2019年6月27日

　コモンのカードのみで対戦する人気フォーマット「パウパー/Pauper（コモン構築戦）」が、今後数週間をかけて公式に整備され、デジタル版とテーブルトップ版で統一された新たなフォーマットが公認大会のサポートを受けるようになります。

　パウパーを公式フォーマットとして認定するに際し、以下の更新を行う予定です。

• 公式ウェブサイトの公式フォーマット一覧にパウパーを掲載します。
• ウィザーズ・イベント・レポーターがパウパーのイベントを公式イベントとしてサポートし、店舗および大型トーナメント会場にて開催可能になります。
• 7月9日に、Gathererがパウパーで使用可能なカードの検索に公式に対応します。
• パウパーで使用可能なカードの範囲を、「テーブルトップとデジタルのいずれかのセットでコモンとして収録されたことがあるカード」に拡大します。収録されたセットは問わず、Gathererにコモンとして掲載されていればパウパーで使用できます。これにより、Magic Onlineでサポートされていた頃より使用できるカードが増える見込みです。

　また、使用可能なカードが増えることを受けて、パウパーの禁止リストに以下の３枚を加えます。

• 《トーラックへの賛歌》
• 《陥没孔》
• 《High Tide》

　新たなパウパーの今後の展開はテーブルトップ部門が注意深く観察し、必要に応じて変更を加えていく予定です。その内容は、定期的に発表している「禁止制限告知」にてお知らせします。私たちは新たなパウパーのメタゲームをさらに多様性あるものにしようと考えており、そのための変更に取り組むつもりです。皆さんがどんなデッキを組み上げるのか、楽しみにしています！

　Magic Onlineには、『基本セット2020』の導入とともにこの新たなパウパー・フォーマットも実装予定です。さらに、7月2日から新たなパウパー・リーグも開催予定です。