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お知らせ

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MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2021年1月)

Wizards of the Coast
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2020年1月21日

 

(編訳注:記事中に記載の日付や時刻は、太平洋時間(PT)を基準とし、一部日本時間(JST)を併記いたします。また、ゲーム画面は英語版の開発中のものです。)

伝説を築け

 新たなカードを見ましたね。新規メカニズムについても学びましたね。ストーリーも読みましたね。来週(原文掲載時)より、星界への挑戦や領界への旅をお楽しみいただけます。栄光を求めて戦いへ赴きましょう。対応端末をお持ちの方は、スマートフォンでもお楽しみいただけます。

 1月のゲーム更新では、ヴァイキングに着想を得た待望の次元『カルドハイム』がMTGアリーナに実装されます。そしてついに、MTGアリーナがズボンのポケットに収まるようになり、ソファーでくつろぎながらや移動中にもプレイできるようになります。今回は英雄譚を語るかのように更新内容をじっくりとお話ししましょう。物語の始まりは、最新セットの登場から……

MTGアリーナへ『カルドハイム』実装

 『カルドハイム』では「英雄譚」や「モードを持つ両面カード」といった馴染み深い再録メカニズムが収録され、さらにMTGアリーナでは初めてとなる特殊タイプ「氷雪」、そして2つの新規メカニズム「予顕」と「誇示」が登場します。

予顕
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 「予顕」を持つカードを唱える際のゲーム内の挙動は、「出来事」呪文や「キッカー」を持つカードを唱えるのと似ています。予顕を持つカードは通常通り唱えることもできますが、あなたのターンの間ならいつでも、あなたは{2}を支払って、あなたの手札から予顕を持つカードを「裏向きに」追放することもできます。MTGアリーナにおいては、「裏向き」のカードは手札の近くに表示されます。

 「裏向き」のカードにマウスカーソルを合わせると、(予顕コストやこのターンに追放されたかどうかなど)そのカードの詳しい情報を確認できます。さらに親切にも、追放された予顕を持つカードの情報は相手に見えないということも伝えてくれます。対戦相手からは、カードの裏面しか見えないのです!

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 あなたのターンの間ならいつでもカードを予顕できるため、その時点では唱えられないカードも予顕で追放することはできます。例えば瞬速を持たない《占い鴉》の場合、戦闘中にこのクリーチャーを唱えようとしてもグレーアウト表示になりますが、予顕はできるのです。

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誇示
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 「誇示」は、1ターンに1度だけ起動できる起動型能力です。ただし、その能力を持つクリーチャーがそのターンに攻撃していなければ起動できません。このターンにこのクリーチャーで攻撃しました?

  • 攻撃したなら、そのことを「誇示」できるわけです!誇示能力を起動するには、条件を満たしたカードをクリックして追加のコストを支払います。
  • このターンに攻撃していない場合は、誇示できません。
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 なお、誇示能力はそのクリーチャーが攻撃宣言を行ったあとならいつでも起動できます――つまり攻撃クリーチャー指定ステップ中でも起動できます!

「冠雪」の基本土地

 『カルドハイム』を覆うさまざまなものをご紹介する項の最後を飾るのは、マジックにとっては再録ですがMTGアリーナでは初登場となる特殊タイプ、「氷雪」です! 「『カルドハイム』のメカニズム」記事でも書かれている通り、氷雪はそれ自体は何もしませんが、他のカードによってさまざまな方法で参照されます。

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 氷雪を持つマナ源をタップすると、それにより生み出されたマナは氷雪を持たないマナ源が生み出すマナと同じ色であっても別のマナとして表示されます。この素敵すぎる基本土地を切(雪)望する方のために、それらを降り積もらせる方法が2つあります。

  • 構築フォーマットでは、冠雪の基本土地も『カルドハイム』の基本土地の1つとしてすべてのプレイヤーにご利用いただけます。
  • リミテッドのイベント(ドラフトやシールド)中は、パックから出現した冠雪の土地のみご利用いただけます。
    • 『カルドハイム』のリミテッド用パックには、以下の15枚が封入されています:レアまたは神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン10枚、土地カード1枚。
    • 土地カードの枠では、冠雪の基本土地または冠雪の2色土地が出現します。

 最高に「クール」ですよね?(すごい雪で進めない!)

