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ガフ提督の「ためになる」今日の1枚

今日の1枚:墨溜まりのリバイアサン

浅原 晃

 夏じゃ、海じゃ、《墨溜まりのリバイアサン》じゃ! ふぉっふぉっふぉ、前もこんなことを言った気もするんじゃが……多分、気のせいじゃな。年を取って来ると忘れっぽくなるものじゃが、わしくらいのプレインズウォーカーじゃと、忘れるという概念とは無縁じゃから、気のせいじゃろう。今回のカードは7月11日ということでな、セブンイレブンいい気分な《墨溜まりのリバイアサン》を紹介していくぞい。

 『コンフラックス』の《墨溜まりのリバイアサン》は、リバイアサン特有のデメリットは見る影もなく、メリットで埋め尽くされた巨大クリーチャーじゃ。アラーラのエスパーという勢力にはエーテリウムという、パワーアップ改造が可能な合金があるんじゃ。そして、体の一部をこのエーテリウムにすれば、飛躍的にパワーアップができるらしいのじゃ。この《墨溜まりのリバイアサン》もアーティファクトじゃから、この改造で強靭さはそのままにデメリット無しという優しさを得たのかもしれんのう。7/11じゃから、日本人には馴染み深い、セブンイレブンという愛称でも親しまれておったんじゃ。

 それにしても、《墨溜まりのリバイアサン》のような巨大クリーチャーはかっこええのう、実際にもヴィンテージで活躍したこともあるクリーチャーじゃしな。《修繕》の選択肢として優秀じゃし、青じゃから、《意志の力》のマナ・コストを……いや、ともあれ支払うことができたのじゃな。

 このあたりからは、とんでもないデメリットを付ける時代じゃないということかもしれんのう。古参にはちょっと寂しいんじゃな。ふぉっふぉっふぉ、テフェリーあたりは能力を使ったら、フェイジングの発作が出て、島が無くなるくらいのデメリットは欲しいものじゃのう。

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