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戦略記事

中村修平の「デイリー・デッキ」

中村修平の「デイリー・デッキ」:赤緑モンスターズ(スタンダード)

中村修平の「デイリー・デッキ」:赤緑モンスターズ(スタンダード)

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編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。

日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を(原則)毎週火曜日~金曜日に掲載いたします。


 ただのビートダウンのような攻めが細すぎるデッキは使いたくないけど、緑信心系デッキはデッキが重たすぎてあまり使いたくない...というご意見、大変よくわかります。

 私も常々そう感じていました。そんな方にお勧めしたいのがこのデッキ、ベンジャミン・ビーツ/Benjamin Weitzの赤緑。

 マナクリーチャーから《世界を喰らう者、ポルクラノス》という構成こそ緑信心と同じながら、環境最強の3マナアグロ生物《ゴブリンの熟練扇動者》や、生きる火力兼5マナ4/4飛行速攻の《龍語りのサルカン》の投入により、デッキの展開速度はまるで別物。

 素晴らしいのは、「《龍語りのサルカン》と《嵐の息吹のドラゴン》のどちらの方が優れているか」というよく議論されていた選択の片方を取ることなく、どちらともほぼ限界いっぱいまで投入したところ。

 通常のデッキ構築では5マナ圏が7枚というのは重ためと言わざるを得ませんが、マナ生物が11枚も入っているこのデッキではむしろこれくらいあっても問題はないでしょう。速攻の連打は速やかに対戦相手のライフを削り落とせますし、4枚用意されている火力枠としての《火口の爪》も目的に合致しています。

 ドラゴン、ドラゴンからの《火口の爪》は最高ですよ。

Benjamin Weitz
プロツアー『タルキール覇王譚』 / スタンダード[MO] [ARENA]
8 《
5 《
4 《樹木茂る山麓
1 《血染めのぬかるみ
1 《吹きさらしの荒野
4 《奔放の神殿

-土地(23)-

4 《エルフの神秘家
4 《爪鳴らしの神秘家
3 《森の女人像
4 《クルフィックスの狩猟者
4 《ゴブリンの熟練扇動者
4 《世界を喰らう者、ポルクラノス
3 《嵐の息吹のドラゴン

-クリーチャー(26)-
4 《火口の爪
3 《歓楽者ゼナゴス
4 《龍語りのサルカン

-呪文(11)-
1 《嵐の息吹のドラゴン
4 《マグマのしぶき
3 《狩人狩り
3 《破壊的な享楽
2 《神々の憤怒
2 《紅蓮の達人チャンドラ

-サイドボード(15)-
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