READING

戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:4色ミッドレンジ(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:4色ミッドレンジ(スタンダード)

shuheinakamura.jpg

編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 赤白バーンにマルドゥ・ミッドレンジ。ここ最近のブラッド・ネルソン/Brad Nelsonが持ち込むデッキは本当にわくわくさせてくれます。

 そして最新作については。「本当に回るのかな」という意味で二重に気になって仕方ない自分がいますね。なにせ2ターン目から{G}が必須で、4ターン目までには{G}{G}{W}{B}{R}。次のターンには{G}{G}{W}{B}{R}{R}。そして6ターン目には{W}を加えて{G}{G}{W}{W}{B}{R}{R}を要求しているマナベース。おまけに赤マナのうち1つは《山》であることが推奨。
 まるで念仏のようになってしまいましたが、戦場に出ている土地の数より必要とされるマナの種類が常に多いのです。繰り返しになりますが、1枚は《山》が推奨されている状況なのにですよ!

 そんなデッキが今日紹介する4色ミッドレンジです。
 コンセプトはブラッドの前作、マルドゥ・ミッドレンジから強い部分である除去パートを抜き出した上で、環境の緑を支えているツープラトン、《森の女人像》+《クルフィックスの狩猟者》を組み込めるかと言ったところでしょうか。

 そうすると白黒赤デッキから大量に緑マナが出ることになるので、《包囲サイ》も当選するのは非常によくわかります。むしろ構築時からこの3種を前提にしていたのかも。さらに緑を足すことでマナが伸びやすくなり、現役最強のプレインズウォーカーである、テーロスの白い引きこもりを入れたくなるのも、ある意味合理的な流れ。
 あとは紳士の嗜みとして、白と緑なんだしカウンセラーというかメンターも加えてやれば...
 なるほど、デッキが出来上がりましたね。

 ですが派手なカードの影で、《サテュロスの道探し》がほとんど色マナを埋めるためだけに頑張っていたりすることも見逃しませんよ。
 これが4色デッキをブン廻すために必要な経費なのでしょうね。
 3色で我慢するか、弱いカードを受け入れるかは、なかなか悩ましいところですね。

Brad Nelson
StarCityGames.com スタンダード・オープン リッチモンド トップ4 (2014/11/22)[MO] [ARENA]
2 《森》
3 《山》
1 《沼》
4 《樹木茂る山麓》
2 《血染めのぬかるみ》
4 《砂草原の城塞》
2 《遊牧民の前哨地》
1 《ラノワールの荒原》
4 《豊潤の神殿》
2 《マナの合流点》

-土地(25)-

4 《森の女人像》
2 《サテュロスの道探し》
4 《クルフィックスの狩猟者》
4 《包囲サイ》
3 《軍族の解体者》

-クリーチャー(17)-
3 《岩への繋ぎ止め》
4 《稲妻の一撃》
4 《はじける破滅》
2 《残忍な切断》
2 《龍語りのサルカン》
1 《英雄の導師、アジャニ》
2 《太陽の勇者、エルズペス》

-呪文(18)-
2 《思考囲い》
1 《異端の輝き》
4 《神々の憤怒》
2 《完全なる終わり》
2 《対立の終結》
3 《歓楽者ゼナゴス》
1 《英雄の導師、アジャニ》

-サイドボード(15)-
(StarCityGames.comより引用)

  • この記事をシェアする

RANKING

NEWEST

CATEGORY

BACK NUMBER

サイト内検索