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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:梅澤の十手

浅原 晃

 おにぎりは梅干派のガフ提督だぞい。今日は「梅干の日」じゃ。梅干には難が去ると昔から言われているため、なんがさる、7(なん)がさ(3)る(0)という語呂合わせなんじゃな。暑い夏を乗り切るのにも、保存が効き、疲労回復の効果がある梅干を食べるのも良いことじゃろう。何てったって、難が去るのじゃからな。

 ふぉっふぉっふぉ、さて、今日は《梅澤の十手》を紹介していくとするぞい。

 『神河謀反』の《梅澤の十手》は持ち主の《梅澤俊郎》よりも広く知られた最強の装備品の1つじゃ。特にできることの多さが特徴的でのう、クリーチャーのパンプアップ、クリーチャー除去、そして、ライフ回復と3つもの能力が備わっておるのじゃ。しかも、戦闘ダメージを与えるたびにカウンターが2個置かれ、好きな時に能力が使えるため、装備品でありながら、呪文のような使い方ができたのじゃな。

 能力の使用にマナも掛からんから、火力などにも後出しで能力を使えるからのう、クリーチャーを焼こうとすればパンプされ、本体を狙おうとすればライフを回復されと、明確な解答になっておったのじゃ。

 ビートダウンデッキはもちろん、コントロールデッキが少量のクリーチャーに付ける装備品として採用するケースもあったぞい。攻防に働くため、どんなクリーチャーも実質的なフィニッシャーになり得た、スーパー装備品だったのじゃ。

 そういえば、なんで《梅澤の十手》を選んだかって? ふぉっふぉっふぉ、梅繋がりでまたダジャレかと思ったじゃろう? わしはな、強化に除去に回復にと、それぞれが困難に立ち向かい、難が去るといった言葉にぴったりの効果を持つ装備品だから選んだのじゃ。決してダジャレではないぞい。梅だけにウメー話じゃろう? おや? 最後のは余計じゃったか?

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