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『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップ
『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップ トップ8デッキリストとプロフィール
2021年6月5日
2020-2021ポストシーズン前の最後のセット・チャンピオンシップ「『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップ」に挑んだのは、250名の選手たち。そして数多の追加ターンがもたらされた全15回戦にわたる戦いを経て、ついに最後の8人が決した。
- ジョン・ジラルド/John Girardot
- デイヴィッド・イングリス/David Inglis
- マティ・クイスマ/Matti Kuisma
- ラファエル・レヴィ/Raphaël Lévy
- セス・マンフィールド/Seth Manfield
- ローガン・ネトルズ/Logan Nettles
- サム・パーディー/Sam Pardee
- マット・スパーリング/Matt Sperling
『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップのトップ8入賞者を称え、盛大な拍手を!
ジョン・ジラルド
フランスからのチャレンジャーであるジョン・ジラルドは、MTGアリーナで活躍を続ける「dftleonidas」として知られている。その強さを知る者からすれば、彼が『ストリクスヘイヴン』チャンピオンシップの予選ラウンドを12勝3敗の好成績で抜けたことに驚きはないだろう。ジラルドが競技シーンで頭角を現したのは、「2019ミシックチャンピオンシップⅦ(MTGアリーナ)」にてチャレンジャー内ではトップ4に入る13位の成績を収めたときだ。そしてこの週末、ジラルドは「ジェスカイ・ターン」でヒストリック・ラウンド6勝1敗を記録。第11回戦では、同じくトップ8に入賞したサム・パーディーを打ち破っている。スタンダード・ラウンドでは以前のシーズンで活躍した「ティムール・アドベンチャー」という現環境の定石からは外れたデッキ選択を見せたが、これがうまくはまり、最終的にはトップ8進出に必要な第15回戦での勝利を収めたのだった。
2 《森》 2 《島》 2 《山》 4 《ケトリアのトライオーム》 4 《樹皮路の小道》 4 《岩山被りの小道》 4 《河川滑りの小道》 4 《寓話の小道》 -土地(26)- 4 《エッジウォールの亭主》 4 《砕骨の巨人》 4 《厚かましい借り手》 4 《恋煩いの野獣》 3 《ラノワールの幻想家》 2 《星界の大蛇、コーマ》 -クリーチャー(21)- |
2 《軽蔑的な一撃》 2 《火の予言》 2 《神秘の論争》 1 《髑髏砕きの一撃》 2 《アクロス戦争》 4 《銅纏いののけ者、ルーカ》 -呪文(13)- |
2 《運命の神、クローティス》 3 《黄金架のドラゴン》 3 《レッドキャップの乱闘》 2 《火の予言》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《否認》 1 《才能の試験》 1 《神秘の論争》 1 《アクロス戦争》 -サイドボード(15)- |
4 《山》 4 《ドワーフの鉱山》 1 《島》 4 《蒸気孔》 3 《硫黄の滝》 4 《ラウグリンのトライオーム》 4 《寓話の小道》 -土地(24)- 3 《ヴェロマカス・ロアホールド》 -クリーチャー(3)- |
