READING
お知らせ
MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2020年7月)
2020年7月15日
(編訳注:記事中に記載の時刻は、特記がない限り日本時間です。また、ゲーム画面は英語版の開発中のものです。)
位置について、よーい……ジャンプスタート!
気軽に遊べてすごく楽しい『Jumpstart』が、今週末にMTGアリーナへやってきます! 46のテーマと合計121種類のカード20枚入りパックを合わせて遊べば、大盛りあがり間違いなしでしょう。MTGアリーナに何百枚ものカードが新たに実装されますが、皆さん準備はいいですか?
ばっちりですよね!
『Jumpstart』は、マジックを気軽に遊べて何度でも愉快なゲームが楽しめるようにデザインされています。MTGアリーナでも、「多読の恐竜」から「不気味なレインボー」までテーブルトップと同じ体験をお届けします(『Jumpstart』についてお伝えするときは、毎回最もあり得ない組み合わせを見つけて書く遊びをしています。気づいた方、ありがとうございます)。
MTGアリーナで『Jumpstart』を楽しむ方法はいたって簡単です――参加してピックして、あとは遊ぶだけです!
参加
ドラフトやシールドのイベントと同様に『Jumpstart』にも専用のイベントページがあり、ここでイベントへの参加やデッキの確認、報酬の受け取りなどができます。
ピック
イベントに参加したら、2回に分けてテーマを選んでいきます。まず、さまざまなテーマの中から3つ提示され……その中から1つ選びます! それから、また新たに3つのテーマが提示され……もう一度選びます! ほとんどのテーマに複数のカード・リストがあるため、同じテーマが2回提示されることもあります。(詳しくはMTGアリーナ版のデッキリストをご覧ください。)
遊ぶ
準備は以上です! あなたが選んだテーマのカードが合わさって……ほら! デッキが完成しました。完成したデッキは、イベント期間中お好きなだけプレイできます。さらに、最初の2勝まで、『Jumpstart』のレアカード報酬も手に入ります。
『Jumpstart』イベント詳細
イベント期間:7月16日~8月16日(日付の基準は太平洋夏時間)
参加費:2000ゴールドまたは400ジェム
イベント形式:お好きなだけプレイできます!
報酬:
- 1勝目:『Jumpstart』のレア・カード報酬 1枚
- 2勝目:『Jumpstart』のレア・カード報酬 1枚
さらに詳しくお伝えしている記事もありますので、ぜひ目を通しておいてください。
アリーナ・オープンの「歴史的」帰還
詳細をお伝えする前に、まずは……
重要事項
- このイベントの参加者は満18歳以上でなければなりません。
- 地域によっては参加が制限される場合があります。禁止されている地域では無効です。
- 賞金の受け取りには、ウィザーズ・アカウントおよびDCI番号、i-Payoutアカウントが必要です。
- 詳細については、公式ルール(英語)をご確認ください。
MTGアリーナ上で行われ賞金が授与される2日間にわたる競技イベント、「アリーナ・オープン」が帰ってきます! 5月に開催された最初のアリーナ・オープンとほぼ同じ形式で行われますが、1つだけ異なる点があります――フォーマットです! 今回のアリーナ・オープンは、『Jumpstart』で追加された多数のカードを含むヒストリックで行われます。先日発表された禁止制限告知でもヒストリックにおける変更が伝えられていますので、そちらもご確認ください。
『ゼンディカーの夜明け』予選ウィークエンドへの招待
アリーナ・オープンとマジックのeスポーツの関係にも変更があります。発表があった通り、2020-2021年eスポーツ・シーズンにおいて、アリーナ・オープン2日目イベントで5勝以上の成績を収めたプレイヤーには、直近に開催される「予選ウィークエンド」イベントへの参加権利が授与されます。
詳細につきましては、ぜひ当該記事をご確認ください。この変更は、今回のアリーナ・オープンにも適用される予定です。2日目イベントで5勝以上の成績を収めたプレイヤーの皆さんは、『ゼンディカーの夜明け』予選ウィークエンドへの参加権利を獲得できます。なお、私たちはアリーナ・オープンの定期開催を計画していますが、毎月の開催は予定していませんのでご注意ください。(つまり、予選ウィークエンドへの参加権利が手に入る別の方法が毎回用意されるわけではありません。)ランクシーズンにおいて(構築またはリミテッドの)ミシック・ランク1200位以内という条件は今後も続ける予定です。
「アリーナ・オープン」イベント詳細
初日イベント
