のミミック》は最終的にすべてのクリーチャー・タイプを持つという直感的結果になります。(なるはずです。)

706.9f

 コピーの節にあるこの新しいサブルールは、《霜のモーリット》が持つ新種の例外を扱うものです。《霜のモーリット》は、それがクリーチャーであるかどうかによって+1/+1カウンター2個と多相を持って戦場に出るかどうかが変わります。このルールは例外指示がスムーズに動くように、《霜のモーリット》が例外指示によって無視するものを見て、それから例外指示が適用されるかどうかを決めるように指示しています。単純に言うと、最終的に《霜のモーリット》がクリーチャーであれば多相とカウンターを持ちます。そうでなければ持ちません。

721.2b

 変容を使って唱えたクリーチャー・呪文のコピーを生成することができるということは知っていますか? ほほう、本当ですか? ええ、この奇妙な事実に言及するようにパーマネントと合同することのルールを調整しました。

新しい用語

 誇示、予顕、予顕された、金・トークン(おっと)、断片・トークン、ウォーカー・トークン

更新した用語

 氷雪マナ・シンボル


 

オラクル変更点

 

星界の神、アールンド
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 《星界の神、アールンド》は、「これにより公開された」という表記が抜けた状態で印刷されています。文字通り取ると、その選んだタイプのすべてのカードを手札に入れることになります。そう、全部です。全宇宙のあらゆるところからです。発売前にこれは確認されていました。

旧テキスト:

Alrund gets +1/+1 for each card in your hand and each foretold card you own in exile.

At the beginning of your end step, choose a card type, then reveal the top two cards of your library. Put all cards of the chosen type into your hand and the rest on the bottom of your library in any order.


 

新テキスト:

Alrund gets +1/+1 for each card in your hand and each foretold card you own in exile.

At the beginning of your end step, choose a card type, then reveal the top two cards of your library. Put all cards of the chosen type revealed this way into your hand and the rest on the bottom of your library in any order.


 

和訳:

星界の神、アールンドは、あなたの手札にあるカードとあなたがオーナーであり追放領域にあり予顕されているカード1枚につき+1/+1の修整を受ける。

あなたの終了ステップの開始時に、カード・タイプ1つを選ぶ。その後、あなたのライブラリーの一番上からカード2枚を公開する。

これにより公開された、その選ばれたタイプのすべてのカードをあなたの手札に、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。


 
Chains of Mephistopheles

 《Chains of Mephistopheles》は各ターンにドロー・ステップが必ず1つだけあることを前提としてテンプレート化されていました。《副陽のスフィンクス》の存在する今では、そんな前提は成り立ちません。

旧テキスト:

If a player would draw a card except the first one they draw in their draw step each turn, that player discards a card instead. If the player discards a card this way, they draw a card. If the player doesn't discard a card this way, they mill a card.


 

新テキスト:

If a player would draw a card except the first one they draw in each of their draw steps, that player discards a card instead. If the player discards a card this way, they draw a card. If the player doesn't discard a card this way, they mill a card.


 

和訳:

プレイヤーが自分の各ドロー・ステップで引く1枚目のカードでないカード1枚を引くなら、代わりにそのプレイヤーはカード1枚を捨てる。そのプレイヤーがこれによってカードを捨てるなら、そのプレイヤーはカード1枚を引く。そのプレイヤーがこれによってカードを捨てないなら、そのプレイヤーはカード1枚を切削する。


 
最後の血の長、ドラーナ

 《最後の血の長、ドラーナ》のテンプレートからは「追加の」が抜けていたので、追加します。この表記は、戦場に出るクリーチャーが自分でも+1/+1カウンターを持って出る場合に何が起こるのかを明確化するためのものです。

旧テキスト:

Flying

Whenever Drana, the Last Bloodchief attacks, defending player chooses a nonlegendary creature card in your graveyard. You return that card to the battlefield with a +1/+1 counter on it. The creature is a Vampire in addition to its other types.


 

新テキスト:

Flying

Whenever Drana, the Last Bloodchief attacks, defending player chooses a nonlegendary creature card in your graveyard. You return that card to the battlefield with an additional +1/+1 counter on it. The creature is a Vampire in addition to its other types.


 

和訳:

飛行

最後の血の長、ドラーナが攻撃するたび、防御プレイヤーは、あなたの墓地から伝説でないクリーチャー・カード1枚を選ぶ。あなたはそのカードを、+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に戻す。そのクリーチャーは、それの他のタイプに加えて吸血鬼でもある。


 

(訳注:日本語版は最初からこの変更に対応していました)

無残な助言

 このカードは、厳密さの重要性を無残な助言で伝えた、最近の「カード」から「呪文」への更新から抜けていました。

旧テキスト:

Search your library for a nonland card and reveal it. Each opponent who cast a card this turn with the same name as that card loses 6 life. Then shuffle your library.

{B}{B}: Return Grim Reminder from your graveyard to your hand. Activate this ability only during your upkeep.


 

新テキスト:

Search your library for a nonland card and reveal it. Each opponent who cast a spell this turn with the same name as that card loses 6 life. Then shuffle your library.

{B}{B}: Return Grim Reminder from your graveyard to your hand. Activate this ability only during your upkeep.


 

和訳:

あなたのライブラリーから土地でないカード1枚を探し、公開する。このターン、そのカードと同じ名前のカードをプレイしていたすべての対戦相手は、6点のライフを失う。その後、ライブラリーを切り直す。

{B}{B}:あなたの墓地にある無残な助言をあなたの手札に戻す。この能力はあなたのアップキープにしか起動できない。


 
忍耐の偶像

 不要な「the」をこのカードのテンプレートから除去するという英語版での単純な更新です。

旧テキスト:

When Idol of Endurance enters the battlefield, exile all creature cards with converted mana cost 3 or less from your graveyard until Idol of Endurance leaves the battlefield.

