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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:「エルフ・コンボ」(レガシー)

中村修平の「デイリー・デッキ」:「エルフ・コンボ」(レガシー)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 もう1つ、『Eternal Festival Tokyo 2014』で特筆することがあるとしたら、トップ8タイブレーカーの1つ下、2敗で予選ラウンドを終えた12人のプレイヤーのうち5人がエルフ・コンボデッキを使用していたことです。

 《遺産のドルイド》+《イラクサの歩哨》に加えてもう1体のエルフで3マナを出しつつ、追加のエルフを出して《イラクサの歩哨》をアンタップさせる。隣にアンタップ状態のエルフがいるならこれでもう3マナ。

 追加のエルフが2体目の《イラクサの歩哨》であれば言うことなし。

 エルフを1体追加で唱えるごとに2マナずつ増えていく、そこに《垣間見る自然》が加わりつつ、《ワイアウッドの共生虫》のような1枚で複数回クリーチャーを唱えられるカードが加わると...

 エクステンデッドから続く基本パターンと、《自然の秩序》から突然フィニッシャーに繋げてゲームに勝つという2パターンの勝ち筋を持っているエルフデッキですが、メインデッキはほとんど完成の領域にあるようです。各人57枚あたりまでは同じで、残り3枚程度も各人の好みの差といった様相。微妙に1マナクリーチャーの数が違っていたり、メインにおける《大祖始》の有無であったりする程度です。

 サイドボードにしてもだいたい同じ構成、手札破壊に万能の《突然の衰微》、1枚の《真髄の針》に加えて1枚の《世界棘のワーム》。そして3枚の《白鳥の歌》。

 こういうのが完成しているデッキということなのでしょうね。

トヅカ コウタ
Eternal Festival Tokyo 2014 13位 / レガシー[MO] [ARENA]
2 《
2 《Bayou
1 《Tropical Island
2 《新緑の地下墓地
2 《霧深い雨林
2 《吹きさらしの荒野
2 《樹木茂る山麓
2 《ドライアドの東屋
4 《ガイアの揺籃の地

-土地(19)-

4 《死儀礼のシャーマン
4 《遺産のドルイド
4 《イラクサの歩哨
4 《クウィリーオン・レインジャー
4 《ワイアウッドの共生虫
1 《樺の知識のレインジャー
1 《エルフの神秘家
4 《エルフの幻想家
1 《漁る軟泥
2 《孔蹄のビヒモス

-クリーチャー(29)-
4 《垣間見る自然
4 《緑の太陽の頂点
4 《自然の秩序

-呪文(12)-
1 《漁る軟泥
1 《再利用の賢者
1 《世界棘のワーム
3 《白鳥の歌
3 《思考囲い
2 《外科的摘出
1 《真髄の針
3 《突然の衰微

-サイドボード(15)-
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