初日イベントは、BO1のヒストリックで行われます。7勝するか3敗するまでプレイでき、7勝を達成したプレイヤーには2日目イベントへの参加権利が授与されます。初日イベントには複数回参加できます。つまり、2日目進出のチャンスは1回限りではありません。
- イベント開始:8月2日午前0時
- 参加受付終了:8月2日午後8時――参加済みのイベントを完了するための時間はまだありますが、この時間以降はイベントへの参加ができません。
- イベント終了:8月2日午後11時
- フォーマット:ヒストリック構築戦(BO1)、時間制限あり
参加賞
上記の概要で挙げられた賞品に加えて、このイベントの参加者は『Jumpstart』で新たに加わったヒストリックのカード5枚のカード・スタイルを受け取ります。前回と同様に、この特別な報酬はイベントに参加した時点でアンロックされるため、イベントで使用することも可能です。
- 《今田家の猟犬、勇丸》カード・スタイル
- 《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅》カード・スタイル
- 《衰滅》カード・スタイル
- 《渋面の溶岩使い》カード・スタイル
- 《スラーグ牙》カード・スタイル
初日イベントの賞品
イベント形式:7勝するか3敗するまでプレイできます
- 7勝:2,000ジェム+2日目イベントへの参加権利
- 6勝:1,600ジェム
- 5勝:1,200ジェム
- 4勝:800ジェム
- 3勝:400ジェム
- 0~2勝:なし
参加費:20,000ゴールドまたは4,000ジェム
2日目イベント
- イベント開始:8月3日午前0時
- 参加受付終了:8月3日午前2時――参加済みのイベントを完了するための時間はまだありますが、参加登録はこの2時間のうちに済ませなければなりません。
- イベント終了:8月3日午前10時
- フォーマット:ヒストリック構築戦(BO3)
2日目イベントは、BO3のヒストリックで行われます。7マッチ勝利するか2マッチ敗北するまでプレイできますが、初日イベントと異なり、2日目イベントへの参加は一度きりです。7勝するか2敗するまでプレイしたら、それで終わりです! あなたは戦績に応じて賞品を受け取ります。7勝を達成できれば、2,000ドルの賞金が授与されます。
2日目イベントの賞品
イベント形式:7勝するか2敗するまでプレイできます
- 7勝:2,000ドル+『ゼンディカーの夜明け』予選ウィークエンドへの参加権利
- 6勝:1,000ドル+『ゼンディカーの夜明け』予選ウィークエンドへの参加権利
- 5勝:20,000ジェム+『ゼンディカーの夜明け』予選ウィークエンドへの参加権利
- 4勝:10,000ジェム
- 3勝:6,000ジェム
- 2勝:4,000ジェム
- 1勝:2,000ジェム
- 0勝:なし
参加費:なし――初日イベントで参加資格を得る必要があります。
今回は、イベントそのものに大きな変更は加えませんでした。私たちはアリーナ・オープンの目標として「参加しやすさ」と「利便性」、「高い技術が報われる多くの報酬」という3つの柱を掲げていますが、今のところは満足しています。
2日目イベントの参加受付期限が引き続き設けられているので、ご注意ください。ミシック予選ウィークエンドと第1回アリーナ・オープンでの経験から、限られた人数のプレイヤーがイベント期間中自由にプレイできるようバランスを取るには、現時点ではこの方法が一番だと私たちは考えています。私たちは、2日目へ進出した皆さんには最後まで試合を完遂していただきたいと思っています。参加受付に期限を設けることで、試合を完遂するのに十分な時間が取れなかったり、他のプレイヤーがイベントを終えていて対戦相手が見つからなかったりする問題を防ぐ助けになるのです。
参加受付期限についての情報はゲーム内にも追加し、ソーシャルメディア・チャンネルでも注意を促すつもりです。
自宅でFNM:全カード使用可能ヒストリック
7月24日の金曜日(アリーナ・オープンの1週間前、日付は太平洋夏時間)に、特別な「自宅でFNM」イベントを開催します。このイベントでは、ヒストリックの全カードを使ってデッキを構築し、ゲームをお楽しみいただけます。そう、未所持のものを含めて、ヒストリックで使用できるすべてのカードが使えるのです。ヒストリックの全カードが使えるのはこのイベント限定ですが、作成したデッキは保存されるので、イベント終了後にカードを作成してデッキを作りやすいかと思います。
新しいデッキのアイデアを試すもよし、使っているデッキを磨くもよし、あるいはヒストリックに挑戦してみるのもよし――参加費無料でカードの作成も必要なく、ヒストリックを存分に味わえます!
