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こちらマジック広報室!!
MTGアリーナ専用セット『カラデシュリマスター』実装! 新しいリミテッドやヒストリックでのプレイを楽しもう!
どうも、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのタソガレです! 本記事「こちらマジック広報室!!」略して「こちマ!!」では、マジック:ザ・ギャザリングの魅力や新製品、イベントなどの情報を皆さまに楽しく、そしてわかりやすくお届けいたします!
ついに本日、2016~2017年発売の『カラデシュ』『霊気紛争』の2セットを再編したMTGアリーナ専用リマスターセット第2弾『カラデシュリマスター』が実装されました!
今回の「こちマ!!」では『カラデシュ』ブロックの後からマジックを始めた、もしくは現在MTGアリーナのみをプレイしている方に向けて、改めてカラデシュ次元、そして『カラデシュリマスター』の魅力をご紹介します!
それではさっそく発明と革命の次元、カラデシュの世界へGO!
カラデシュ次元、そして『カラデシュ』『霊気紛争』の物語
カラデシュは多元宇宙の間を流れるエネルギー「霊気」が大気内に満ちているという特殊な次元です。この霊気の安全な利用法が見つかって以降、この世界はさまざまな「霊気装置」の発明によって発展を遂げてきました。
人々は「領事府」(カラデシュの行政組織)によって街中に張り巡らされたパイプラインから精製された霊気を取り出し、日々の生活や次なる発明のためにそれを使用しています。
物語は『アモンケット』ブロックの1つ前、プレインズウォーカーであるドビン・バーンがラヴニカ次元にあるゲートウォッチ本部に訪れ、彼らにある依頼をするところから始まります。それは領事府が主催する発明博覧会が「改革派」と呼ばれる組織によって妨害される可能性があるため、警備をしてほしいという内容でした。
しかしゲートウォッチは次元における外部からの脅威を取り除くための組織。内紛のような争いに首を突っ込むわけにはいきません。最終的には断りを入れる彼らでしたが、それを聞いていたチャンドラ・ナラーは思わずカラデシュへとプレインズウォークしてしまいます。実はカラデシュはチャンドラの故郷、そしてその両親こそが領事府による過剰な統制・専有から霊気を解き放つための組織――改革派の主要メンバーだったのです。かつて父キランは領事府の兵士バラルによって殺害され、母もまた行方が知れない状態でした。
カラデシュに到着したチャンドラは、リリアナとともに改革派のメンバーへとコンタクトを取るために行動を始めます。その道中、フードを被った謎の人物と「改革派の長」と呼ばれる人物との争いに遭遇。思わず改革派の長の姿を見つめるチャンドラ――そう、彼女は領事府の手から生き残った母ピアだったのです!
謎の人物……彼もまたリリアナと因縁のあるプレインズウォーカー・テゼレットでした。巨悪ニコル・ボーラスの指示によって発明博覧会の審判長という地位についていた彼は、改革派の長であるピアをすぐさま連行します。
多勢に無勢。プレインズウォーカーたちは体制を立て直すべく、チャンドラのかつての知人であるオビア・パースリーと合流し、行動を開始します。
そこから、かつてチャンドラの父キランを殺害したバラルとの邂逅、まさかのプレインズウォーカー・アジャニによる救援、チャンドラとピアの《安堵の再会》、領事府による発明品の強制的な押収などを経て、いよいよテゼレットの目的が明らかに。《次元橋》と呼ばれる物体を次元間で移動可能にする装置(のちにラヴニカ次元にボーラスの軍隊を送り込むためのものと判明)を何も知らない発明家たちの手によって完成させ、ボーラスの元に持ち帰ることこそが彼に与えられていた命令でした。
終盤にはテゼレットおよびドビンが所属する領事府対ゲートウォッチが支援する改革派の構図となった、まさに霊気紛争が勃発。最終的にリリアナがテゼレットを、チャンドラがドビンを打倒し、カラデシュ次元には平和が訪れます――《次元橋》の核を持ったまま逃亡したテゼレットや、アモンケット次元にいることが判明したボーラスの存在を除けば。情報を得たゲートウォッチたちは万全の準備を整えてからというアジャニの忠告を聞き入れず、急ぎアモンケットへと向かうのでした。
この物語は日本公式サイトでも読むことができるので、『灯争大戦』に至るまでの物語を振り返ってみたい方はぜひこちらのストーリーページをチェックしてみてくださいね!
『カラデシュリマスター』とは?
華々しい発明次元を舞台に、現地組織の対立とその裏で暗躍するボーラス陣営の計略を描いたセット、『カラデシュ』と『霊気紛争』。そしてそれらを1つのセットとして統合、再編したMTGアリーナ専用セット……それこそが『カラデシュリマスター』です!
懐かしくも新しいリミテッド体験と、ヒストリック環境の変化を目的として制作が行われた『カラデシュリマスター』。「エネルギー」や「紛争」と呼ばれる強力なメカニズムや、「機体」や「機械巨人」を含む多数のアーティファクトが収録されているという特徴はそのままに、MTGアリーナの世界へと(ベータテスト時代を含めるなら再び)やってきました!
本セットの実装により、かつてスタンダードで大活躍していた「ティムール・マーベル」や「マルドゥ機体」といった強力なデッキたちがヒストリックでも再現可能に。当時の暴れぶりを考えると、カードプールが広大なヒストリックに影響を及ぼすことがあっても不思議ではないでしょう。これからのヒストリック環境がどう変わっていくのか、要注目です!
全収録カード一覧はゲーム内画面、もしくは以下のページから!
『カラデシュリマスター』リミテッドイベント紹介!
『カラデシュリマスター』ではリミテッドイベントも実施!2セットが再編されているので今までとは一味違うリミテッドが体験できること間違いなしです! ここでは現在開催中の3イベントについてご紹介します!
……おっとその前に。リミテッドの華といえば、やはりセットごとのメカニズムですよね! 4年前に経験された方もそうでない方も、以下のリンクからもう一度各種能力を振り返ってみるのがおすすめです。
- 『カラデシュ』のメカニズム(収録:機体、エネルギー、製造)
- 『霊気紛争』のメカニズム(収録:機体、エネルギー、紛争、即席)
シールド
参加費2,000ジェムで3敗するまでプレイ可能。リミテッド用に調整された6パックから出現するカードを使って40枚のデッキを構築して戦います。『カラデシュ』ブロックのカードに触れるのが初めてという方はここから遊んでみるのがいいでしょう。
プレミア・ドラフト
参加費1,500ジェム or 10,000ゴールドで3敗するまでプレイ可能。合計8人のプレイヤーが集まってそれぞれのパックから1枚ずつカードをピックし、最終的に40枚のデッキを構築して戦います。強力なデッキを構築できた際の感動はひとしおです!
マッチ・ドラフト
参加費1,500ジェム or 10,000ゴールドで勝敗に関わらず3マッチプレイ可能。プレミア・ドラフトと同じく合計8人のプレイヤーが集まってそれぞれのパックから1枚ずつカードをピックする形式ですが、こちらはマッチ戦――一般的なBO3形式で行われます。
いかがでしたでしょうか。ヒストリックとスタンダードの混成フォーマットにて来月開催となる『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ(リンク先は英語)や、こちらもヒストリックにて行われる日本選手権2020冬など、年末に向けてヒストリックと共に大きな盛り上がりを見せるMTGアリーナ。まだプレイしていない方も、この機会にぜひインストールしてみてくださいね!
それでは、次回の「こちマ!!」もお楽しみに!
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