本日は「モナ・リザ」で有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日じゃ。ダ・ヴィンチは画家だけでなく、多方面に才能を発揮した大天才なのじゃが、その中にはヘリコプターの図案も残っておるんじゃ。じゃから、ヘリコプターの原理を考案した発明家という関連で、今日は「ヘリコプターの日」となっておる。

　そこで、今日はコプターの愛称で暴れ回った《密輸人の回転翼機》を紹介していくとするぞい。

　《密輸人の回転翼機》は機体という、クリーチャーを乗り込ませる（タップする）ことで、クリーチャー化するアーティファクトじゃ。この《密輸人の回転翼機》は２マナ３/３飛行、搭乗１という条件の軽さ、さらには手札調整の機能までついておって、あらゆるクリーチャーデッキでフル回転の活躍をしたんじゃな。こうしたクリーチャー化するアーティファクトはソーサリーのクリーチャー除去に強く、場持ちが良いというのも大きな利点で、しかも、機体が破壊されたとしても、搭乗していたクリーチャーは怪我もなく帰って来れるという、安全性も兼ね備えておったのじゃ。

　じゃが、その安定飛行によって、使わない理由がないというレベルまで行ってしまったのが、このカードの不幸じゃったかもしれんのう。《密輸人の回転翼機》は登場から４か月でトップ８走り過ぎの交通法違反によって、公道（スタンダード）で走るのはいかんと、リコール（禁止）されてしまったんじゃな。

　ふぉっふぉっふぉ、搭乗が１じゃなければ、こんなことにはならなかったかもしれんがのう。誰でも彼でもネズミでも運転してしまえるのがちとマズかったようじゃな。そうそう、ネズミと言えば、今日は東京の某ランドの開園記念日でもあるんじゃな。わしも大ファンなんじゃが……ん？ この手の話題は危ない？ ふぉっふぉっふぉ、大丈夫じゃ、危急の際には逃げられるよう、逃走用の《密輸人の回転翼機》を購入しておるからな。さてと、「僕、○○○○！ ガフ提督！ 僕のトモダチ！」 今じゃ！ ダッシュで逃げるぞい！……ん？ エンジンが掛からんぞ……おや？ 誰か来たようじゃな。