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第59回：『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』統率者ピックアップ
読者の皆さん、こんにちは！統率者戦大好きクロタカ（@clotaka1）です。
本日はついに最新セット『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』の公式発売日ですね！ 今回は『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』に収録されている統率者の中から、特にオススメな7枚の統率者をピックアップして紹介します。
目次
- 「スタークによる改良、アイアン・スパイダー」
- 「マスタープランナー、ドクター・オクトパス」
- 「エディ・ブロック」
- 「マイルズ・モラレス」
- 「ピーター・パーカー」
- 「グウェン・ステイシー」
- 「コズミック・スパイダーマン」
- 「ピーター・パーカー」サンプルデッキ紹介
「スタークによる改良、アイアン・スパイダー」
最初に紹介する統率者は《スタークによる改良、アイアン・スパイダー》です！
《スタークによる改良、アイアン・スパイダー》の特徴
《スタークによる改良、アイアン・スパイダー》は以下の能力を持っています。
警戒
{T}：あなたがコントロールしていてアーティファクト・クリーチャーや機体である各パーマネントの上にそれぞれ＋１/＋１カウンター１個を置く。
{2}, あなたがコントロールしている望む数のアーティファクトの上から＋１/＋１カウンター合計２個取り除く：カード１枚を引く。
アーティファクト・クリーチャーバージョンの「スパイダーマン」。（タップ）でアーティファクト・クリーチャーや機体に＋１/＋１カウンターを置く能力と、＋１/＋１カウンターを取り除くことでカードを引く能力を併せ持っています。
アーティファクト・クリーチャーや機体の数が増える程に＋１/＋１カウンターを置ける数も増えていくので、それらのパーマネントを横展開する戦略が特に強力そうですね。
それでは《スタークによる改良、アイアン・スパイダー》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- アーティファクト・クリーチャー・トークン生成
- アンタップ手段
- ＋１/＋１カウンターを置きたい機体
- ＋１/＋１カウンターシナジー
- ＋１/＋１カウンターを置くor増殖
「スタークによる改良、アイアン・スパイダー」と抜群に相性が良いカード
《きらめく短剣、つらぬき丸》
《きらめく短剣、つらぬき丸》を装備すれば＋１/＋１修正と速攻を得るので、戦場に出したターンから《スタークによる改良、アイアン・スパイダー》のタップ能力が起動可能！さらに自分や対戦相手のターンの戦闘時にアンタップするため、複数回タップ能力を起動することもできます！ぜひ《三重の稲妻巨人》などとセットで使ってみたいですね！
「マスタープランナー、ドクター・オクトパス」
次に紹介する統率者は《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》です！
《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》の特徴
《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》は以下の能力を持っています。
あなたがコントロールしていてこれでないすべての悪人は＋２/＋２の修正を受ける。
あなたの手札の上限は８枚である。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの手札にあるカードの枚数が８枚未満である場合、その差に等しい枚数のカードを引く。
スパイダーマンの代表的な宿敵。ヴィラン側の「悪人」を強化する能力と、オクトパスらしく８に関連するドロー能力を持っています。
『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』には《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》以外にも「悪人」クリーチャーが多数収録されているので、それらを大量に採用したデッキにするとめちゃくちゃ楽しそうですね！
それでは《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- 悪人
