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戦略記事

岩SHOWの「デイリー・デッキ」

ハイドラを育てよう(スタンダード)

岩SHOW

 先日、MTGアリーナの期間限定イベント「巨大モンスター」を楽しんだ。

 「あなたが点数で見たマナ・コストが4以上のクリーチャー・呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。」という紋章を持った状態でゲームが始まる。大型クリーチャーで殴り合いを推奨する、怪獣好きには嬉しいゲームだ。

 デカいクリーチャーを唱えても除去や打ち消しでサクッとやられて悲しくなることが多々あるが、とりあえず1枚ドローがついているなら損はしないのでめげずにどんどん展開しよう!とポジティブな気持ちにさせてくれるのも嬉しい。きちんと恩恵を受けられるデッキを組めばとても楽しいフォーマットだったので、また開催してほしいな。1回目のチャレンジで5勝できて、プライズも無事にGetできて大満足だった。

 では、実際に僕が使ったデッキを紹介しよう!

岩SHOW - 「ティムール・ハイドラ」
スタンダード (『イクサラン』~『基本セット2020』) ※イベント「巨大モンスター」向け[MO] [ARENA]
13 《
4 《繁殖池
4 《内陸の湾港
2 《神秘の神殿
-土地(23)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《培養ドルイド
4 《枝葉族のドルイド
4 《楽園のドルイド
4 《大食のハイドラ
4 《無効皮のフェロックス
3 《凶暴な見張り、ガーゴス
4 《ハイドロイド混成体
-クリーチャー(31)-
4 《豊穣の力線
2 《アーク弓のレインジャー、ビビアン
-呪文(6)-

 デッキの主役は緑のモンスター、ハイドラ!

 《凶暴な見張り、ガーゴス》の能力でハイドラをコストダウンさせ、《大食のハイドラ》か《ハイドロイド混成体》をドデカいマナで叩きつけようというコンセプトのデッキだ。

 これらのハイドラはX=2以上で唱えれば4マナ以上のクリーチャー呪文となるので、ドローがついてくる。紋章の恩恵を存分に受けられるってわけだ。

 ガーゴス自体が決してコストが軽いカードではないし、ガーゴスがいない状況では自力でマナを払ってハイドラを運用しなければならない。そこで用いるのが緑のお家芸・マナクリーチャー。《ラノワールのエルフ》など4種16枚のマナクリーチャーを序盤から展開し、ハイドラたちのコストを捻出する。

 これだけでは超高速ってほどでもないので、《豊穣の力線》も組み合わせてクリーチャーから得られるマナをドカンと増やす。

 このカード、本当に見た目以上に強いんだわ。ゲーム終盤はあふれるマナから力線の能力を起動し、これらの小粒クリーチャーをモリモリ育てて殴り勝つプランもある。マナ加速兼フィニッシャーな、デキる1枚!

 ガーゴスなどハイドラ勢に加えて《無効皮のフェロックス》も採用。

 4マナのナイスなデカブツと言えば、やはりこいつが真っ先に思いつく。これの対処をさせたところにハイドラをズドンと投下したいね。

 通常のスタンダードであればこの枠は《世界を揺るがす者、ニッサ》にするのが良いだろう。ニッサでクリーチャー化した《》から出るマナも力線で増えるので、マナに塗れたいプレイヤーは超デカハイドラを降臨させて幸せになってほしい。

 同じくプレインズウォーカーの《アーク弓のレインジャー、ビビアン》は貴重なクリーチャー除去であり、+1/+1カウンターを置く能力も《培養ドルイド》と相性良し。

 サイドボードには《変容するケラトプス》や《再利用の賢者》などを採用し、[-5]能力も活きてくるように構築したい。「巨大モンスター」のようなイベント・フォーマットはメインのみの1本勝負だが、サイドボードも用意してゲームに臨めるため、こういったゲーム外からカードを探すアクションが取れるデッキはちょっとお得なのだ。

 

 ハイドラと言えばもう1つ、巨大なハイドラを早期ターンに出陣させるデッキを見つけたのでセットで紹介しておこう。早速リストをチェック!

xfile - 「グルール・ハイドラ」
Magic Online Standard League 5勝0敗 / スタンダード (2019年7月21日)[MO] [ARENA]
10 《
6 《
4 《踏み鳴らされる地
4 《根縛りの岩山
-土地(24)-

4 《ラノワールのエルフ
4 《無法の猛竜
4 《グルールの呪文砕き
4 《夜群れの伏兵
4 《切り裂き顎の猛竜
4 《飢餓ハイドラ
4 《大食のハイドラ
-クリーチャー(28)-
4 《無謀な怒り
2 《稲妻の一撃
2 《争闘+壮大
-呪文(8)-
4 《変容するケラトプス
3 《夏の帳
4 《丸焼き
1 《自然への回帰
3 《炎の一掃
-サイドボード(15)-
 

 恐竜デッキのキーカードである《無法の猛竜》がハイドラとの驚異の相性を見せつけるデッキだ。

 コストが軽くなるだけでそんなに相性が良いのかって? その答えは、1年前に登場してからこの夏まで鳴りを潜めていた《飢餓ハイドラ》!

 このカードの存在を知らなかったという人も少なくないだろう。ダメージを受けて死亡しなかった場合、能力でその点数と同じ数だけの+1/+1カウンターが置かれて成長する気性の荒いヤツなのだが、これをX=3以上で唱えると……猛竜がバクッと噛みついて2点受け、サイズアップ! 4マナで5/5が得られてしまうのだ。恐竜でなくてもこんなに相性の良いカードがあったとは……

 ここに相性最高の恐竜である《切り裂き顎の猛竜》やらを加えて、序盤から大型クリーチャーをガシガシ展開しつつ殴る「グルール・アグロ」の新型が完成だ。

 《飢餓ハイドラ》&《切り裂き顎の猛竜》と相性抜群な《無謀な怒り》を採用しているのもこのデッキの強みだ。また、イケイケとばかりに自分のターンに動きまくるデッキではあるが、長期戦になった際には数で押せる《夜群れの伏兵》も4枚ゴリッと投入している点も面白い。

 この夏はハイドラたちが例年にないほど各地で成長しまくっている。夏休みの自由研究気分で、これらのモンスターをどこまで育てられるか挑戦してみてはどうかな?

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