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お知らせ
MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2020年8月)
2020年8月4日
(編訳注:記事中に記載の時刻は、特記がない限り日本時間です。また、ゲーム画面は英語版の開発中のものです。)
『アモンケットリマスター』
よし――どなたか、もう一度「蓋世の英雄」となる準備ができた方はいますか? いよいよ来週、『アモンケット』と『破滅の刻』が『アモンケットリマスター』としてMTGアリーナへ戻ってきます。
灼けつく陽光と呪われた砂漠に覆われた世界の核心をお伝えしましょう。
- 『アモンケット』と『破滅の刻』から338枚のカードが収録されます。
- ブースターパックが発売され、リミテッド・イベント(シールドとドラフト)が開催され、カードを個別に作成もできます。
- 何度も楽しめるリミテッド体験を主眼に置いています。
- ヒストリックと(やがては)パイオニアをサポートする製品です。
メカニズム
アモンケットの試練に臨むのは数年ぶりになりますので、あの頃とは変わったことがいくつもあります……
元の『アモンケット』ブロックのメカニズムは馴染みのあるもの(サイクリングや各種カウンター、墓地からカードをプレイ)が多いですが、MTGアリーナのプレイ感覚の進化に伴い「リマスター」されたものもあります。例えば、「不朽」や「永遠」を持つカードが墓地にあるときは手札の近くに表示されるようになりましたし、それらの能力を起動する際はそれぞれのテーマに合ったアニメーションが付きます。
それから、「督励」には生け贄と同様のインターフェイスが付きました。督励を持つクリーチャーで攻撃する際に、督励するかどうかを選べます。督励したクリーチャーには、攻撃時に矢印と特別なタップ・エフェクトが表示されます。エフェクトはオーナーの次のアンタップ・ステップにアンタップしないことを示します。アンタップ・ステップが終わると、通常のタップ状態になります。
『アモンケット』ブロックのメカニズムについての詳細は、『アモンケット』のメカニズムと『破滅の刻』のメカニズム記事をご覧ください。
プレビュー場所
……危険から保護されているように見える巨大な見せかけのオアシスに隠れるのは、ニコル・ボーラスのような存在だけではありません。
オアシスの外には果てしなく広がる砂漠があり、この世界の終末を告げる出来事をきっかけにさらなる秘密が明らかになりました。収録カードの枚数に米印が付いている理由を知りたい方は、「メンテの刻」が近づくにつれて公開されていく情報にご注目ください。
『アモンケットリマスター』のプレビューについての詳細は、当該記事(英語)をご覧ください。
『アモンケットリマスター』のイベント
プレミア・ドラフト:8月14日~9月18日
シールド:8月14~22日
ローテーションとリニューアル(2021年版)
先日の禁止制限告知で一部実行されましたが、8月を迎え、ローテーションの時期が近づいてきました。来月に再びゼンディカーを訪れるとともに、『ラヴニカのギルド』、『ラヴニカの献身』、『灯争大戦』、『基本セット2020』はスタンダードを去ります。
それらのセットはヒストリックが主戦場になりますが、ローテーションを楽しみにしている方はひと足先に体験しませんか?
スタンダード2021
暫定的な環境ではありますが、8月14日より「プレイ:スタンダード2021」と「ランク戦:スタンダード2021」の2つのモードが追加されます。どちらもBO1で、『エルドレインの王権』以降のカードのみ使用できます。これらのモードは次のローテーションを体験する機会となり、現行スタンダードをちょっとお休みして新しいデッキを試したい方におすすめです。
これらのモードは9月18日までプレイでき、その終了をもってローテーションが行われ、以降は「スタンダード2021」が「スタンダード」になります。また、8月23~28日には「職工:スタンダード2021」イベントも行われますので、お楽しみに。
リニューアル
リニューアル・エッグが帰ってきます! 9月17日(PDT)以前にログインしたプレイヤーの皆さんは、ローテーション後に特別なリニューアル・ギフトを受け取ります。新たなスタンダードのカードを集める一助になればと思います。プロフィールのページに小さな器に収められた緑色に光る卵がありますので、孵化する日をお楽しみに。詳しい内容は9月のはじめ頃にお知らせしますが、カードや『ゼンディカーの夜明け』のパック、ローテーションを記念した特別なスリーブなどが入る予定です。
新規プレイヤー向けデッキの更新
9月のローテーションに合わせて、新規プレイヤー向けデッキも一新されます。プレイヤーの皆さんがスタンダード2021対応のデッキを持てるよう、「カラー・チャレンジ」(あるいは以前の「アカウント・マスタリー」)を完了している皆さんのコレクションに新たなデッキリストが自動的に追加されます。デッキはその時点の皆さんのコレクションから作成され、不足分はお贈りします。
なおチュートリアル終了後に受け取る単色のデッキについては、今回のローテーション以降「ローテーションの影響を受けない」ものに変更されます。新たなデッキはMTGアリーナの基礎セットのカードで構成され、それらは今後、別途お知らせするまでBO1のゲームで使用可能となります。私たちはマジックの開発スタジオと密接に連携し、初めてマジック:ザ・ギャザリングを学ぶ新規プレイヤーの皆さんに最適なカードや、デッキを強化するときに採用したくなるカードを選び抜きました。
2色のデッキについては、今後もローテーションごとに更新する予定です。
『Jumpstart』よ、また会う日まで
『Jumpstart』イベントは8月16日(PDT)に終了しますので、ここでお知らせしておきます。特徴あるテーマを合わせて遊びたい(あるいはテーマに合った基本土地を手に入れたい)方は、最後のチャンスですよ!