- ドローシナジー
- 自分の手札を捨てるカード
- 手札の枚数シナジー
- クリーチャー・タイプを付与するカード
「マスタープランナー、ドクター・オクトパス」と抜群に相性が良いカード
《謎めいた門》
アンタップ状態の悪人２体をタップすると、手札から悪人1体を戦場に出せる！マナ総量が重ための《ヴェノム、エディ・ブロック》でもタダで行けちゃいます！
手札が減った分は《マスタープランナー、ドクター・オクトパス》のドロー能力で補充してくれるので、デッキの組み方次第では、連続で悪人を出し続けることも可能です！
「エディ・ブロック」
次に紹介する統率者は《エディ・ブロック》です！
《エディ・ブロック》の特徴
《エディ・ブロック》は以下の能力を持っています。
エディ・ブロックが戦場に出たとき、あなたの墓地からマナ総量が１以下であるクリーチャー・カード１枚を対象とする。それを戦場に戻す。
{3}{B}{R}{G}：エディ・ブロックを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
《リーサル・プロテクター、ヴェノム》は以下の能力を持っています。
威迫、トランプル、速攻
これが攻撃するたび、これでないクリーチャー１体を生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、カードX枚を引き、その後、あなたの手札からマナ総量がX以下であるパーマネント・カード１枚を戦場に出してもよい。Xは、その生け贄に捧げられたクリーチャーのマナ総量に等しい。
《リーサル・プロテクター、ヴェノム》への変身能力を持つ英雄＆悪人クリーチャー(第２面の《リーサル・プロテクター、ヴェノム》として唱えることも可能です)。《リーサル・プロテクター、ヴェノム》の能力を有効活用するには生け贄用のクリーチャーが必要になるので、常にクリーチャーを用意できるようにしておきたいですね。
それでは《エディ・ブロック》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- マナ総量１以下のクリーチャー
- 生け贄用クリーチャー
- 手札から戦場に出したいパーマネント
- リアニメイト
- 墓地から戦場に戻るクリーチャー
「エディ・ブロック」と抜群に相性が良いカード
《不浄なる者、ミケウス》
人間でないクリーチャーに＋１/＋１修正と不死を持たせる伝説のクリーチャー。《不浄なる者、ミケウス》がいれば、《リーサル・プロテクター、ヴェノム》で生け贄に捧げたクリーチャーも、不死により再度戦場へカムバック！
《執行の悪魔》などの−１/−１カウンターが置かれて出てくるクリーチャーと組み合わせることで、何度も再利用可能な生け贄用クリーチャーを作り出すこともできますよ！
「マイルズ・モラレス」
次に紹介する統率者は《マイルズ・モラレス》です！
《マイルズ・モラレス》の特徴
《マイルズ・モラレス》は以下の能力を持っています。
マイルズ・モラレスが戦場に出たとき、クリーチャー最大２体を対象とする。それらの上にそれぞれ＋１/＋１カウンター１個を置く。
{3}{R}{G}{W}：マイルズ・モラレスを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
《アルティメット・スパイダーマン》は以下の能力を持っています。
先制攻撃、速攻
擬態 ─ {2}：アルティメット・スパイダーマンの上に＋１/＋１カウンター１個を置く。ターン終了時まで、これは呪禁を得て、無色になる。
あなたが攻撃するたび、あなたがコントロールしていて蜘蛛や伝説であるすべてのクリーチャーの上にある各種類のカウンターの個数をそれぞれ２倍にする。
《アルティメット・スパイダーマン》への変身能力を持つ統率者(第２面の《アルティメット・スパイダーマン》として唱えることも可能です)。《マイルズ・モラレス》で＋１/＋１カウンターを置き、《アルティメット・スパイダーマン》に変身してカウンターを増やす、という動きが基本戦術になりそうですね。
それでは《マイルズ・モラレス》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- ＋１/＋１カウンターシナジー
- ＋１/＋１カウンターを追加で置く
- その他のカウンターシナジー
- カウンターを増やしたい蜘蛛or伝説のクリーチャー
- 無色シナジー
「マイルズ・モラレス」と抜群に相性が良いカード
《戦導者オレリア》
