2020年10月21日

　もし、トーナメントにおいて世界最高峰のプレイヤーたちの試合をすべて見ることができたら？ もし、数週間ごとにトーナメントが開催され、毎回違うデッキが使用されたら？ もし、トーナメント内の参加者全員が必ず他の参加者すべてと対戦しなければならず、その１勝１勝に重みがあるものだとしたら？ もし、お気に入りの選手がそれらを通して活躍し、ポストシーズンに開催される最大のトーナメントへの出場権を獲得したことを祝福できるとしたら？ もし、総額400,000ドルの賞金が懸かっていたら？ そして、すべての対戦が世界中のプレイヤーによって生配信されるとしたら？

　「リーグ・ウィークエンド」はこれらすべての疑問にお答えします。

　ライバルズ・リーグの選手たちはMPL(マジック・プロリーグ)昇格を、MPLの選手たちは残留を目指して、そして総額400,000ドルの賞金を懸けて「リーグ・ウィークエンド」での激闘に身を投じます。また、2020-2021シーズンの「リーグ・ウィークエンド」で行われるすべての対戦は生配信にてお届けします。

最高峰の対戦を観戦しよう

　2019シーズンには新たな競技マジックの施策としてMPLウィークリーを行いましたが、これは観戦という観点からも、また参加者にとっても最適なものではありませんでした。2020-2021シーズンにはご期待に沿えるような、シーズンを通して行う施策を新たに展開します。

　「リーグ・ウィークエンド」はファンの皆さんにとっても、またリーグに所属する選手にとっても新鮮な体験を提供します。

• ディビジョン制の撤廃 ― 参加者は同リーグ内の他のすべての参加者と対戦します。リーグの頂点に立ちたいのであれば、全員と戦い他の誰よりも勝ち星を挙げなければなりません。チャンピオンシップでの活躍は素晴らしいものですが、シーズンを通して獲得できるポイントの大半は「リーグ・ウィークエンド」に由来するものとなります。
• 対戦の模様を生中継 ― 絶対に見逃せない対戦カード、そしてチャンピオンシップと同等レベルの実況・解説つきで(英語)、各「リーグ・ウィークエンド」のフィーチャーマッチをtwitch.tv/magicにて生中継でお届けします。２日間の生中継に加え、参加者全員が自身のチャンネルにて各自すべての対戦を放送します。誰をフォローしていようとも、その選手がどこに住んでいようとも、すべての対戦をご覧いただくことが可能なのです。
• 明確な報酬 ― 「第27回マジック：ザ・ギャザリング世界選手権」出場を懸けた戦いは「リーグ・ウィークエンド」とともに開始し、「リーグ・ウィークエンド」によって決します。さらに、全３回の各スプリットごとに各リーグ50,000ドルずつ、計100,000ドルの賞金が授与されます。

　観戦者にとっても、参加者にとっても、「リーグ・ウィークエンド」の概要は至ってシンプルなものです：リーグ内すべての参加者と戦い、最も多く勝利を重ねた者がシーズン最高の報酬を手にするのです。「リーグ・ウィークエンド」で行われるすべての対戦、そして各チャンピオンシップでの結果がプレイヤーたちが欲する成功の１つとなります。

　両日ともに注目すべき対戦が多く行われますが、twitch.tv/magicでは土曜日にライバルズ・リーグを、そして日曜日にMPLに焦点を当てて放送を行います。放送内でフィーチャーする対戦カードや、放送チームのメンバー、全デッキリストは各「リーグ・ウィークエンド」の前に掲載予定です。

各リーグの報酬

　まずは両リーグについて簡単におさらいします。

• MPL(マジック・プロリーグ)は2019シーズンを通して目ざましい活躍を見せた精鋭たち24名で構成されています。
• マジック・ライバルズ・リーグは2019シーズン、2020「移行シーズン」で好成績を収めた新星たち48名で構成されています。

　両リーグとも、殿堂顕彰者やチャンピオンシップ王者、そして世界最高峰のスキルを持つプレイヤーたちばかりが所属しています。リーグは所属プレイヤーたちがハイレベルな舞台での戦いにより集中できるようサポートします。

　2020-2021シーズンには３つのスプリットが存在し、それぞれに各新セットの名前を冠した「リーグ・ウィークエンド」およびチャンピオンシップがあります。

　MPL、またはライバルズ・リーグで頂点に立つためには、３つのチャンピオンシップ、そして７回の「リーグ・ウィークエンド」を戦い抜く必要があります。

　シーズンを通して、各リーグに所属するプレイヤーはチャンピオンシップで好成績を挙げたり、「リーグ・ウィークエンド」で１勝を挙げたりするごとに、リーグ内での最終成績に影響を及ぼすポイントを獲得することが可能です。また、このポイントのうちの大半は「リーグ・ウィークエンド」で獲得できるものです。両リーグとも、各スプリットの最終成績に応じて総額50,000ドル、更にシーズン終了時にはボーナスとして50,000ドルの賞金が贈られます。３つのスプリットとボーナスを合わせ、総額400,000ドルの賞金を巡る戦いとなるのです。

　2020-2021ポストシーズンを迎えるにあたり、リーグ内最終順位はすべてのプレイヤーにとって重要となります。

• 各リーグ上位４名は2021-2022シーズンにMPL所属となり、「第27回マジック：ザ・ギャザリング世界選手権」への出場権を得ます。
• 上位のプレイヤーはMPL、ライバルズ・リーグ残りの席を懸けてポストシーズンに開催される「ガントレット」に出場します。
• 下位のプレイヤーはリーグから降格となります。MPL所属のプレイヤーはライバルズ・リーグへ、ライバルズ・リーグ所属のプレイヤーはリーグから離れることとなります。

　３回の『ストリクスヘイヴン：魔法学院』ウィークエンドでどのように各リーグの上位スロットが決定するかなど、まだまだ紐を解かなければならない内容がたくさんあります。しかし、どのような構造になろうともすでにプレイヤーの志は定まっているのです――他の誰よりも多くの勝ち星を挙げること。

　「リーグ・ウィークエンド」はファンの皆さまにより多くのハイレベルな対戦をお届けするための施策です。2020-2021シーズンを進めるにあたり、新たな施策である「リーグ・ウィークエンド」を開幕すること、また皆さまからのフィードバックを心待ちにしております。