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プロツアー『霊気走破』

プロツアー『霊気走破』トップ8プレイヤーとデッキリスト
2025年2月23日
340名を超えるプレイヤーたちから、8人の素晴らしい競技者たちが現れた。プロツアー『霊気走破』トップ8プレイヤーの皆、おめでとう!

ジェームズ・ディミトロフ/James Dimitrov

ジェームズ・ディミトロフ/James Dimitrov
1 《沼》 2 《フラッドファームの境界》 2 《森》 2 《迷路庭園》 1 《島》 2 《薄暗い裏通り》 4 《草萌ゆる玄関》 1 《行き届いた書庫》 1 《平地》 2 《ウェイストウッドの境界》 4 《ハッシュウッドの境界》 3 《魂の洞窟》 -土地(25)- 3 《ミストムーアの大主》 4 《ホーントウッドの大主》 1 《跳ねる春、ベーザ》 4 《永遠の策謀家、ズアー》 -クリーチャー(12)- |
1 《群れの渡り》 2 《太陽降下》 2 《審判の日》 1 《別行動》 2 《害獣駆除》 2 《花粉の分析》 1 《全損事故》 3 《失せろ》 1 《エルズペスの強打》 4 《力線の束縛》 4 《豆の木をのぼれ》 -呪文(23)- |
1 《向上した精霊信者、ニッサ》 2 《完成化した精神、ジェイス》 1 《偉大なる統一者、アトラクサ》 1 《跳ねる春、ベーザ》 3 《強情なベイロス》 1 《害獣駆除》 1 《ドッペルギャング》 1 《羅利骨灰》 1 《否認》 2 《安らかなる眠り》 1 《領事の権限》 -サイドボード(15)- |
ジェームズ・ディミトロフは、地域チャンピオンシップを勝ち抜き、初めてのプロツアーで戦っている。「版図大主」という最も人気のあるスタンダード デッキの一つを装備し、当初2-2まで苦戦したものの、その後構築で連勝を重ね、15回戦の「勝てば抜け」の試合で勝利を収めた。これにより、プロツアー優勝というシーズンの大目標への重要な一歩を踏み出した。ニューヨーク出身の彼にとって、その大胆な目標は今やわずか3勝で達成可能な距離に迫っている。
ルーカス・デュコウ/Lucas Duchow

ルーカス・デュコウ/Lucas Duchow
7 《山》 4 《ソーンスパイアの境界》 4 《カープルーザンの森》 4 《銅線の地溝》 -土地(19)- 4 《熾火心の挑戦者》 2 《無感情の売剣》 4 《精鋭射手団の目立ちたがり》 4 《心火の英雄》 4 《僧院の速槍》 4 《騒音の悪獣》 -クリーチャー(22)- |
4 《弱者の力》 4 《裏の裏まで》 4 《巨怪の怒り》 3 《蛇皮のヴェール》 4 《残響の力線》 -呪文(19)- |
4 《探索するドルイド》 2 《多様な鼠》 3 《石術の連射》 2 《脚当ての陣形》 1 《戦慄大口の怒り》 2 《噴出の稲妻》 1 《除霊用掃除機》 -サイドボード(15)- |
ルーカス・デュコウにとって日曜日のスポットライトは初めてのことではない。2回のMagic Online Champions Showcaseイベント、第30回マジック世界選手権の終盤にわたるまでの活躍、さらにプロツアー『サンダー・ジャンクション』のトップ8進出も果たしており、いずれも2024年の出来事だ。彼は、「人気が低迷している」とされるグルール力線デッキを採用することで、最終ラウンド直前にプロツアー『霊気走破』のトップ8進出を決めた。世界選手権ではタイブレーカーで敗れ9位となったが、今回は明確にプロツアーサンデーの舞台への進出を決めた。
ゼヴィン・フォースト/Zevin Faust

ゼヴィン・フォースト/Zevin Faust
4 《沼》 4 《花盛りの湿地》 3 《ラノワールの荒原》 4 《地底の遺体安置所》 4 《ウェイストウッドの境界》 1 《森》 -土地(20)- 4 《鞘破りの群れ》 4 《虚ろなる匪賊》 2 《キチン質の墓地歩き》 2 《苦難の収穫者》 4 《ベイルマークの大主》 4 《迷いし者の魂》 4 《かじりつく害獣》 4 《脱皮の世話人》 4 《陥没穴の偵察》 -クリーチャー(32)- |
4 《やり場のない悔恨》 4 《豆の木をのぼれ》 -呪文(8)- |
1 《苦難の収穫者》 2 《強情なベイロス》 1 《飢えた亡霊》 4 《屑鉄撃ち》 2 《機能不全ダニ》 3 《恐怖の潮流》 1 《強迫》 1 《切り崩し》 -サイドボード(15)- |
ゼヴィン・フォーストは、地域チャンピオンシップを勝ち抜き、プロツアー『霊気走破』での目標、すなわち次のプロツアー出場資格獲得を誓い挑んだ。シカゴではその目標を達成し、さらにそれ以上の成果を挙げ、スタイルも兼ね備えた形でトップ8に進出。これにより、今年後半に開催される次のプロツアーと第31回世界選手権への出場資格を獲得した。プロツアー初出場となったファウストは、あまり注目されていなかったスタンダードデッキで対戦相手を驚かせ、プロツアーサンデーの舞台でのトロフィー争いという快進撃を見せた。
原根 健太