4 《渦まく知識》 4 《記憶の欠落》 2 《情報収集》 4 《プリズマリの命令》 2 《焼けつく双陽》 1 《神々の憤怒》 4 《ミジックスの熟達》 4 《時間のねじれ》 4 《マグマ・オパス》 4 《不屈の独創力》 -呪文(33)- |
2 《霊気の疾風》 2 《丸焼き》 1 《一瞬》 1 《乱動への突入》 3 《神秘の論争》 1 《神々の憤怒》 3 《サメ台風》 2 《終局の始まり》 -サイドボード(15)- |
デイヴィッド・イングリス
昨年の秋に「チャレンジャー・ガントレット出場」の目標に近づいて以来、デイヴィッド・イングリスはその目標を熱心に追い続けている。イングリスにとって2020年は飛躍の年であった。デッキの選択眼を磨いた彼は4つのプレミア・イベントに出場し、「『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ」では21位の好成績を収めた。今年の3月に、イングリスは次のように述べている。
「セット・チャンピオンシップのどれかで絶対にトップ8に入賞したいです。MPLとライバルズ・リーグの選手が勢揃いして毎ラウンド世界クラスのプレイヤーと対戦できるなんて、こんなに得るものの多い大会、他にありませんよ。そういう厳しい舞台でトップ8に入賞したら誇らしい気持ちでいっぱいです」
彼の夢は、今叶った。コンボ愛好家であるイングリスは、ヒストリックでもスタンダードでもその技術に合うデッキをうまく乗りこなしてきた。「イゼット・フェニックス」でヒストリック・ラウンドを6勝1敗の好成績で飾ると、「ジェスカイ変容」でトップ8入賞を決めたのだ。
4 《島》 2 《山》 4 《ラウグリンのトライオーム》 4 《河川滑りの小道》 4 《連門の小道》 4 《針縁の小道》 -土地(22)- 4 《伝承のドラッキス》 4 《雷の頂点、ヴァドロック》 4 《黄金架のドラゴン》 -クリーチャー(12)- |
4 《棘平原の危険》 4 《表現の反復》 4 《非実体化》 2 《火の予言》 2 《否認》 1 《本質の散乱》 1 《焦熱の竜火》 1 《セジーリの防護》 3 《プリズマリの命令》 3 《戦利品奪取》 1 《神秘の論争》 -呪文(26)- |
2 《灰のフェニックス》 3 《レッドキャップの乱闘》 1 《希望の光》 3 《精神迷わせの秘本》 2 《燃えがら地獄》 1 《本質の散乱》 1 《ガラスの棺》 2 《神秘の論争》 -サイドボード(15)- |
2 《島》 3 《山》 4 《蒸気孔》 3 《硫黄の滝》 2 《尖塔断の運河》 4 《河川滑りの小道》 3 《寓話の小道》 -土地(21)- 4 《スプライトのドラゴン》 4 《弧光のフェニックス》 1 《弾けるドレイク》 3 《嵐翼の精体》 1 《アゴナスの雄牛》 -クリーチャー(13)- |
4 《渦まく知識》 4 《信仰無き物あさり》 4 《選択》 3 《火柱》 2 《稲妻の斧》 1 《ショック》 4 《表現の反復》 1 《丸焼き》 2 《約束の終焉》 1 《神秘の論争》 -呪文(26)- |
2 《厚かましい借り手》 1 《トーモッドの墓所》 1 《魂標ランタン》 2 《霊気の疾風》 2 《丸焼き》 2 《否認》 2 《神々の憤怒》 1 《標の稲妻》 1 《神秘の論争》 1 《反逆の先導者、チャンドラ》 -サイドボード(15)- |
マティ・クイスマ
この週末、マティ・クイスマはキャスターも視聴者も、そして同じく「ジェスカイ変容」を使うプレイヤーたちも驚かせた(と同時に混乱させた)。初日のヒストリック・ラウンドを「イゼット・フェニックス」で全勝すると、スタンダード・ラウンドも第7回戦でのセス・マンフィールドとの戦いを除いて勝ち抜いた。2日目は第15回戦でチームメイトのデイヴィッド・イングリスを相手に「ジェスカイ変容」の同系戦を落とすなどの苦難に見舞われたが、それでも勝勢に乗り、このフィンランド初のグランプリ王者は優勝トロフィーを狙える位置にたどり着いた。そして2020-2021シーズンでの目覚ましい活躍に今回のトップ8入賞が加わった結果、彼は「チャレンジャー・ガントレット」の席を確保したのだ。