……少なくとも今は。このイベントを愛する皆さん、どうか落ち込まないでください。私たちも大好きなので、いつかまた開催するつもりです。それまでは、『アモンケットリマスター』やスタンダード2021で新鮮な体験をお楽しみください。
ブロールについての更新
8月の更新では、ブロールについてもいくつかお知らせしておきたいことがあります。まず、特定の統率者(《龍神、ニコル・ボーラス》《ニヴ=ミゼット再誕》)についてマッチメイキングに調整を加えます。それらのデッキが一分の隙もないわけではありませんが、競技志向のデッキは競技志向のデッキ同士で戦うようにして、牧歌的なデッキを使う余地をもう少し増やす方向に後押したいと私たちは考えています。この変更がブロールのゲームやマッチメイキングにどのような影響を与えるか観察を続け、皆さんがそれぞれのデッキ・スタイルに合ったゲームを楽しめるよう微調整を加えていきます。
次に、8月13日(PDT)をもってスタンダード・ブロールの禁止リストに《ルーンの光輪》を追加します。改めてお伝えしますが、ブロールはスタンダードとは別に禁止リストが制定されており、ブロールで禁止されたカードについてはワイルドカードの補償はありません。
そして、ヒストリック・ブロールの禁止リストに《ルーンの光輪》と《ギデオンの介入》を追加します。こちらも8月13日(PDT)に発効されます。また、9月4日の「自宅でFNM」イベントはヒストリック・ブロールで行われる予定です。繰り返しになりますが、私たちは今後もヒストリック・ブロールを定期イベントの1つとしてご提供する予定です。この方針は、ローテーション後まで見直すつもりはありません。ヒストリック・ブロールのイベント開催頻度やサポートの程度の変更とその時期に、明確な基準はありません。決して悪意をもって変更しないのではなく、今後の動きに注目しているだけです。ブロールはもともとスタンダードのフォーマットとして設計されたものであり、ローテーションによって何が起こるのかをしっかり見定めたいのです。
デッキ構築画面の改善
最後に、「高度な検索」にさらなる機能を追加します! 8月のゲーム更新以降、以下の検索ワードでも検索できるようになります。
(以下は英語版の機能です。日本語版の対応は別途設定されます。)
- マナ・コスト(m:またはmana:)
- m:x(マナ・コストにXを含む呪文がすべて表示されます。)
- m:gg(マナ・コストに緑マナ・シンボルが2つ含まれるカードが表示されます。)
- アーティスト(a:またはart:あるいはartist:)
- フレイバーテキスト(f:またはflavor:)
- 忠誠度(loy:またはloyalty:)
- loy:>5で忠誠度5以下のプレインズウォーカーが表示されます。
また、「?」を使って特定の特性を検索できます。
- ?basicland
- ?commander(ブロールで統率者として使用できるカードが表示されます。)
- ?companion(相棒を持つカードが表示されます。)
- ?booster(パックから手に入るカードが表示されます。)
- -?booster(パックから手に入らないカードが表示されます。)
- ?transform
- ?split(「余波」を含む分割カードが表示されます。ルールの専門家によると、「出来事」は独自の呪文タイプなので検索する際は「?adventure」を使用してほしいとのことです。)
- ?spell(土地以外のカードが表示されます。)
- ?permanent(インスタントとソーサリー以外のカードが表示されます。)
- ?styled(カード・スタイルがあるカードが表示されます。)
もちろん、これらの検索オプションは組み合わせることもできます。例えば「?commander m:g」でマナ・コストに緑を含む統率者を検索できます! 高度な検索ワードを用いた検索についてもっと詳しく知りたい方は、当該記事をご覧ください(後日掲載予定:英語)。
クリンナップ・ステップ
ボーラスが支配する世界への再訪となる『アモンケットリマスター』は、史上初となるMTGアリーナ限定のリマスター・セットです!(そしてもちろん、これっきりの製品ではありません!)ゲーム更新は8月14日に行われますので、ステータス・ページ(英語)でメンテナンスについての最新情報をご確認ください。
(日本語では@MTGArenaJPより情報を発信いたします。)
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2024年12月18日号|週刊マジックニュース
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- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
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