プレミア・ドラフト:『ドミナリア』
時の流れを少しだけかき混ぜてみましょう。人気を博したドラフト環境と、始まって数か月の対人ドラフト――古いものと新しいものを混ぜると楽しくなるのです。
7月31日~8月14日(日付は太平洋夏時間)に、MTGアリーナへ『ドミナリア』ドラフトが戻ってきます。botは抜きで、テフェリープレイヤー同士でドラフトを楽しみましょう!
追記:『エルドレインの王権』ドラフトを待ち望んでいる皆さんは予想できたでしょうか――7月24~31日(日付は太平洋夏時間)には、プレミア・ドラフト:『エルドレインの王権』も開催されます。
時の祭典
最後になりましたが、他にもイベントが開催されます! 『基本セット2021』のショーケース版カード・スタイルを集めたい方は、今こそそのときです! 7月25日から開催される「時の祭典」イベントでは、未来へ歩を進め、ローテーション後に更新される新規プレイヤー向けデッキで対戦します。
次の週は、過去を現在にうまく織り込むことが求められます。8月8日から始まる「時の祭典」はヒストリック・シングルトンで行われますが、ヒストリックには新規カードが続々と追加されますので、デッキリストに少し変える余地を持っておくと良いでしょう。このイベントでは基本土地を除いて各カード1枚しか採用できませんが、デッキには100枚必要です。
さよなら、作業場
2月に「作業場」イベントを導入したとき、私たちはさまざまな遊び方を味わえる参加しやすいイベントの提供を目標に掲げていました。そして今、当時とは状況が大きく変わっています。『Jumpstart』の登場や「自宅でFNM」イベントの継続、ブロールとヒストリックのランク戦の常設などにより、作業場のデザイン空間は他のイベントやプレイモードと被る部分が多くなり、有用性が限られてきました。
MTGアリーナのイベントやフォーマットの新たな展開に対応するため、作業場イベントは停止させていただきます。
開発ロードマップ
さて、2020年7月にお届けするものは以上です。それでは、2020年内のロードマップを見ていきましょう……
本題に入る前に1つだけお伝えしたいことがあります。私たちが実装を計画している機能の中には、長らく「構想中」に入り続けているものもあります。はっきりお伝えしておきますが、それらは依然として計画段階のままです。2020年は予想外のことが多く起こり、その結果、開発の優先順位を変更せざるを得ませんでした。マジック・ファンの皆さんや提携パートナーの皆さんの安全を確保するためにプレイ機会の多くをデジタルへ移行させていく中で、使用できるカードやフォーマットの拡張が最優先事項になったのです。
構想を練るという行為は、その対極にあります。反復工程は大切ですが、とにかく時間がかかるのです。核となるコンセプトとデザインが確定し、実装段階に進んだら(つまり「構想中」から「開発中」に移行したら)、基本的には開発からリリースまでは期間が短くなります。デッキの共有機能やプレイモードの刷新を実現するには、まだやるべきことがたくさんあるのです。
それでは、前置きはこれくらいにして……
間もなく実装
『アモンケットリマスター』――2020年8月13日
来月も引き続き時の流れを遡り、今度は『アモンケット』と『破滅の刻』を合わせて『アモンケットリマスター』としてMTGアリーナに復刻します。
これは初のMTGアリーナ向けリマスター・セットであり、単なる「合わせ再販」以上のものになるでしょう。『アモンケットリマスター』には、『アモンケット』と『破滅の刻』を代表するカードや印象的なメカニズムが収録されますが、クローズドベータテスト当時からアップデートされたゲーム体験の中でそれらをプレイすれば、きっと当時を体験したプレイヤーの皆さんでも楽しく新鮮な体験を味わえるでしょう。
このセットには『アモンケット』と『破滅の刻』のカードが合わせて340種類ほど収録され、リミテッド(ドラフトやシールド)とパイオニア、そして引き続きサポートされるヒストリックに注目したものになります。
再び「蓋世の英雄」となるべく備えておきましょう! 『アモンケットリマスター』は、現時点では8月13日の実装を計画しており、8月6日にはより詳しい情報をお伝えする予定です。
開発中
『パイオニアマスターズ』――第4四半期