原根 健太
4 《感動的な眺望所》 4 《金属海の沿岸》 4 《尖塔断の運河》 4 《シヴの浅瀬》 2 《戦場の鍛冶場》 2 《轟音の滝》 2 《アダーカー荒原》 -土地(22)- 4 《忌まわしき眼魔》 4 《蒸気核の学者》 3 《太陽の執事長、インティ》 4 《逸失への恐怖》 4 《遠眼鏡のセイレーン》 -クリーチャー(19)- |
2 《再稼働》 4 《救いの手》 1 《洪水の大口へ》 2 《呪文貫き》 1 《跳ね弾き》 4 《塔の点火》 2 《苦々しい再会》 3 《プロフトの映像記憶》 -呪文(19)- |
3 《灯を追う者、チャンドラ》 2 《兄弟仲の終焉》 2 《紅蓮地獄》 2 《否認》 3 《邪悪を打ち砕く》 2 《金線の酒杯》 1 《除霊用掃除機》 -サイドボード(15)- |
原根 健太は、日本のプレイヤーたちの中でもエリートである存在だ。2017年に日本王者となり、マジック・ワールドカップでの戦いにも身を投じ、幾度ものグランプリトップ8進出やプレイヤーズツアー・名古屋2020でのトップフィニッシュを経験した後、地域チャンピオンシップでの優勝によってトップ戦線に返り咲き、第30回マジック世界選手権でプロツアー招待権を獲得した。現在、彼は革新的な「ジェスカイ眠魔」デッキを用いトップ8 進出を果たし、このシカゴの地において自身2回目のトップフィニッシュで、初のプロツアートロフィー獲得を狙っている。
クリストファー・レナード/Christopher Leonard

クリストファー・レナード/Christopher Leonard
1 《沼》 2 《行き届いた書庫》 2 《森》 3 《魂の洞窟》 2 《迷路庭園》 4 《草萌ゆる玄関》 2 《薄暗い裏通り》 2 《フラッドファームの境界》 4 《ハッシュウッドの境界》 2 《平地》 1 《島》 -土地(25)- 3 《ミストムーアの大主》 1 《偉大なる統一者、アトラクサ》 4 《ホーントウッドの大主》 1 《跳ねる春、ベーザ》 4 《永遠の策謀家、ズアー》 -クリーチャー(13)- |
1 《群れの渡り》 1 《太陽降下》 2 《審判の日》 1 《害獣駆除》 2 《花粉の分析》 2 《全損事故》 2 《失せろ》 2 《エルズペスの強打》 1 《重厚な世界踏破車》 4 《力線の束縛》 4 《豆の木をのぼれ》 -呪文(22)- |
3 《強情なベイロス》 1 《太陽降下》 1 《ドッペルギャング》 2 《否認》 1 《羅利骨灰》 1 《失せろ》 1 《脚当ての陣形》 3 《安らかなる眠り》 2 《領事の権限》 -サイドボード(15)- |
クリストファー・レナードは、今年3回のプロツアーと第31回世界選手権に出場するというシンプルな目標を持ってプロツアー『霊気走破』に臨んだ。最初の2試合で敗北するというハプニングがあったが、気持ちを切り替え、有力な「版図大主」デッキで教科書通りのプレイを見せ、最終的に15回戦で「勝てば抜け」の試合での勝利を果たしてトップ8進出を実現した。地域チャンピオンシップ でのトップ8からプロツアートップ8に繋ぐことで、彼は「すべてのプロツアーに出場する」という目標にほぼ近づいた。さらに、人気の版図大主デッキにおいて、《重厚な世界踏破車》や《偉大なる統一者、アトラクサ》などのワンオブカードを巧みに取り入れることで、最終的に初のトップフィニッシュを果たした。
リウ・ユーチェン/Liu, Yuchen