4 《島》 2 《山》 4 《ラウグリンのトライオーム》 4 《河川滑りの小道》 4 《連門の小道》 4 《針縁の小道》 -土地(22)- 4 《伝承のドラッキス》 4 《雷の頂点、ヴァドロック》 4 《黄金架のドラゴン》 -クリーチャー(12)- |
4 《棘平原の危険》 4 《表現の反復》 4 《非実体化》 2 《火の予言》 2 《否認》 1 《本質の散乱》 1 《焦熱の竜火》 1 《セジーリの防護》 3 《プリズマリの命令》 3 《戦利品奪取》 1 《神秘の論争》 -呪文(26)- |
2 《灰のフェニックス》 3 《レッドキャップの乱闘》 1 《希望の光》 3 《精神迷わせの秘本》 2 《燃えがら地獄》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《ガラスの棺》 2 《神秘の論争》 -サイドボード(15)- |
2 《島》 3 《山》 4 《蒸気孔》 3 《硫黄の滝》 3 《尖塔断の運河》 4 《河川滑りの小道》 2 《寓話の小道》 -土地(21)- 4 《スプライトのドラゴン》 4 《弧光のフェニックス》 1 《弾けるドレイク》 3 《嵐翼の精体》 1 《アゴナスの雄牛》 -クリーチャー(13)- |
4 《渦まく知識》 4 《信仰無き物あさり》 4 《選択》 4 《火柱》 2 《稲妻の斧》 4 《表現の反復》 1 《丸焼き》 2 《約束の終焉》 1 《神秘の論争》 -呪文(26)- |
2 《厚かましい借り手》 1 《トーモッドの墓所》 1 《魂標ランタン》 2 《霊気の疾風》 2 《否認》 1 《丸焼き》 2 《神々の憤怒》 2 《神秘の論争》 1 《標の稲妻》 1 《反逆の先導者、チャンドラ》 -サイドボード(15)- |
ラファエル・レヴィ
フランスの殿堂顕彰者にして「MTGの父」とも呼ばれるラファエル・レヴィは、この週末、予選ラウンド最終戦でトップ8へ滑り込んだ。これで自身6度目のトップ8入賞となるが、100を超える大型大会での戦いが記録された彼の華々しい戦績の中では、単にもう1つ勝利が加わるだけのことかもしれない。レヴィはヒストリック・ラウンドを「ジェスカイ・ターン」で走り抜け、スタンダード・ラウンドでは「グルール・アドベンチャー」で強烈な活躍ぶりを見せた。シャハール・シェンハー/Shahar Shenharとの対戦では、《厚顔の無法者、マグダ》でちょうどライフを削り切るという劇的な勝利も演出した。最終日、シーズン最後のチャンピオンシップで優勝トロフィーを掲げるには、「イゼット・フェニックス」と「ジェスカイ・ターン」に埋め尽くされた決勝ラウンドを勝ち抜かなければならない。
6 《森》 4 《樹皮路の小道》 4 《岩山被りの小道》 4 《河川滑りの小道》 1 《神託者の広間》 -土地(19)- 4 《エッジウォールの亭主》 4 《ヤスペラの歩哨》 4 《厚顔の無法者、マグダ》 4 《リムロックの騎士》 4 《砕骨の巨人》 4 《恋煩いの野獣》 3 《黄金架のドラゴン》 -クリーチャー(27)- |
1 《蛇皮のヴェール》 1 《カズールの憤怒》 1 《歌狂いの裏切り》 4 《髑髏砕きの一撃》 3 《エンバレスの宝剣》 3 《エシカの戦車》 1 《解き放たれた者、ガラク》 -呪文(14)- |
3 《仮面の蛮人》 3 《長老ガーガロス》 3 《アゴナスの雄牛》 2 《レッドキャップの乱闘》 2 《軽蔑的な一撃》 1 《ヴァドロックの神話》 1 《アクロス戦争》 -サイドボード(15)- |
