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お知らせ

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2013年5月3日 DCI禁止制限リスト告知

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2013年5月3日 DCI禁止制限リスト告知

Erik Lauer / Tr. YONEMURA "Pao" Kaoru


告知日:2013年4月22日

発効日:2013年5月3日

マジック・オンライン発効日:2013年5月13日

モダン

第二の日の出》 禁止

ヴィンテージ

Regrowth》 制限解除

スタンダード、エクステンデッド、レガシー

 変更なし

 マジック・オンライン固有のフォーマットへの変更は、Magic Online Community Group blog(リンク先は英語)にて月例で告知されています。

 各フォーマットの制限禁止カードリストは、こちら


2013年5月3日制限禁止の変更に関する声明

 最近、モダンのイベントには多様性があり、環境を支配するデッキは存在していません。しかしながら、大型イベントにおいて、エッグ・デッキがラウンドの時間を引き延ばしているという問題が生じていました。

 このデッキは《第二の日の出》と《信仰の見返り》を使って《睡蓮の花》のようなマナを出すカードと、カードを引く様々なアーティファクトを再利用するというものです。勝利手段としてよく使われているのは《黄鉄の呪文爆弾》ですが、プレイヤーが勝利を確定させるために使っているのは《第二の日の出》を何度も何度も唱えてライブラリーを引ききり、《妖術師のガラクタ》で戻したカードだけにするという手段です。このため、1ターンに15分以上かかることもあり得ました。

 グランプリなどの大型イベントでは、ラウンドの制限時間が過ぎると、ゲーム終了のための5ターンが与えられます。通常、これはゲームの決着を付けるための2~3分で終わる話です。しかし、エッグを使っているプレイヤーはこの追加ターンに15分以上もの時間をかけることがあり得ます。そうなると次のラウンドの開始は(他のマッチに比べて)10分以上も延びることになります。一日を通すと、イベント参加者全員がそれぞれ1時間も待たされることになるのです。

 DCIはこの問題に対策するため、どのカードを禁止すべきかを考えました。他のデッキで見られるようなカードを禁止することなく、この長びくターンを防ぐ、もっともピンポイントな禁止を探すことにしました。それが、モダンで《第二の日の出》が禁止になった理由です。

 《Regrowth》は1994年に制限カードとなりました。それ以来、《ヨーグモスの意志》や《瞬唱の魔道士》といった代替となるカードが作られてきて、《Regrowth》を見かけることも減りました。《Regrowth》の制限を解除することでどんな新デッキが生まれてくるかはわかりませんが、DCIは、19年をおいた今こそ探すべき時だと判断しました。そこで、ヴィンテージで《Regrowth》の制限が解除されたのです。

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