リウ・ユーチェン/Liu, Yuchen
4 《カープルーザンの森》 1 《森》 1 《不穏な尾根》 2 《岩面村》 4 《銅線の地溝》 2 《魂石の聖域》 4 《ソーンスパイアの境界》 5 《山》 -土地(23)- 3 《叫ぶ宿敵》 4 《熾火心の挑戦者》 2 《探索するドルイド》 4 《多様な鼠》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 2 《脚当ての補充兵》 -クリーチャー(23)- |
1 《抹消する稲妻》 1 《魔女跡追いの激情》 4 《塔の点火》 1 《噴出の稲妻》 4 《巨怪の怒り》 3 《亭主の才能》 -呪文(14)- |
2 《陽背骨のオオヤマネコ》 1 《叫ぶ宿敵》 2 《名もなき都市の歩哨》 2 《探索するドルイド》 1 《抹消する稲妻》 3 《石術の連射》 1 《魔女跡追いの激情》 3 《脚当ての陣形》 -サイドボード(15)- |
リウ・ユーチェンは、2017年にプロツアー『霊気紛争』で初のトップフィニッシュを果たして以来の、プロツアーサンデーに舞い戻ってきた。地域チャンピオンシップで2回のトップ8進出、さらにグランプリでは5回のトップ8進出経験を持つ彼は、有力デッキの「グルール・マウス」を携えて戦ったが、ギリギリのところでトップ8進出を果たした。今、トロフィーまではたった3試合だ。
マット・ナス/Matt Nass

マット・ナス/Matt Nass
1 《沼》 1 《島》 1 《平地》 4 《草萌ゆる玄関》 3 《迷路庭園》 3 《薄暗い裏通り》 2 《剃刀境の茂み》 4 《ハッシュウッドの境界》 2 《ウェイストウッドの境界》 1 《森》 3 《フラッドファームの境界》 -土地(25)- 4 《ミストムーアの大主》 4 《ホーントウッドの大主》 1 《跳ねる春、ベーザ》 4 《永遠の策謀家、ズアー》 -クリーチャー(13)- |
1 《太陽降下》 2 《審判の日》 2 《花粉の分析》 4 《全損事故》 2 《失せろ》 4 《力線の束縛》 3 《一時的封鎖》 4 《豆の木をのぼれ》 -呪文(22)- |
2 《向上した精霊信者、ニッサ》 1 《偉大なる統一者、アトラクサ》 1 《機械の母、エリシュ・ノーン》 3 《強情なベイロス》 1 《食糧補充》 2 《否認》 1 《羅利骨灰》 1 《脚当ての陣形》 1 《エルズペスの強打》 2 《安らかなる眠り》 -サイドボード(15)- |
マット・ナスは、これまでに2020年のミシックインビテーショナルと2018年プロツアー『カラデシュ』でそれぞれトップ8進出を果たし、長年にわたるグランプリでの成功を収めている。しかし、著名なコンボのエキスパートである彼がプロツアーのスポットライトに再び登場するのは久しぶりだ。MagicCon: Las Vegas の $100,000 Limited Open でトップ8に進出し、再び参加権利を獲得したことで、彼は3回目のトップフィニッシュと、初のトップ8から数えて実に7年越しにトロフィー獲得のチャンスを手にした。彼が2025年最初のプロツアーでトップフィニッシュを果たしたことで、このゲーム最高の頭脳の持ち主の一人がカムバックを果たす大きな年になるかもしれない。
イアン・ロブ/Ian Robb

イアン・ロブ/Ian Robb
15 《山》 4 《岩面村》 3 《魂石の聖域》 -土地(22)- 4 《叫ぶ宿敵》 4 《熾火心の挑戦者》 4 《多様な鼠》 4 《心火の英雄》 4 《雇われ爪》 4 《僧院の速槍》 -クリーチャー(24)- |
2 《魔女跡追いの激情》 4 《稲妻の一撃》 4 《巨怪の怒り》 4 《噴出の稲妻》 -呪文(14)- |
4 《陽背骨のオオヤマネコ》 4 《石術の連射》 2 《魔女跡追いの激情》 3 《塔の点火》 2 《除霊用掃除機》 -サイドボード(15)- |
イアン・ロブは、友人たちとの時間を楽しむためにプロツアーに挑んだ。地域チャンピオンシップへの招待を獲得するために戦い、その努力を無駄にせず、練習の成果をトップ8進出によって証明した。現在、彼はチームメイトであるゼヴィン・ファウストと共に、プロツアーでのブレイクスルーを勝利に結びつけようとしている。彼の「赤単アグロ」デッキは、狙い通り「版図大主」デッキ以外のあらゆるデッキを打ち破り、プロツアーサンデーに進出できる8位の座を射止めた。彼はそこで、「版図」デッキを完全に打ち負かすことを目指している。

東部標準時午前11時(太平洋時間午前8時、日本時間翌午前1時)開始の、プロツアー『霊気走破』トップ8の戦いをtwitch.tv/Magicで観戦しよう!(訳注:日本語放送情報はこちらから)