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プロツアー『ラヴニカのギルド』

戦略記事

プロツアー『ラヴニカのギルド』でのドラフト全勝戦略:1日目

Adam Styborski
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2018年11月9日

 

 プロツアーではドラフトよりスタンダードの方がラウンド数が多いにせよ、1日目の最初にマッチポイント9点を得ておくことは、2日目に向けて非常に効果的となる。以下が、本日のドラフトで3連勝を飾ったドラフト・アーキタイプの概略だ。

アーキタイプ 人数 3-0デッキに占める割合
ボロス (赤白) 20 32.8%
ディミーア (青黒) 7 11.5%
イゼット (青赤) 6 9.8%
ジェスカイ (白青赤) 6 9.8%
ゴルガリ (黒緑) 5 8.2%
グリクシス (青黒赤) 5 8.2%
アブザン (緑白黒) 4 6.6%
セレズニア (緑白) 3 4.9%
ナヤ (赤緑白) 2 3.3%
スゥルタイ (青黒緑) 2 3.3%
5色 1 1.6%

 多くの支持を集める認識として、このドラフトではディミーアが最も強力な色の組み合わせである。しかしこのプロツアーでは、ボロスが他を離して最大勢力となり、3-0デッキのうち実に「3分の1」を占めるに至った。そしてディミーアとイゼットがともに10%前後で続く。3-0デッキの半数は、このセットのギルドに基づいて組まれていたものであった。セレズニアとゴルガリは、一般的に力で劣ると見られていたが、多少の後れは取りながらも当初の予想よりは健闘している。

 全デッキにわたってギルドの組み合わせを分析していくと、物事は興味深くなる。「ギルド門」が豊富にあり強力であることから、《ゴルガリの女王、ヴラスカ》のような派手なレアが出たときに、3色のプランも浮上する。ジェスカイ、グリクシス、そして「比較的弱い」ギルド2つの組み合わせであるアブザンには、1つのギルドに少量をタッチした形、複数のギルド門に《ギルドパクトの大剣》や《門番のガーゴイル》を加えた形の両方が含まれる。事実、1つのデッキはギルド門全種と《ギルド門通りの公有地》から、全色にわたる多色カードをプレイしていたのだ!

 全体として、ボロスの支配にディミーアとイゼットが続くというのは、プレイヤーが準備の中で見出した確固たる視点を反映したものとなっていると言えよう。2日目の始まりには、さらに選別され高い技術を持つプレイヤーによる洗練された卓で、『ラヴニカのギルド』ドラフトがどのようなものであるかの結論が締めくくられるだろう。

(Tr. Yusuke Yoshikawa)

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RESULTS

対戦結果 順位
最終
16 16
15 15
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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