今日は「9.19 いけんの日（平和への思いを忘れない日）」じゃ。この「いけん」はひらがなで書かれておるんじゃが、それは、いろいろな意味を秘めておるからじゃ。

　もとは、2015年に安全保障関連法案が可決されたことで制定された日でのう、その法案に対する違憲という声、交わされたさまざまな意見、異なる考え方の異見に対する理解。そういった意味が込められておるのじゃ。もちろん、メッセージ性を大事にしとる社会派のわしとしてもじゃ、今回はビシッと行くぞい、『新たなるファイレクシア』で登場した、《戦争と平和の剣》じゃ。

　《戦争と平和の剣》は対応する色のプロテクションと効果を得られる、メガサイクルと呼ばれる装備品じゃ。このサイクルは今も追加され続けておってな、《火と氷の剣》なども同じサイクルじゃが、強力な装備品のサイクルとして有名なのじゃな。

　この《戦争と平和の剣》も強力な装備品でのう。それぞれ、赤と白の効果を備えておってな、戦争の赤は相手を傷つけ、平和の白で自身を癒すという効果を持っておるんじゃ。戦争も平和も同じ条件をトリガーとしておるのは、もしかしたらある種のメッセージ性を持っとるとも言えるかもしれんのう。

　戦争と平和の議論はお互いの正義のぶつかり合いじゃからな、いけんを持ち、人のいけんに耳を傾けてほしい、そういう願いが込められた日なのじゃろうな……。え？ 似合わない？ ふぉっふぉっふぉ、安心せい、実はわしからのメッセージはそれだけじゃないんじゃ。わしが真に言いたいのは、この剣はいい剣ということじゃ。えー、つまり、持つなら、やっぱり「いいけん」に限……ちょっと待つんじゃ、落ち着くと良いぞい、暴力はいかんぞい、いや、いけんぞい。