マジックがモバイルへ

 『カルドハイム』の力を解き放って「世界樹」を混沌から守り、あなたの力を示し伝説を築くことよりも素敵なことがあるでしょうか?あります。それは、快適でプライベートな場所で『カルドハイム』の力を解き放って「世界樹」を混沌から守り、あなたの力を示し伝説を築くことです。

 1月29日(JST)より、『カルドハイム』を含むマジックのすべてが皆さんの手のひらに収まるようになるのです。

重要事項
  • 2021年1月29日(JST)の『カルドハイム』リリースに伴い、Androidアーリーアクセスが開始されます(必要環境をご確認ください)。
  • 対応Android端末の拡大やiOSおよびタブレットへの対応も年内を予定しています。
  • PC版と同じアカウントで、コレクションをそのままに、クロスプラットフォームでお楽しみいただけます。
  • 他にご質問はありますか? モバイル版FAQもご用意しますので、そちらをご確認ください。

 以下に、スクリーンショットを交えながらモバイル版についてのご案内をしますが、要約だけ聞きたい方のためにまずは簡潔にお伝えしましょう。これはまさに、スマートフォンで楽しめるMTGアリーナです。クリックはタップになり、スクロールはスワイプになり、皆さんが愛するゲーム(と機能の大部分)を文字通り指先ひとつでお楽しみいただけます。

ゲームプレイ概要
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 それでは、最も大切な部分からお話ししましょう――マジックのプレイについてです。小さく横に少し長いモバイル端末の画面に合わせてアスペクト比のバランスを取るため、プレイヤーのアバターの大きさや場所を変えるなど、戦場のレイアウトにさまざまな調整を加えました。

 プレイ感覚自体は、画面にタッチして操作するとはいえPC版とかなり近いものになっています。例えば、初期手札を決定する際は画面に表示される「キープ」または「マリガン」のボタンをタップしますし、マリガンを行った場合はライブラリーに戻すカードを手札からタップで選択してドラッグします。

 それから(墓地やライブラリー、追放領域など)各領域をタップすれば、その領域の公開済みのカードを見たり現在の枚数を確認したりできます。

 PC版との操作やレイアウトの違いに慣れるために、スパーキーとのbot戦を何度かプレイするのをおすすめします!

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手札のカードの表示、呪文を唱える際の挙動、プレイヤーの情報

 対戦中は、戦場が見やすいように手札のカードが定期的に「まとめられて」表示されます。自分や対戦相手の手札をタップするとカードが扇状に広がり、手札の確認や選択がしやすくなります。カードをタップしてそのまま長押しすると、詳細を確認できます(PC版でマウスカーソルを合わせるのと同様です)。戦場をタップすれば、再び手札がまとめられます。

 また、ゲームの進行に合わせて自動で手札が広がったり閉じたりする機能もあります。この機能については皆さんが快適にプレイできるよう自然な挙動を目指していますが、必要に応じていつでも開いたり閉じたりできることは覚えておいてください。

 マナは手動で生み出すこともできますし、オートタップ機能もご利用いただけます。タップと長押しでカードを選択したら、戦場にドラッグしてそのカードを唱えます。

戦闘時の操作

 戦闘フェイズ中は、攻撃させたいクリーチャーをタップで選択します。ブロック・クリーチャーを指定する際は、あなたのクリーチャーをタップしてからブロックしたいクリーチャーをタップするか、あなたのクリーチャーをタップしてブロックしたいクリーチャーへ向けてドラッグします。

その他のゲームプレイ設定

 あなたのアバターをタップすると、エモートの使用や追加時間の回数確認ができます。アバターを長押しすると、フル操作モードのオン/オフ切り替えができます。対戦相手のエモートをミュートにしたい場合や相手の追加時間の回数を確認したい場合は、相手のアバターをタップしましょう。行動をキャンセルできる場合は、画面右上に「やり直し」と書かれた矢印が表示されます。それをタップすると特定の行動をやり直せます。

 その他のゲームプレイ設定は、画面右側の歯車のアイコンをタップして「設定」をご確認ください。

デッキ構築

 コレクションの閲覧やデッキ構築は、PC版と同様の感覚でご利用いただけます。違いは、先ほどお伝えした通りタッチで操作することです。左や右にスワイプしてコレクションを閲覧でき、カードをタップしてメインデッキの採用枚数を増減できます。「サイドボード」のボタンをタップするとメインデッキとサイドボードを切り替えられます。

 カード名の検索や高度なフィルターなど、PC版で利用できる機能はすべてモバイル版でもご利用いただけます。ただし現時点では、モバイル版のデッキ構築では上記画像に示されたレイアウトのみの対応となります。(コレクション画面で表示されるカードは2列、デッキ表示はリスト形式のみ。)

