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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

猛獣(パワー2)注意!(パウパー)

岩SHOW

 夏真っ盛り! 学生の皆はそれぞれの夏休みを楽しんでいるかな? クーラーが効いた部屋でのんびり過ごすのも良いけど、たまには外出して夏を感じに行くのも良いかもね。海とか山とか、自然にあふれるところへ……もちろん熱中症なんかには気を付けて! 万全の状態で無理なく満喫してほしい。せっかくの休暇でダメージを受けちゃ、もったいないからね……

 あと、もし山に行くのであれば……いや、これはそうそうないことかもしれないが……野生動物にも気を付けてほしいね。ストレートに言うと熊。熊はヤバい。「日本の熊なんかワンパンww」とか言う人もいるけど、基本的には勝てんから。引っかかれたり噛みつかれたらそこで終了です。傷だけでなく、爪や牙に潜んでいる細菌によるダメージでもう終了です。ってなわけで(そんな人はおらんだろうが)調子には乗らないように!

 熊なんてたかが2/2じゃん、なんて侮るなかれ。彼らは住み慣れた《》から緑マナの加護を得て、とんでもないパンチを放ってくるぞ!

Barmalei - 「緑単アグロ」
Magic Online Pauper League 5勝0敗 / パウパー (2019年7月23日)[MO]
17 《冠雪の森
-土地(17)-

4 《イラクサの歩哨
3 《スカルガンの穴潜み
2 《クウィリーオン・レインジャー
2 《大霊堂のスカージ
4 《炎樹族の使者
4 《巣の侵略者
2 《リバー・ボア
2 《野生の雑種犬
1 《シラナの岩礁渡り
1 《樹上の伏兵
-クリーチャー(25)-
4 《吠え群れの飢え
4 《怨恨
4 《凶暴な一振り
3 《巨森の蔦
3 《象の導き
-呪文(18)-
2 《はらわた撃ち
2 《大祖始の遺産
1 《隠れたる蜘蛛
4 《上機嫌の破壊
3 《嵐の乗り切り
1 《勇壮な対決
2 《ヴィリジアンの長弓
-サイドボード(15)-
 

 というわけでパウパーの緑単デッキを紹介だ(どういうわけ)。真夏だが《冠雪の森》なのはあまり気にしないでほしい。

 パウパーはコモンのみで戦うフォーマットだ。コモンのみってことは、比較的カードが集めやすい。夏はやることが多いからね、バイト代がデンジャーってな学生さんにも勧めやすいフォーマットなのだ。

 緑単はその中でも結構組みやすい方だと思うし、『モダンホライゾン』での新戦力もしっかり得ている。それが冒頭でも述べた熊による強烈な一撃《凶暴な一振り》!

 マジックでは最初の2マナ2/2クリーチャーである《灰色熊》にならって、2マナ2/2やパワー2のクリーチャーを「熊」と呼ぶ風習がある。このカードのイラストに描かれているのは熊で、その効果も熊に対してボーナスが得られるものになっているのがなんだかニクい。自身のクリーチャーと相手のクリーチャーを格闘させる、緑にはよくある除去呪文なのだが、自身のクリーチャーがパワー2であれば+2/+2の修整を与えるという、なかなかに大きな効果をたった1マナで受けることができる。このカードをしっかり使って相手のクリーチャーを倒しつつ、サイズの上がったクリーチャーで殴ってライフを削る! そのために熊スペックだったり、1マナパワー2だったりするクリーチャーをずらりと取りそろえた、前傾姿勢な攻め攻めデッキなのである!

 《炎樹族の使者》と《クウィリーオン・レインジャー》はこのデッキの加速要員だ。

 炎樹族は実質0マナで出せる驚異のコストパフォーマンスを誇る。これを2ターン目に複数枚連打しつつ《野生の雑種犬》なんかに繋げるのが理想的。レインジャーは《》を何度も出し直せるので、土地の枚数を17と大胆に削ったこのデッキでも2ターン目に2マナを得ることを可能にしてくれるぞ。

 《巣の侵略者》も0/1のかわいい赤ん坊を連れてきて、これをもとにマナを得ることができる。

 0/1といっても頭数には違いなく、後述のカードで強化してやることでしっかりと戦力としてもカウント可能だ。《怨恨》をつけるとちょうどパワー2になって、《凶暴な一振り》でタフネス4まで落とせるぞ。

 クリーチャーを強化するオーラというものは、そのクリーチャーが破壊されるとカードを2枚失ってしまうというのが弱点ではあるが、《怨恨》《象の導き》はどちらもそのケースでは損をしないデザインになっており、この手のデッキにとっては大変ありがたい。遠慮せずガンガン貼って殴るんだ。

 パワーは2よりも大きくなってしまうが、その時には修整も不要なくらいデカくなっているので細かいことは気にせずにいこう。

 《吠え群れの飢え》も強化する値が1マナで最大+3/+3とえげつない。

 これはぜひとも《スカルガンの穴潜み》《リバー・ボア》などブロックされにくい面々に使用したい。

 問題はこれらの強化呪文も熊の一振りも、対象にして解決される前に除去を撃たれるとアウチとなってしまうところ。そこは《巨森の蔦》を構えながら慎重にやっていきたいね。野生動物のように警戒心強めで、かつ大胆にやっていこう。

 デッキも比較的組みやすくて強く、かつ楽しいのでこの夏オススメのパウパー緑単。サイドボードの《嵐の乗り切り》も楽しく使ってほしいね。

 赤単デッキなど相手に《炎樹族の使者》連打からこれでストーム大回復! 気持ちよくなっておくれ。

 ん? サイドボードに熊どころかワニみたいなのをぶん殴っている1枚があるじゃないかって?

 だからマジックの世界の人たちは特殊な訓練を積んでいてだね……とにかく、自然に気を付け、敬意を払って、楽しいレジャーも満喫してね! 良い夏にしよう。

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