パイオニアについてもちょっと触れたので、こちらも発表しましょう。『アモンケットリマスター』の次に登場するパイオニアに注目したセットは、『パイオニアマスターズ』です。テーブルトップの『モダンマスターズ』シリーズと同様に、このデジタル・カードセットには現在パイオニアで使用可能なカードが収録され、リミテッドと構築の両方を楽しめるものになっています。最初の『パイオニアマスターズ』(つまり1回限りではありません)は、2020年末ごろに実装予定です。
構想中
『Equestrian』
私たちは将来のスタンダードのセットにも取り組んでいます!……今はこれ以上お伝えできません。
『ヒストリック・アンソロジー4』――2021年初頭
パイオニアに注目した製品に加えて、ヒストリックへのサポートも続けていくつもりです。2021年のはじめ頃には、再びヒストリックに注目したカード・セットをお届けしたいと思います。
おわりに
よし、こんなところですかね。今回ご紹介した内容は(他にも色々と含めて!)、明日7月16日に行われる7月のゲーム更新にて実装されます! メンテナンスについての情報はステータス・ページ(リンク先は英語)をご確認ください。それから@MTG_ArenaのTwitterアカウントをフォローして、最新情報をお見逃しなく。(日本語では@MTGArenaJPより情報を発信いたします。)
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた、ゲーム内でお会いしましょう!
RANKING ランキング
NEWEST 最新の読み物
-
2024.11.15戦略記事
今週のCool Deck:イゼット厄介者で機織りの季節を楽しもう(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.15お知らせ
MTGアリーナニュース(2024年11月11日)|お知らせ
-
2024.11.15広報室
すべての基礎となるスタンダード対応セット『ファウンデーションズ』本日発売!関連キャンペーンも開催|こちらマジック広報室!!
-
2024.11.14戦略記事
とことん!スタンダー道!ゴルガリ・ランプと『ファウンデーションズ』の注目カード(スタンダード)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
-
2024.11.14読み物
第50回:『ファウンデーションズ』統率者ピックアップ|クロタカの統率者図書館
-
2024.11.13戦略記事
墓地を貯めて大ダメージを狙え、ジャンド昂揚(モダン)|岩SHOWの「デイリー・デッキ」
CATEGORY 読み物カテゴリー
戦略記事
コラム
読み物
BACK NUMBER 連載終了
- Beyond the Basics -上級者への道-
- Latest Developments -デベロップ最先端-
- ReConstructed -デッキ再構築-
- Daily Deck -今日のデッキ-
- Savor the Flavor
- 射場本正巳の「ブロールのススメ」
- 津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ
- 浅原晃の「プレミアイベント三大チェックポイント!」
- ガフ提督の「ためになる」今日の1枚
- 射場本正巳の「統率者(2017年版)のススメ」
- かねこの!プロツアー食べ歩き!
- ロン・フォスターの統率者日記
- 射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」
- マアヤのマジックほのぼの日記
- 金子と塚本の「勝てる!マジック」
- 射場本正巳の「統率者(2015年版)のススメ」
- 週刊連載インタビュー「あなたにとってマジックとは?」
- なかしゅー世界一周
- 中村修平の「デイリー・デッキ」
- 射場本正巳の「統率者(2014年版)のススメ」
- 中村修平の「ドラフトの定石!」
- 浅原晃の「プロツアー観戦ガイド」
- 鍛冶友浩の「プロツアー観戦ガイド」
- ウィザーズプレイネットワーク通信
- Formal Magic Quiz
- 週刊デッキ構築劇場
- 木曜マジック・バラエティ
- 鍛冶友浩の「デジタル・マジック通信」
- 鍛冶友浩の「今週のリプレイ!」
- 渡辺雄也の「リミテッドのススメ」
- 「明日から使える!」渡辺リミテッド・コンボ術
- 高橋優太の「このフォーマットを極めろ!」
- 高橋優太の「このデッキを使え!」
- 黒田正城の「エターナルへの招待」
- 三田村リミテッド研究室
- 新セットめった切り!
- シングルカードストラテジー
- プレインズウォーカーレビュー
- メカニズムレビュー
- その他記事