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お知らせ

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ヒストリックにおける一時停止措置の更新

Wizards of the Coast
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2020年6月8日

 

(編訳注:記事中に記載の時刻は、特記がない限り日本時間です。)

 本日、私たちは「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」におけるデジタル・フォーマット「ヒストリック」の更新を行います。以下に、変更の内容とその理由、そしてヒストリックにおける禁止制限の適用タイミングについてお伝えします。

MTGアリーナ 発効日:2020年6月9日午前6時

 5月の下旬にヒストリックのランク戦が再開して以来、私たちは《軍団のまとめ役、ウィノータ》を用いるデッキを注意深く監視してきました。初期のデータはこのデッキの人気の高さと強さを示していたものの、このデッキはまだヒストリックに出始めたばかりで、他のデッキがどのように対応していくのかを観察する時間が必要だと私たちは考えました。そして先週の禁止制限告知によってさらに環境は変化しましたが、データによればこのデッキの勝率が大きく減少することはありませんでした。現在のデータを見ると、このデッキの使用率は出始めたころからおよそ2倍に増加しており、勝率は問題となるほどの高さを維持しています。《軍団のまとめ役、ウィノータ》を用いるデッキは現在、ヒストリックのメタゲームにおいて大きすぎる割合を占めており、このフォーマットにおける他の戦略や対抗手段をもってしても、追加の措置を講じなければ状況を変化させ難いことも示されています。以上の理由から、《軍団のまとめ役、ウィノータ》はヒストリックで一時停止となります。

ヒストリックの禁止制限のタイミングについて

 これまでの慣例であった「発効1週間前の告知」を変更し、私たちは今回の一時停止措置をただちに発効することにしました。デジタル中心のフォーマットとしてヒストリックを運用し蓄積してきた経験と知識から、ヒストリックにおいては告知から発効まで期間を空けることに、総じて利点よりも問題の方が多いと私たちは感じています。デジタル中心というその特性のため、私たちはヒストリックの動きを隅々まで観察でき、またプレイヤーの皆さんも環境の変化に素早く対応できます。ヒストリックに限っては、1週間前の告知なしに即時対応すべきときもあると私たちは感じているのです。

 他のフォーマットと同様に、今回のような即時発効の変更をヒストリックが採用される大型イベントにおいて行うつもりはありません。ここで言う「大型イベント」には、ミシックインビテーショナルのような組織化プレイ・イベントはもちろん、アリーナ・オープンのような競技志向の高いMTGアリーナ限定イベントも含まれます。また、今後もヒストリック以外のすべてのフォーマットにおいては、発効1週間前の告知が基本となります。私たちは引き続きeスポーツ関連組織やイベント・チームと密接に連携し、禁止制限告知の機会を確保してまいります。

MTGアリーナにおけるプレイヤーのコレクション

 《軍団のまとめ役、ウィノータ》は引き続きスタンダードで使用でき、ヒストリックにおいてのみ一時停止措置となるため、今回の措置に伴いワイルドカードの補償やパックの照合手順の変更、個別カード報酬の変更は行われません。なお個別カード報酬に関しては、このカードは現時点ではスタンダードの個別カード報酬からのみ手に入りますので、ご留意ください。

 最終的に《軍団のまとめ役、ウィノータ》が禁止される場合は、その際に改めてプレイヤーのコレクションに関する変更をお伝えします。

ゲーム内イベントにおける注意事項

構築イベント

 6月9日のメンテナンスの前に《軍団のまとめ役、ウィノータ》を含むデッキを使用して「マッチ戦:ヒストリック」や「ヒストリック・イベント」に参加中のプレイヤーは、そのままそのデッキでイベントを続けることができます。 一時停止カードが含まれているため「不正なデッキです」と表示されますが、参加済みのイベントは最後までプレイできますので、ご留意ください。参加中のイベント終了後は、一時停止カードを含めたデッキの登録はできなくなります。

「プレイ」モード

 《軍団のまとめ役、ウィノータ》の一時停止措置は、6月9日のメンテナンスが終了次第ヒストリックの「プレイ」モードにも適用されます。また、「マッチ・ランク戦:ヒストリック」や「ランク戦:ヒストリック」についても同様です。

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