6 《山》 4 《ドワーフの鉱山》 2 《島》 4 《蒸気孔》 4 《ラウグリンのトライオーム》 1 《ケトリアのトライオーム》 1 《河川滑りの小道》 3 《寓話の小道》 -土地(25)- 2 《ヴェロマカス・ロアホールド》 -クリーチャー(2)- |
4 《渦まく知識》 1 《唱え損ね》 4 《記憶の欠落》 2 《表現の反復》 2 《火の予言》 1 《焦熱の竜火》 3 《プリズマリの命令》 4 《ミジックスの熟達》 4 《時間のねじれ》 4 《マグマ・オパス》 4 《不屈の独創力》 -呪文(33)- |
2 《原初の潮流、ネザール》 2 《霊気の疾風》 2 《丸焼き》 1 《焦熱の竜火》 3 《神秘の論争》 1 《神々の憤怒》 4 《サメ台風》 -サイドボード(15)- |
セス・マンフィールド
殿堂顕彰者セス・マンフィールドが、またもや世界最高のプレイヤーであることを証明した。今大会ではヒストリックに「ジェスカイ・コントロール」を持ち込み、スタンダードで「イゼット・ドラゴン」を選択し、赤と青のエネルギーをまとっている。マンフィールドはヒストリック・ラウンドで2敗を喫したものの、スタンダード・ラウンドでは全勝を記録し、自身10度目のトップ8入賞を果たした。今大会を迎えるにあたりマンフィールドはMPLで3位につけており、世界選手権出場の権利を争っていた。その大事な大会でトップ8入賞を決めた彼は、シーズン最後のリーグ・ウィークエンドを前にして世界選手権出場レースでも大きなリードを得たのだ。
6 《冠雪の島》 4 《冠雪の山》 4 《移り変わるフィヨルド》 4 《河川滑りの小道》 3 《不詳の安息地》 4 《寓話の小道》 -土地(25)- 4 《砕骨の巨人》 4 《厚かましい借り手》 3 《ガラゼス・プリズマリ》 4 《黄金架のドラゴン》 -クリーチャー(15)- |
3 《霜噛み》 4 《表現の反復》 3 《精神迷わせの秘本》 1 《軽蔑的な一撃》 3 《神秘の論争》 3 《襲来の予測》 3 《アールンドの天啓》 -呪文(20)- |
2 《アゴナスの雄牛》 2 《レッドキャップの乱闘》 1 《霜噛み》 3 《火の予言》 1 《燃えがら地獄》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《否認》 1 《魂焦がし》 2 《アクロス戦争》 1 《サメ台風》 -サイドボード(15)- |
2 《島》 1 《山》 1 《平地》 3 《蒸気孔》 3 《硫黄の滝》 3 《神聖なる泉》 3 《氷河の城砦》 3 《聖なる鋳造所》 4 《ラウグリンのトライオーム》 3 《寓話の小道》 -土地(26)- -クリーチャー(0)- |
3 《渦まく知識》 4 《表現の反復》 4 《稲妻のらせん》 3 《ドビンの拒否権》 3 《記憶の欠落》 1 《霊気の疾風》 1 《安らかなる眠り》 1 《神々の憤怒》 1 《プリズマリの命令》 2 《神の怒り》 4 《サメ台風》 3 《覆いを割く者、ナーセット》 1 《試練に臨むギデオン》 3 《ドミナリアの英雄、テフェリー》 -呪文(34)- |
1 《孤児護り、カヒーラ》
-相棒(1)- 2 《不可解な終焉》 2 《丸焼き》 1 《霊気の疾風》 1 《敬虔な命令》 1 《安らかなる眠り》 3 《神秘の論争》 1 《機を見た援軍》 1 《神の怒り》 2 《終局の始まり》 -サイドボード(14)- |
ローガン・ネトルズ
Magic Onlineにおいて「Jaberwocki」として知られるローガン・ネトルズもまた、チャンピオンシップの舞台で躍進するチャレンジャーたちに続いた。ネトルズは「Magic Online Championship」に2度の出場経験を持ち、ハイレベルなマジックの大会でトップ8入賞を達成するのはこれで4度目となる。今大会のヒストリック・ラウンドでは人気の「ジェスカイ・ターン」を手にし、スタンダード・ラウンドでは「ナヤ・アドベンチャー」を操り頂点へと登りつめていった。予選ラウンドを1位で通過した彼の前には今、優勝へと続くさらに困難な道が待ち受けている。トップ8には、予選ラウンドでも死闘を繰り広げたマンフィールドやスパーリングの名前も連なっている。
