READING

戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:スゥルタイ・コントロール(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:スゥルタイ・コントロール(スタンダード)

shuheinakamura.jpg

編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を掲載いたします。今週は10日(火)~13日(金)の更新です。


 スタンダードでスゥルタイ・カラーといえばほとんど「シディシ・ウィップ」のことを指していましたが、これからはこのデッキも選択肢に入るかもしれません。
 ジェラルド・ファビアノ/Gerard Fabianoの純正コントロールです。

 既存のデッキに似たものを求めるなら青黒コントロールになりますね。
 除去に打ち消しに引き増し要素、そこにフィニッシャー兼アドバンテージ獲得手段として投入されているのが緑を含むプレインズウォーカー、《荒ぶる波濤、キオーラ》です。
 加えて占術土地の増量と《スゥルタイの魔除け》で淀みなく土地を置き続けられるようにしていると言えばいいのでしょうか。
 墓地にカードを落とすことに関してもかなり意識的に作られており、決め手となる《時を越えた探索》を打ちやすくしているのが特徴ですね。

 新カードとしてはどちらもコントロールユーザーが待望していた2枚、黒い《対立の終結》こと《命運の核心》と《精霊龍、ウギン》。
 《精霊龍、ウギン》についてはわかりやすく、出せば勝てるカードですね。一度戦場に出てしまえば高い初期忠誠値とマイナス能力とプラス能力の使い分けでクリーチャーによって殺されることはほとんどないカード。
 欠点であるコストの重さを前述の安定感で補う、というのが全体でのデッキ構成でしょうね。

Gerard Fabiano
StarCityGames.com Standard Open ワシントンDC(2015/1/24) 優勝 / スタンダード[MO] [ARENA]
3 《
2 《
4 《汚染された三角州
4 《華やかな宮殿
2 《欺瞞の神殿
2 《ラノワールの荒原
4 《疾病の神殿
2 《ヤヴィマヤの沿岸
1 《神秘の神殿
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ

-土地(25)-

4 《サテュロスの道探し

-クリーチャー(4)-
2 《思考囲い
4 《胆汁病
2 《軽蔑的な一撃
3 《英雄の破滅
2 《ラクシャーサの秘密
2 《スゥルタイの魔除け
2 《命運の核心
2 《残忍な切断
1 《啓示の解読
4 《時を越えた探索
2 《悪夢の織り手、アショク
2 《荒ぶる波濤、キオーラ
1 《頂点捕食者、ガラク
2 《精霊龍、ウギン

-呪文(31)-
2 《ラクシャーサの死与え
1 《世界を喰らう者、ポルクラノス
2 《黄金牙、タシグル
1 《漂う死、シルムガル
1 《思考囲い
2 《部族養い
2 《否認
2 《ファリカの療法
1 《悲哀まみれ
1 《スゥルタイの魔除け

-サイドボード(15)-
StarCityGames.comより引用(英語)

  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索