ドラフト
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 モバイル版でも、現在開催されているすべてのイベントへ参加できます――対人ドラフトもお楽しみいただけます!ドラフト中は、タップ1回でピックするカードを選択します。そのカードを素早く2回タップするとピックを確定できます。カードを選択してデッキリストへドラッグしてもピックできます。

実装予定の機能:ドラフト中におけるサイドボードへのカードの移動

 Androidアーリーアクセスをご利用の方に声を大にしてお伝えしますが、アーリーアクセスの時点ではドラフト・イベント(プレミア・ドラフト、クイック・ドラフト、マッチ・ドラフト)のドラフト中にカードをサイドボードへ移動することはできません。ピックしたカードはすべて、ドラフトが完了しデッキ構築が始まるまではメインデッキのリストとして表示されます。ドラフト中におけるサイドボードへのカードの移動は今後追加予定です。

その他の機能もほぼすべて対応!

 発表記事でお伝えした通り、AndroidアーリーアクセスはMTGアリーナおよびGoogle Playストアをご利用いただける地域において、推奨環境を満たしたAndroidのモバイル端末でご利用いただけます。ご利用のウィザーズ・アカウントでログインできますし、作成済みのデッキはモバイル端末でもPCでもお好きな方でプレイできます。

 ただし、指名対戦はご利用いただけますがその他のソーシャル機能(フレンドリストやメッセージ送信機能)は現在ご利用いただけません(年内に対応予定です)。さらに、コードの入力もモバイル端末ではできません。技術面やアカウントについての情報は、モバイル版FAQをご確認ください。

スマートフォンで楽しむマジック

 さて、システム内に巣食う《硬鎧の大群》に立ち向かうときがきました。そう、マジックのゲームは複雑になりすぎる場合もあるのです。モバイル端末の性質上、どうしてもモバイル向きでないデッキや盤面の状況というものはあり得るでしょう。

 しかしながら、爆発的な動きが可能なことや複雑なゲーム展開になることもまた、マジックをマジックたらしめる要素です。私たちは、モバイルでのプレイに特別な配慮をしてマジックのデザイン方針を変更するつもりはありません。そしてもちろん、モバイルでの体験を制限して水で薄めたようなものにするつもりもありません。私たちが目指すのは、MTGアリーナのサービスをご提供するすべてのプラットフォームにおいてゲーム体験の改善を続け洗練させることです。つまりスマートフォンでのプレイは、マジックを体験する「選択肢の1つ」なのです。大部分は完成しましたが、今後も引き続き、対応端末の拡大とともにさらなる改善に取り組んでいきます。

開発ロードマップ
まもなく実装 『カルドハイム』 Androidアーリーアクセス      
開発中 『ヒストリック・アンソロジー4』 iOS対応 タブレット端末対応 対応Android端末拡大 『ストリクスヘイヴン:魔法学院』
構想中 『パイオニアマスターズ』 コレクション画面の改善 『フォーゴトン・レルム探訪』 デッキ共有機能 ゲームモードの刷新

 これまでの習慣に則り、2021年最初のロードマップ更新を行いたいと思います。皆さんのご想像の通りかもしれませんが、現在私たちの開発リソースはその大部分がMTGアリーナのモバイル対応に割かれています。それに加えて、過去最大となる「5つ」ものセット開発に取り組んでいます。2021年も、スタンダードのセットに加えてヒストリックへのサポートを続けていきます。

これからの1年

 開幕から大きく踏み出しましたが、これも始まりに過ぎません! 今後も、主要な更新に加えてバグ修正やゲームの快適さに関わる改善を続けていきます。

クリンナップ・ステップ

 伝説を築け! 戦斧を掲げよ! 英雄譚は始まったばかりです。スマートフォンの充電器の用意をお忘れなく! 『カルドハイム』の実装とAndroidアーリーアクセスの開始は、1月29日(JST)です。メンテナンスについての情報はステータス・ページ(リンク先は英語)をご確認ください。それから@MTG_ArenaのTwitterアカウントをフォローして、最新情報をお見逃しなく。(訳注:日本語では@MTGArenaJPより情報を発信いたします。)

 待ちきれない? 1月28日(JST)に『カルドハイム』のアーリーアクセスイベントが開催されますので、お気に入りの配信者が歌や物語にその名を残す様子をご覧ください。

 

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