3 《森》 3 《平地》 1 《山》 4 《枝重なる小道》 4 《岩山被りの小道》 4 《針縁の小道》 4 《寓話の小道》 -土地(23)- 4 《エッジウォールの亭主》 4 《巨人落とし》 4 《ヤスペラの歩哨》 3 《絡みつく花面晶体》 2 《クラリオンのスピリット》 2 《ドラニスの判事》 4 《砕骨の巨人》 4 《精鋭呪文縛り》 4 《恋煩いの野獣》 -クリーチャー(31)- |
4 《スカルドの決戦》 2 《アクロス戦争》 -呪文(6)- |
1 《湧き出る源、ジェガンサ》
-相棒(1)- 2 《運命の神、クローティス》 2 《傑士の神、レーデイン》 3 《アゴナスの雄牛》 1 《レッドキャップの乱闘》 1 《巻き添え》 3 《ガラスの棺》 2 《火の予言》 -サイドボード(14)- |
6 《山》 4 《ドワーフの鉱山》 2 《島》 4 《蒸気孔》 4 《ラウグリンのトライオーム》 2 《ケトリアのトライオーム》 3 《寓話の小道》 -土地(25)- 2 《ヴェロマカス・ロアホールド》 -クリーチャー(2)- |
4 《渦まく知識》 1 《唱え損ね》 4 《記憶の欠落》 2 《表現の反復》 2 《火の予言》 1 《焦熱の竜火》 3 《プリズマリの命令》 4 《ミジックスの熟達》 4 《時間のねじれ》 4 《マグマ・オパス》 4 《不屈の独創力》 -呪文(33)- |
2 《原初の潮流、ネザール》 2 《霊気の疾風》 2 《丸焼き》 1 《焦熱の竜火》 3 《神秘の論争》 1 《神々の憤怒》 4 《サメ台風》 -サイドボード(15)- |
サム・パーディー
チャレンジャーのサム・パーディーが、「プロツアー『破滅の刻』」以来となる自身3度目のトップ8入賞を果たし、決勝ラウンドの舞台へ戻ってきた。彼にとって、決勝ラウンドでの戦いは知らないものではない。グランプリ・トップ8入賞は優勝2回を含め15回を数え、「プロツアー『異界月』」では第3位の成績を収め、一方「世界選手権2016」では自身をして「あらゆるイベントのあらゆるプレイヤーと比較しても最悪のレーティング損失を達成した」と言わしめるほどの苦汁も味わっている。この週末、パーディーは「ジェスカイ・ターン」でヒストリック・ラウンドを5勝2敗で切り抜けた。そしてスタンダード・ラウンドでは(時間とプレイスタイルを考慮して)「赤単アグロ」の直球勝負に出た。強大な呪文が支持される現環境においてはかなり大胆な選択だが、それが功を奏した。パーディーは予選ラウンド最終戦で友人のマット・ナス/Matt Nassを打ち倒さなければならなかったが、ナスの「スゥルタイ根本原理」を踏み越えてトップ8の席を確保したのだった。
19 《冠雪の山》 1 《エンバレス城》 4 《不詳の安息地》 -土地(24)- 4 《熱烈な勇者》 4 《講堂の監視者》 1 《火刃の突撃者》 4 《リムロックの騎士》 4 《義賊》 4 《鍛冶で鍛えられしアナックス》 4 《砕骨の巨人》 1 《灰のフェニックス》 2 《朱地洞の族長、トーブラン》 -クリーチャー(28)- |
3 《霜噛み》 1 《アクロス戦争》 4 《エンバレスの宝剣》 -呪文(8)- |
1 《灰のフェニックス》 2 《アゴナスの雄牛》 4 《レッドキャップの乱闘》 1 《霜噛み》 3 《焦熱の竜火》 2 《乱動する渦》 2 《アクロス戦争》 -サイドボード(15)- |