《アルティメット・スパイダーマン》のカウンターを２倍にする能力は攻撃するたびに誘発するので、《戦導者オレリア》で追加の戦闘フェイズを加えれば２倍が２回誘発！《ウロボロイド》などでクリーチャー全体に＋１/＋１カウンターを置けたりすると最高ですね！
「ピーター・パーカー」
次に紹介する統率者は《ピーター・パーカー》です！
《ピーター・パーカー》の特徴
《ピーター・パーカー》は以下の能力を持っています。
ピーター・パーカーが戦場に出たとき、到達を持つ緑の２/１の蜘蛛・クリーチャー・トークン１体を生成する。
{1}{G}{W}{U}：ピーター・パーカーを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
《アメイジング・スパイダーマン》は以下の能力を持っています。
警戒、到達
あなたが唱える１色以上の色を持つ伝説の呪文はそれぞれウェブスリング{G}{W}{U}を持つ。（あなたがコントロールしていてタップ状態であるクリーチャー１体をオーナーの手札に戻すなら、その呪文をウェブスリング・コストで唱えてもよい）
《アメイジング・スパイダーマン》への変身能力を持つ、「スパイダーマン」シリーズの主人公（第２面の《アメイジング・スパイダーマン》として唱えることも可能です）。《アメイジング・スパイダーマン》になると『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』で新しく登場した「ウェブスリング」を持たせることができます。「ウェブスリング」はタップ状態のクリーチャーを手札に戻すことでウェブスリング・コストで唱えられるという能力で、手札に戻すという部分が「忍術」と似ていますね。
それでは《ピーター・パーカー》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- タップ手段
- ウェブスリングで唱えたい伝説の呪文
- 手札に戻したいクリーチャー
- 戦場を離れるシナジー
- 蜘蛛シナジー
《ピーター・パーカー》と抜群に相性が良いカード
《セリーマ号》
戦場に出たときに伝説のクリーチャー・カードをサーチして、ウェブスリングで唱える伝説カードを調達！ さらにクリーチャーを《セリーマ号》へ配備すれば、いつでもウェブスリングで唱えられる！
「グウェン・ステイシー」
次に紹介する統率者は《グウェン・ステイシー》です！
《グウェン・ステイシー》の特徴
《グウェン・ステイシー》は以下の能力を持っています。
グウェン・ステイシーが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上にあるカード１枚を追放する。あなたがこのクリーチャーをコントロールしているかぎり、そのカードをプレイしてもよい。
{2}{U}{R}{W}：グウェン・ステイシーを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
《ゴースト・スパイダー》は以下の能力を持っています。
飛行、警戒、速攻
あなたが追放領域から、土地１つをプレイするか呪文１つを唱えるたび、ゴースト・スパイダーの上に＋１/＋１カウンター１個を置く。
ゴースト・スパイダーの上からカウンター２個を取り除く：あなたのライブラリーの一番上にあるカード１枚を追放する。このターン、そのカードをプレイしてもよい。
《ゴースト・スパイダー》への変身能力を持つ、「スパイダーマン」シリーズのヒロイン（第２面の《ゴースト・スパイダー》として唱えることも可能です）。《グウェン・ステイシー》は通称「衝動的ドロー」能力を持ち、《ゴースト・スパイダー》になると追放領域からカードをプレイするたびに＋１/＋１カウンターを置くことができます。《ゴースト・スパイダー》は飛行、警戒、速攻で戦闘能力も◎！
それでは《グウェン・ステイシー》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- ＋１/＋１カウンターシナジー
- カウンターを置く、増やす、追加設置
- 追放領域シナジー、手札以外から唱えるシナジー
- 衝動的ドロー
- 続唱、発見
「グウェン・ステイシー」と抜群に相性が良いカード
《祝いの神》
《祝いの神》がいれば、カウンターが置かれたクリーチャーが攻撃するたび衝動的ドロー！
追放領域から呪文を唱えるたびクリーチャー１体に＋１/＋１カウンターを置けるので、《ゴースト・スパイダー》の能力と合わせれば、1呪文につき＋１/＋１カウンター２個！その後は＋１/＋１カウンターを《ゴースト・スパイダー》の衝動的ドロー能力で使ってもいいですし、そのまま攻撃するだけも大ダメージを与えられますよ！
「コズミック・スパイダーマン」
