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EVENT COVERAGE
プロツアー『タルキール龍紀伝』
八十岡翔太の「青黒ドラゴンコントロール」
By Naoaki Umesaki
(この記事は4月10日に取材したものです)
「ヤソコン」。
マジックをプレイしたことがある人ならば、名前くらいは聞いたことがあるだろう。
八十岡が作ったコントロールデッキだから、「ヤソコン」。
非常に安易なネーミングではあるが、この名前には非常に多くの名作デッキがある。
そして、このプロツアー『タルキール龍紀伝』でも八十岡は新作の「ヤソコン」を持ち込んできたという。
どんなデッキなのだろうか、期待は高まる。
「せっかくなんだから、新しいカードを使いこなして勝ちたいよね」と語りながら八十岡が広げたのは、なんとドラゴンをフィーチャーした「青黒コントロール」!
パッと見ただけでも、新セット『タルキール龍紀伝』からドラゴン関連のカードが多く採用されている点は非常に興味深い。
《シルムガルの嘲笑》は、やはり新時代の《対抗呪文》なのだろか!?
プロツアー『タルキール龍紀伝』第6回戦を終えて全勝の八十岡に、スタンダードで使用しているデッキを紹介してもらった。
ドラゴン関連のカードにばかり目が行きがちだが、細かい点にも要注目。例として、前環境でよく見られた一般的な「青黒コントロール」のリストとは異なり、《胆汁病》や《シルムガルの嘲笑》を2ターン目にしっかり打てるよう、無色マナしか出ない《光輝の泉》を採用していない。
細かいところをしっかりと詰めてこそ、コンセプトが輝くのである。
6 《島》 3 《沼》 4 《汚染された三角州》 4 《陰鬱な僻地》 4 《欺瞞の神殿》 2 《華やかな宮殿》 1 《精霊龍の安息地》 2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》 -土地(26)- 3 《氷瀑の執政》 2 《龍王シルムガル》 1 《漂う死、シルムガル》 -クリーチャー(6)- |
2 《思考囲い》 4 《シルムガルの嘲笑》 2 《胆汁病》 2 《究極の価格》 3 《英雄の破滅》 2 《解消》 2 《忌呪の発動》 3 《命運の核心》 3 《ジェイスの創意》 1 《残忍な切断》 3 《時を越えた探索》 1 《精霊龍、ウギン》 -呪文(28)- |
2 《層雲の踊り手》 3 《強迫》 2 《軽蔑的な一撃》 1 《胆汁病》 1 《否認》 1 《究極の価格》 3 《悲哀まみれ》 1 《悪性の疫病》 1 《龍王の大権》 -サイドボード(15)- |
RESULTS 本大会の対戦結果・順位
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