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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

とことん!スタンダー道!シミック・ウロボロイドの最新モデル(スタンダード)

岩SHOW

2026年がキタキタキタァ!

 スタンダードをとことん愛し、とことん楽しむ皆のためのコラム、とことん!スタンダー道!2026年も元気よくやっていこうぜ!去年のスタンダードは……色んな事があり、色んなドラマがあり、色んなデッキが誕生した……濃厚な1年だったね。今年も去年に負けないくらいすごい1年になりそうな予感がするなぁ……『ローウィンの昏明』リリースを控えている中、現環境の強力なデッキを振り返ることから始めよう!

d00mwake - 「シミック・ウロボロイド」
地域チャンピオンシップ予選 トップ4 / スタンダード (2026年1月5日)[MO] [ARENA]
4 《マルチバースへの通り道
4 《繁殖池
4 《植物の聖域
4 《ウィローラッシュの境界
5 《
-土地(21)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《遺伝子送粉機
4 《蜘蛛の顕現
4 《アナグマモグラの仔
1 《鋭い目の管理者
4 《ウロボロイド
4 《量子の謎かけ屋
1 《マラング川の執政
1 《孔蹄のビヒモス
4 《マネドリ
-クリーチャー(31)-
3 《洪水の大口へ
2 《冬夜の物語
3 《自然の律動
-呪文(8)-
3 《痛烈な質問
2 《金属の技の原点
2 《鋭い目の管理者
1 《亭主の才能
2 《神出鬼没の狩人、スーラク
2 《スパイダーセンス
1 《腹黒茸
2 《ビビアン・リード
-サイドボード(15)-
X より引用)

 

 

 「シミック(緑青)ウロボロイド」の最新モデル!昨秋から高い人気と実力を誇るアーキタイプだ。その名の通りデッキのゴールは《ウロボロイド》!全てのクリーチャーに自身のパワー分の+1/+1カウンターをばら撒く、驚異の強化役。これを出して戦闘に入るだけで勝利に一歩近づける、スタンダードの4マナのカードの中でも最強クラスの1枚だ。

 これを速やかに唱え、またそのカウンターの恩恵を受けるために《ラノワールのエルフ》《遺伝子送粉機》と軽量のマナクリーチャーを用いる。そしてこれらをさらにブーストするのが《アナグマモグラの仔》。クリーチャーが加えるマナに緑マナ1つを付け足し、そして自身も土の技で土地をクリーチャー化させ、この能力の恩恵を受けるマナクリーチャーを確保する。このアナグマモグラで怒涛の展開……からのウロボロイドという必殺コース!2026年になってもその威力は変わらないッ!

 

 このリストの注目ポイントは《蜘蛛の顕現》!このマナクリーチャーは4マナ以上の呪文を唱えるとアンタップする。意外と簡単に使いまわせる便利なマナクリーチャーである。これがアナグマモグラと並ぶと、2マナ加えて4マナ以上の呪文を唱え、また2マナ加えて……と大車輪の働きっぷりを見せてくれる。

 この蜘蛛と好相性なのは《ウロボロイド》に《自然の律動》に……そして《量子の謎かけ屋》!4マナ以上なのにワープでたった2マナで唱えられるので、蜘蛛を起こすにはもってこいのカードである。これがうまくかみ合えば、ワープで唱えた謎かけ屋から得たウロボロイドを繰り出して……とタイムラグなく動ける。地味に蜘蛛らしく到達を持っているので、戦闘面でも貢献できるのもポイントが高いね!

 

 このデッキの柔軟さを高めているのがX呪文。まずは《マネドリ》。何よりも盤面を作るのが大事な最序盤はこれをマナクリーチャーのコピーに。十分なマナが揃っていれば《ウロボロイド》などをコピーしてフィニッシュに持ち込む。もう1つのX呪文は様々なクリーチャーをサーチできる《自然の律動》だ。これでアナグマモグラだったり他のマナクリーチャーを持ってきたり、決め手になるカードをサーチ。墓地に落ちてからも再利用できるので、余り出し惜しみしすぎずに積極的な運用を狙っていきたい。《鋭い目の管理者》のような特定のデッキにぶっ刺さるサイドボード向けのカードを、メインに1枚忍ばせておいて律動でサーチというのは昔ながらの“シルバーバレット”と呼ばれる戦術だ。そんなサーチ候補の中に《マラング川の執政》が入っているのがこのリストの面白いところ。パーマネント2枚をバウンスするドラゴンで、苦境を一発逆転!一気に勝負を決めろ!

 

 さて、このアーキタイプは『ローウィンの昏明』環境に入るとどのような新戦力を得るだろうか?現時点でかなり完成度の高いリストには仕上がっているのだが、それでもプレイヤーごとにカードチョイスが異なり微妙にリストは違ってくるものである。即ち色んなカードにチャンスがあるということだ。丁度この原稿を書いているタイミングでプレビューが始まったので、新カードをサラッと取り上げてシメとしよう。

 まずは世界王者ジャン=エマニュエル・ドゥプラ/Jean-Emmanuel Deprazをモデルにしたカード《並外れた語り部》!手札を捨てて代わりになるクリーチャーを探して手札に加える……《ウロボロイド》を持ってきて勝負を決めたいこのデッキには良いアクセントになるかもしれない。

 それから……《顕在的防御》!久しぶりの再録カードとなったこのインスタントはクリーチャーをサイズアップさせ、同時に呪禁を与える。対戦相手の除去からクリーチャーを守護する受動的なカードでありつつ、能動的に唱えて戦闘でクリーチャーを生き延びさせたり対戦相手に与えるダメージを伸ばしたりもできるため、無駄になりにくく非常に使いやすい呪文だ。現スタンダードにも《蛇皮のヴェール》などがあるが、それらと比べても《顕在的防御》の+2/+2修正というのは大変に魅力的なものだ。《ウロボロイド》がいきなりパワー3になりとんでもないことになったり……この光景は今後のスタンダードで目にすることになるんじゃないかな?

 次回のとことん!スタンダー道!のタイミングでは『ローウィンの昏明』の新カードはかなり公開されていることだろう。それらを取り上げて新環境のデッキを考えていけたら良いね!それじゃあ、ローウィンへの思いを高めながら……現スタンダードを最後まで楽しもうぜぇぇ!

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