最後に紹介する統率者は《コズミック・スパイダーマン》です！
《コズミック・スパイダーマン》の特徴
《コズミック・スパイダーマン》は以下の能力を持っています。
飛行、先制攻撃、トランプル、絆魂、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてこれでないすべての蜘蛛は、飛行と先制攻撃とトランプルと絆魂と速攻を得る。
自陣の蜘蛛クリーチャーに様々なキーワード能力を付与する、シンプルかつ強力な５色スパイダーマン。固有色が５色なので、蜘蛛クリーチャーの色を気にせずデッキに入れることができます。そのため、『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』に収録されている蜘蛛クリーチャー全採用なんてことも可能です！
それでは《コズミック・スパイダーマン》と相性の良いカードを分類別に紹介します！
- 蜘蛛クリーチャー
- 蜘蛛クリーチャー・トークン生成
- 多相クリーチャー
- ライフ回復シナジー
- 戦闘ダメージシナジー
「コズミック・スパイダーマン」と抜群に相性が良いカード
《スパイダー・バース》
自分の蜘蛛クリーチャーに「レジェンド・ルール」が適用されなくなる、ルール改変系エンチャント。手札以外から呪文を唱えると1回だけコピーできるので、統率者領域から《コズミック・スパイダーマン》を唱えれば、《コズミック・スパイダーマン》が２体降臨！
特に衝動的ドロー能力を持つ《スピナレットとスパイダリング》や《蜘蛛の心、アラーニャ》は相性◎！
「ピーター・パーカー」サンプルデッキ紹介
ピックアップしたオススメ統率者の中から、今回は《ピーター・パーカー》の統率者デッキを紹介します！
目指しているレベル
この記事では、こちらの統率者デッキパワーレベルでいうと３～４を目安に作っています。もっとカジュアルにしたい、もっとガチにしたいということであれば色々な改造ができると思いますので、ぜひご自身でも改造してみてください。
※現状の統率者戦ブラケット的には、ブラケット２：コアを目安に作っています。
それではデッキリストをご紹介します。
デッキリスト
各カードの役割分類
除去(10)
ドロー(13)
- 《勇敢な市民》
- 《メリー・ジェーン・ワトソン》
- 《センセーショナル・スパイダーマン》
- 《ペニーが操縦するSP》
- 《サリー・スパロウ》
- 《スパイダーマン2099、ミゲル・オハラ》
- 《フレイアリーズの信奉者》
- 《スパイダーUK》
- 《神秘の合流点》
- 《苦悩する学生生活》
- 《未来への飛翔》
- 《バイオオーガニックの甲殻》
- 《ミナス・ティリス》
マナ加速(10)
サーチ(３)
- 《放射線を浴びた蜘蛛》
- 《敏捷な糸使い、サン・スパイダー》
- 《セリーマ号》
クリーチャー強化(８)
- 《スパイダーハム、ピーター・ポーカー》
- 《猛打者、タイヴァー》
- 《スパイダーマン・インディア》
- 《スパイダーマン、ピーター・パーカー》
- 《スパイダーマン、マイルズ・モラレス》
- 《クローサの心胆、カマール》
- 《アクローマの意志》
- 《素晴らしき協力関係》
クリーチャー・トークン生成(５)
コピー・トークン生成(２)
ライブラリーの呪文を唱えるorクリーチャーを戦場に出す(２)
墓地のクリーチャーを戦場に戻す(１)
ライフ回復(２)
打ち消し(１)
- 《スパイダーセンス》
速攻付与(１)
- 《稲妻のすね当て》
回避能力付与(１)
戦闘ダメージ軽減(１)
- 《蜘蛛の襲来》
除去対策(４)
- 《スペクタキュラー・スパイダーマン》
- 《意志を貫く力》
- 《群がりの庭》
- 《英雄の公有地》
分類外のクリーチャー(２)
※土地のほとんどはマナを加える効果なので割愛しました。
デッキコンセプト
- ウェブスリングで伝説の呪文を唱えまくる！
- 蜘蛛シナジー、改善シナジー、伝説シナジーなどを駆使して、戦況を有利に進める！！
勝ちパターン紹介
①《ウェブ紡ぎ、シルク》で自陣クリーチャーに＋２/＋２修正＆警戒付与！
②《クローサの心胆、カマール》で自陣クリーチャーに＋３/＋３修正＆トランプル付与！
③《猛打者、タイヴァー》で自陣クリーチャーに最大パワー分の＋X/＋X修正！
今回の『マジック：ザ・ギャザリング | マーベル スパイダーマン』統率者ピックアップはこれでおしまいです。
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう。お楽しみに！
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