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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:神の怒り

浅原 晃

 ふぉっふぉっふぉ、楽しみじゃのう。え、何がって? そりゃ、今日は「月刊少年エース」で連載されておる、『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』、略して「すべそれ」の2巻の発売日じゃからな。まだ買ってない? それはいかんぞ、すぐに本屋へプレインズウォークするんじゃ。

 そうじゃな、今日はダイレクトマーケティングも兼ねて、タイトルの元となったカード、《神の怒り》を紹介していくとするぞい。

 《神の怒り》は名前も効果も最高にイカしたカードじゃ。「すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。」という、シンプルで派手なリセット効果、4マナという使いやすいコスト設定、そして名前と、記録にも記憶にも残るカードじゃった。昔はコントロールデッキの除去として活躍し、恐れられておったからのう。「すべそれ」の舞台の90年代でマジックを経験している人にはたまらんカードなんじゃな。

 この《神の怒り》はさまざまな亜種も作られておってな、《神の怒り》がラスゴと呼ばれておったから、この環境のラスゴは〜みたいな感じで話されたりするんじゃ。原点にして最高の全体除去、それが《神の怒り》なのじゃ。

 え、原点じゃったら、漫画のタイトルも「すべての人類を埋葬する」の方が良いって? 確かにそれこそが原点じゃが、字面にすると怖すぎじゃからのう。多分、逆襲のシャ○みたいな話になるぞい。

 何にせよ、懐かしさの感じられるコンテンツが充実しているのがマジックのいいところじゃな。何? 「すべそれ」がどんな漫画か教えてほしい? えーとじゃ……いや、わしはもちろん読んでおるぞい。今ちょっと、ド忘れしとるだけじゃ。そうじゃ、90年代の話じゃからな、思い出したぞい! 本当にさわりだけじゃからな。コホン……1999年、世界は核の炎に包まれたのじゃ。一子相伝のパクト神拳を使う神納はじめは……

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