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お知らせ

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2019年3月11日 禁止制限告知

Ian Duke
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2019年3月11日

 

告知日:2019年3月11日

すべてのフォーマット

変更なし

 制限カード、禁止カードのフォーマット別一覧はこちら

次回禁止制限告知日:2019年5月20日


運命のきずな》に関する議論

 《運命のきずな》を取り巻く議論が、近頃行われたミシックチャンピオンシップ・クリーブランド2019を含めコミュニティの間で数多く行われてきました。我々はこの機会を用いて現在のところ《運命のきずな》をテーブルトップのスタンダードおよびMTGアリーナのトラディショナル(2本先取)フォーマットで禁止する計画が、現在ないことを申し上げておきたいと思います。

 我々のデータはMTGアリーナ、Magic Online、そしてミシックチャンピオンシップ・クリーブランド2019の全てで収集されたもので、《運命のきずな》デッキは競技メタゲームの一部ではあってもバランスの観点で問題ないことを表しています。事実、現在のスタンダードはかなりの期間にわたり、最もバランスが取れていて健全な環境のひとつであると証明されています。さまざまなタイプを合計した《運命のきずな》デッキのミシックチャンピオンシップ・クリーブランド2019での使用率は14%で、トップ8に進出したのは1つだけです。これは我々が健全だと見ているメタゲームの割合ととかなり一致していて、我々はこのメタゲームが進化し続けていくことを見守ります。

 《運命のきずな》を取り巻く不満は、主にこのデッキが勝つまでに長い時間がかかることと、このカードがプレミアム版しか存在しないという事実に集中しています。後者は競技プレイにおいて区別のつくカードになる可能性があるという意味です。どちらの懸念も妥当なものですが、スタンダードでカードを禁止するための基準はもっと高いものです。

 ローテーションの存在しないフォーマットではカードを禁止することがバランスを修正する最善の方法ですが、我々は段階的に問題のあるカードを取り除き新しい戦略への道を開くことを予定通りの時期に自然に行うために、スタンダードのローテーションを使うことができる場合はそうしたいと思っています。我々はプレイヤーが好きなデッキを組むために必要なカードを集める努力を尊重し、軽々しくその過程を邪魔することはありません。これは特に、プレイヤーが最初にマジックの構築フォーマットのデッキを作る経験をするスタンダードにおいて真実です。

 同様に競技プレイにおいて、我々は正常でないプレイを引き起こす(《運命のきずな》に限らない)区別のつくカードに対して、ジャッジの手による代理カードの発行をも含む対処法を持っています。我々は今後もこれらの対処法を採用し続けていきます。理想的ではありませんが、バランス面での理由でなく物流面での理由によって禁止するよりもこの対処法のほうが良いと考えています。

 いつものように、我々はスタンダード環境の進化を監視し続け、必要であれば率先して変更を行います。とはいえ、我々は現在スタンダードの禁止リストに変更が必要になるという予測はしていません。

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