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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:白青英雄的(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:白青英雄的(スタンダード)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を掲載いたします。今週は17日(火)~20日(金)の更新です。


 2枚の神話レアカードがどちらも強い白は『運命再編』で大きく強化された色ですが、それは何もこの2枚を使うデッキだけに留まらないようです。
 白青「英雄的」デッキも2枚の新カード、《勇敢な姿勢》と3分の1ほど白い《沈黙の大嵐、シュー・ユン》を獲得しました。

 これまでそのスロットに《威名の英雄》が使われていたことがあるように、クリーチャーを思いっきり強化して殴るというコンセプトの白青英雄的デッキにとって、与えられるダメージが一気に2倍になる二段攻撃は非常に親和性が高いことは証明済みです。

 ただ問題となっていたのは、どのようにして二段攻撃を付けるかという点でした。
 《威名の英雄》は強力なものの3マナとこのデッキにすれば重く除去の的、それを除けば最も可能性がある《熟達した戦い》ですら辛うじて《ヘリオッドの巡礼者》から持ってくる用に1枚入れれば良いか、といったところ。カードとして構築クラスとは言いがたいのが問題だったのです。

 それに引き換え《沈黙の大嵐、シュー・ユン》は、自分自身が強化の対象にならなくても果敢+二段攻撃が誘発すればよいのです。
 この対象にならなくてもよい、というのがミソです。

 自分自身が対象にならなくてもよいとは言ったものの、自分自身が強化の対象になってもよい。
 つまり対戦相手にとっては、どのみち放っておくと大変なことになるカードであることには変わりないのです。
 対戦相手から見れば《威名の英雄》と同じく真っ先に除去しなくてはならないのに対し、こちらから見れば状況によっては簡単に切り捨てられる。おまけに《威名の英雄》と違ってコストが{2}{U}なので、《神々の思し召し》も合わせやすい。
 ほんの小さな優位の連続のように見えますが、これらがクリーチャーを極力守らなければならない英雄的デッキにとって大きなアドバンテージとなります。

 《勇敢な姿勢》についても同様です。
 これまでの英雄的デッキに足りなかった「除去」として機能しつつ、英雄的デッキには何枚あっても足りない「クリーチャーを守る」カードとしても機能する。
 選択できる、選択させるというのはそれだけでも大きな武器になるのです。

rmthomso (2nd Place)
Magic Online Standard PTQ #7949590 on 02/07/2015 / スタンダード[MO] [ARENA]
8 《平地
4 《
4 《溢れかえる岸辺
4 《啓蒙の神殿
2 《平穏な入り江

-土地(22)-

4 《恩寵の重装歩兵
4 《戦識の重装歩兵
4 《イロアスの英雄
4 《沈黙の大嵐、シュー・ユン

-クリーチャー(16)-
4 《果敢な一撃
4 《神々の思し召し
3 《液態化
1 《アジャニの存在
1 《トリトンの戦術
4 《タッサの試練
2 《ヘリオッドの試練
2 《勇敢な姿勢
1 《抵抗の妙技

-呪文(22)-
1 《ラゴンナ団の先駆者
4 《頑固な否認
1 《アジャニの存在
1 《液態化
1 《消去
2 《ヘリオッドの試練
2 《勇敢な姿勢
3 《宝船の巡航

-サイドボード(15)-

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