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EVENT COVERAGE
プロツアー『霊気紛争』

第8回戦フィーチャー・マッチでの裁定について

Scott Larabee / 訳:川添 啓一
2017年2月4日
プロツアー『霊気紛争』の第8回戦で、アクティブ・プレイヤーが戦闘に入る宣言によって優先権を放棄した事案が発生しました。その対戦相手が優先権を返すと、アクティブ・プレイヤーはそこで機体に搭乗し、さらに(《速接会の技師》の)誘発型能力の対象を宣言して解決しようとしました。
しかしながら、これはすでに攻撃クリーチャー指定ステップに入った後に行われようとした行動であり、即ちアクティブ・プレイヤーが意図した通りの行動ができないという裁定が下されました。
これは、マジック・イベント規定(MTR)の4.2に定められたイベントでの手順省略の正しい解釈です。
「自分のターンの戦闘前に、『戦闘』『攻撃』などの単語を使った『戦闘入ります』などの宣言をした場合、非アクティブ・プレイヤーが止めない限り、戦闘開始ステップにアクティブ・プレイヤーがパスした、ということを意味する。非アクティブ・プレイヤーは望むならその時点までの任意の時点でパスを中断し、何か行動することができる。」
戦闘におけるコミュニケーションは非常に複雑なものであり、それをアクティブ・プレイヤーが曖昧さによって悪用しようとすることから非アクティブ・プレイヤーを守ることが重要です。我々のトーナメント・ルールは常に見直しと改訂を受けており、我々はこのイベント終了後に改めてこの規定を見直すことを予定しています。
最新版のマジック・イベント規定(の日本語版)はこちらから参照いただけます。