{1}{W}, {T}: Until end of turn, you may cast a creature spell from among the cards exiled with Idol of Endurance without paying its mana cost.


 

新テキスト:

When Idol of Endurance enters the battlefield, exile all creature cards with converted mana cost 3 or less from your graveyard until Idol of Endurance leaves the battlefield.

{1}{W}, {T}: Until end of turn, you may cast a creature spell from among cards exiled with Idol of Endurance without paying its mana cost.


 

和訳:

忍耐の偶像が戦場に出たとき、忍耐の偶像が戦場を離れるまで、あなたの墓地にあり点数で見たマナ・コストが3以下であるすべてのクリーチャー・カードを追放する。

{1}{W}, {T}:ターン終了時まで、あなたは忍耐の偶像によって追放されているカードの中からクリーチャー・呪文1つを、マナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


 
三度の再誕、ジェスカ

 英語のルール文中「her」と書くべきところを「it」と書いてしまっていました。

旧テキスト:

Jeska, Thrice Reborn enters the battlefield with a loyalty counter on it for each time you've cast a commander from the command zone this game.

0: Choose target creature. Until your next turn, if that creature would deal combat damage to one of your opponents, it deals triple that damage to that player instead.

-X: Jeska, Thrice Reborn deals X damage to each of up to three targets.

Jeska, Thrice Reborn can be your commander.

Partner


 

新テキスト:

Jeska, Thrice Reborn enters the battlefield with a loyalty counter on her for each time you've cast a commander from the command zone this game.

0: Choose target creature.Until your next turn, if that creature would deal combat damage to one of your opponents, it deals triple that damage to that player instead.

-X: Jeska, Thrice Reborn deals X damage to each of up to three targets.

Jeska, Thrice Reborn can be your commander.

Partner


 

和訳:

三度の再誕、ジェスカは、このゲームであなたが統率領域から統率者を唱えた回数1回につき1個の忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出る。

0:クリーチャー1体を対象とする。次のあなたのターンまで、そのクリーチャーがあなたの対戦相手に戦闘ダメージを与えるなら、代わりに、それはそのプレイヤーにその3倍のダメージを与える。

-X:クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー合わせて最大3つを対象とする。三度の再誕、ジェスカはそれらにそれぞれX点のダメージを与える。

三度の再誕、ジェスカは統率者として使用できる。

共闘


 

(訳注:日本語にはそもそもitにあたる表記が使われていませんでした。)

急かし》と《凶暴な召喚

 これらはそれぞれ、「カード」ではなく「呪文」を使うべきものです。どちらのカードも、あなたが次に唱える特定のタイプの呪文に言及しています。

急かし》旧テキスト:

The next sorcery card you cast this turn can be cast as though it had flash. (It can be cast any time you could cast an instant.)

Draw a card.


 

新テキスト:

The next sorcery spell you cast this turn can be cast as though it had flash. (It can be cast any time you could cast an instant.)

Draw a card.


 

和訳:

このターンにあなたが次に唱えるソーサリー・呪文1つを、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。(それは、あなたがインスタントを唱えることができるときならいつでも唱えることができる。)

カード1枚を引く。


 

凶暴な召喚》旧テキスト:

This spell can't be countered.

The next creature card you cast this turn can be cast as though it had flash. That spell can't be countered. That creature enters the battlefield with an additional +1/+1 counter on it.


 

新テキスト:

This spell can't be countered.

The next creature spell you cast this turn can be cast as though it had flash. That spell can't be countered. That creature enters the battlefield with an additional +1/+1 counter on it.


 

和訳:

凶暴な召喚は打ち消されない。

このターンにあなたが次に唱えるクリーチャー・呪文1つを、それが瞬速を持っているかのように唱えてもよい。その呪文は打ち消されない。そのクリーチャーは追加で+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。


 
肌変わり

 何年も掛けて、モードを持つ能力のテンプレートは改善されてきました。最近の革新として、モードそのものの前にモードを持つ起動型能力の起動指示を単純に入れることができるというものがあります。《肌変わり》はもちろんこれに該当します。

旧テキスト:

{G}: Choose one ―

  • Until end of turn, Skinshifter becomes a Rhino with base power and toughness 4/4 and gains trample. Activate this ability only once each turn.
  • Until end of turn, Skinshifter becomes a Bird with base power and toughness 2/2 and gains flying. Activate this ability only once each turn.
  • Until end of turn, Skinshifter becomes a Plant with base power and toughness 0/8. Activate this ability only once each turn.

 

新テキスト:

{G}: Choose one. Activate this ability only once each turn.

  • Until end of turn, Skinshifter becomes a Rhino with base power and toughness 4/4 and gains trample.
  • Until end of turn, Skinshifter becomes a Bird with base power and toughness 2/2 and gains flying.
  • Until end of turn, Skinshifter becomes a Plant with base power and toughness 0/8.

 

和訳:

{G}:以下から1つを選ぶ。この能力は各ターン1回しか起動できない。

  • ターン終了時まで、肌変わりは4/4のサイになりトランプルを得る。
  • ターン終了時まで、肌変わりは2/2の鳥になり飛行を得る。
  • ターン終了時まで、肌変わりは0/8の植物になる。

 

(訳注:この「旧テキスト」は印刷されていたテキストからかなり変更されたあとのものです。)

(Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru)

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