6 《山》 4 《ドワーフの鉱山》 2 《島》 4 《蒸気孔》 2 《硫黄の滝》 4 《ラウグリンのトライオーム》 4 《寓話の小道》 -土地(26)- 2 《ヴェロマカス・ロアホールド》 -クリーチャー(2)- |
4 《渦まく知識》 4 《記憶の欠落》 2 《表現の反復》 4 《プリズマリの命令》 4 《ミジックスの熟達》 4 《時間のねじれ》 2 《サメ台風》 4 《マグマ・オパス》 4 《不屈の独創力》 -呪文(32)- |
2 《丸焼き》 2 《危険な航海》 1 《霊気の疾風》 3 《神々の憤怒》 3 《神秘の論争》 2 《終局の始まり》 2 《サメ台風》 -サイドボード(15)- |
マット・スパーリング
数か月にわたりライバルズ・リーグの上位で競争を続けてきたマット・スパーリングだが、その安定した活躍にも関わらず本当に惜しいところで世界選手権の席を逃し続けている。この週末、スパーリングは「2019ミシックチャンピオンシップⅡ(ロンドン)」での準優勝以来となる決勝ラウンドの舞台に立った。「プロツアー・ニューヨーク2000」でプロの世界へ足を踏み入れてから、4度目のトップ8入賞である。今大会では第1回戦でつまづいたものの、そこからトップ8入賞に向かって戦いを続けた。「ジェスカイ・ターン」と「スゥルタイ根本原理」で初日を勝ち抜き、ベテランの底力を証明したのだ。こうしてスパーリングは、ライバルズ・リーグの首位の座と世界選手権出場レースの先頭の位置を安定させたのだ。
2 《沼》 3 《森》 3 《島》 3 《疾病の神殿》 4 《闇孔の小道》 4 《清水の小道》 1 《荒廃踏みの小道》 4 《樹皮路の小道》 4 《ゼイゴスのトライオーム》 1 《ケトリアのトライオーム》 4 《寓話の小道》 -土地(33)- 1 《嘘の神、ヴァルキー》 2 《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》 1 《クアンドリクスの栽培者》 2 《長老ガーガロス》 1 《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》 -クリーチャー(7)- |
1 《強迫》 4 《無情な行動》 4 《海の神のお告げ》 4 《狼柳の安息所》 2 《軽蔑的な一撃》 1 《否認》 4 《耕作》 2 《エルズペスの悪夢》 1 《神秘の論争》 4 《古き神々への拘束》 1 《絶滅の契機》 3 《影の評決》 4 《出現の根本原理》 2 《アールンドの天啓》 2 《海門修復》 1 《キオーラ、海神を打ち倒す》 -呪文(40)- |
1 《空を放浪するもの、ヨーリオン》
-相棒(1)- 2 《星界の大蛇、コーマ》 1 《塵へのしがみつき》 1 《強迫》 3 《取り除き》 1 《苦悶の悔恨》 1 《軽蔑的な一撃》 1 《否認》 1 《神秘の論争》 1 《影の評決》 2 《サメ台風》 -サイドボード(14)- |
4 《ドワーフの鉱山》 6 《山》 2 《島》 4 《蒸気孔》 4 《ラウグリンのトライオーム》 2 《ケトリアのトライオーム》 3 《寓話の小道》 -土地(25)- 2 《ヴェロマカス・ロアホールド》 -クリーチャー(2)- |
4 《渦まく知識》 1 《唱え損ね》 4 《記憶の欠落》 2 《表現の反復》 2 《火の予言》 1 《焦熱の竜火》 3 《プリズマリの命令》 4 《ミジックスの熟達》 4 《時間のねじれ》 4 《マグマ・オパス》 4 《不屈の独創力》 -呪文(33)- |
2 《原初の潮流、ネザール》 2 《霊気の疾風》 2 《丸焼き》 1 《焦熱の竜火》 3 《神秘の論争》 1 《神々の憤怒》 4 《サメ台風》 -サイドボード(15)- |
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