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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:シミックの空呑み

浅原 晃

 空、それは重力に縛られない、誰もいない自由な空間、空を飛ぶことは神との同化。そう思っていた時期が私にもありました。ふぉっふぉっふぉ、ガフ提督じゃ。

 今日は「空の日」なんじゃな。かつてあった「航空日」に由来する日でな、航空に関するイベントが行われたりするのじゃ。

 空と言えば、マジックの世界では大変な世界なのじゃ。場合によっては地上よリも危ないところじゃからのう。空の王者と言えば何が思い浮かぶかのう? ドラゴン? 天使? デーモン? ふぉっふぉっふぉ、どれも時代によっては正解じゃが、ある時期にはとんでもない生物が空を制したことがあったのじゃな。

 今回、紹介するのは空飛ぶリバイアサン、《シミックの空呑み》じゃ。

 戦場を制圧するフィニッシャーの条件としては、サイズが大きい、除去耐性がある、速やかにゲームを終わらせられるといったものが挙げられるじゃろう。《シミックの空呑み》はそのすべての条件を満たしておったクリーチャーじゃ。サイズは6/6と大きく、被覆で単体除去に対して耐性があり、そして、飛行とトランプルによって、チャンプブロックを許さなかったのじゃ。当時のラヴニカは優れた単体除去がふんだんに存在した環境じゃったからな、《シミックの空呑み》が頼れるフィニッシャーとして空に君臨したのじゃ。

 ふぉっふぉっふぉ、リバイアサンが空を制圧したのはこの時が初めてではなかったかのう。わしもいつか空を制したいものじゃが、《ハイドロイド混成体》しかり、シミックが生み出した生物がいる間は控えた方が良さそうじゃのう。

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