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ミシックインビテーショナル

トピック

メングッチが栄冠を手に!

Corbin Hosler

2019年3月31日


(編訳より:埋め込み動画は英語実況となります。)

 64名。世界最高のプレイヤーに加えて、人気配信者と、MTGアリーナで参加権利を獲得した者で構成される「挑戦者」たちという、マジック・コミュニティ全体から集められた選手たちは、16人ずつ4つのグループに分けられて熱戦を繰り広げた。「ミシックインビテーショナル」は、マジック・ファンの望みをすべて実現してくれた――もちろん、MTGアリーナを用いた最高レベルの戦いの舞台が初めて用意されたこともそのひとつだ。

 激戦の中で64人は16人に数を減らし、マジック・プロリーグ選手8人と挑戦者8人の同数が残った。そして、トップ16グループから以下の4名が最終日へ進出した。

  • アンドレア・メングッチ/Andrea Mengucci(MPL選手)
  • ピオトル・グロゴウスキ/Piotr Głogowski(MPL選手)
  • オンドレイ・ストラスキー/Ondřej Stráský(挑戦者にしてMTGアリーナ権利獲得者)
  • "Savjz" ジャン・ミッコネン/Janne Mikkonen(挑戦者)

 すべてが、最終日に収束する――優勝賞金250,000ドルとミシックインビテーショナル王者のタイトルを懸けて、4人の戦いが行われた。

今日のハイライト

ミシックインビテーショナル王者、アンドレア・メングッチ

#MythicInvitational王者決定! @Mengu09、おめでとうございます!!!!!

 才能あるプロ・マジックプレイヤーとして活躍を続け、このゲームのさまざまな分野で「真のスーパースター」と評されるまでになったアンドレア・メングッチが、今日またひとつ、その華々しい経歴に優勝の2文字を加えることになった。今大会における彼の快進撃は、瞠目に値するものだった――この週末を通して、彼は長年の友人たちやプレイテストのパートナーたち、殿堂顕彰者たち、そしてプレイヤー・オブ・ザ・イヤーたるルイス・サルヴァット/Luis Salvattoをも次々と打ち倒し、わずか1敗で駆け抜けたのだ。メングッチはこの勝利によりマジックの競技シーンの頂点に至ったことを証明し、開幕を控えるマジック・プロリーグの先導者としての地位を確立したのだった。また今大会の中で、メングッチは彼が最も好む配信者のひとりにして、マジックにおいて間違いなく最も有名な「ハット」を打ち破った。

 最終日の波乱に満ちた戦いの中で、メングッチは疑問の余地なく勝ち進んだ。「Savjz」ことジャン・ミッコネンとの接戦を制すると、続けて同じMPL選手のピオトル・グロゴウスキを倒し、一番乗りでグランド・ファイナルの席を確定させたのだ。これによりメングッチは、ダブルエリミネーション形式で行われている今大会においては、ファイナルで2試合負けるまで敗退しないという有利な状況を築き上げることができた。

 だがそれが活かされるまでもなく、メングッチは3位決定戦で「Savjz」を破ったグロゴウスキとの再戦でしっかりと2ゲームを勝ち取ったのだった。アンドレア・メングッチ、あらためてミシックインビテーショナル優勝おめでとう!

 そしてもちろん、今大会では王者以外にも語るべきプレイヤーや出来事がたくさんあった。特に注目の出来事を以下に記そう。

『灯争大戦』トレーラー映像はもう見た?

 話を続ける前に、まずは3分ほどお時間をいただいて、「PAX East」にてお披露目されたこちらの映像をご覧あれ。

 こんなに素晴らしいマジックの映像は見たことがない。映像だけでは物足りないという方は、『灯争大戦』のプレビューもお楽しみいただきたい。

今日の名勝負

吸収》か《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》か?

 誰もが経験した悩ましい場面に、今大会でも「Savjz」が直面した。彼は、グランド・ファイナル進出を懸けた大一番であまりに難しい選択を迫られることになったのだ。人気配信者たる「Savjz」とグロゴウスキによる決戦は、この日だけでなく今大会全体を通して最高の試合であると言えるだろう。

 そしてこの試合は、結末もスリリングなものだった。

 結局のところ、《吸収》と《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》はどちらが正しかったのか? この議題は間違いなく、多くの議論とさまざまな意見を呼び起こすことだろう。(すでに意見を強く主張する者もいる。)

@Savjzが直面した場面で、あなたなら《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》と《吸収》どちらを選ぶ?

マッチ・フロアより

新しいパソコンも!

 いやはや、信じられない話だ。王者アンドレア・メングッチのエピソードをご紹介しよう。

嘘のようなホントの話:@Mengu09は新しいパソコンを買おうとしていたが、#MythicInvitationalの優勝賞金25万ドルに加えて副賞としてパソコンをもらえることを知るなり、念のため大会が終わるまで購入を待つことにした

グループ

 64人の選手たちは、16人ずつ4つのグループに分けられた。各グループとも、マジック・プロリーグ選手と挑戦者が入り交じっていた。そして大会初日と2日目はダブルエリミネーション形式で戦いが繰り広げられ、各グループ4人がトップ16へ進出した。

 もちろん今大会には才能あるプレイヤーたちが結集していたが、それでも「死のグループ」と呼ばれたグループCは際立っていた。16人の中には6人もの殿堂顕彰者がおり、グループ全員のプロツアー/ミシックチャンピオンシップのトップ8入賞回数合計は実に50回を超えているのだ。

group_c_upper

 そんなグループCの激戦の火蓋を切ったのは、マジック・コミュニティでは主にカバレージ・チームの一員やコンテンツ・クリエイターとして知られているが、かつてはハイレベルな競技の場に身を置いていたセドリック・フィリップス/Cedric Phillipsと、歴代最強プレイヤーの議論においても名前が挙がる、ルイス・スコット=ヴァーガス/Luis Scott-Vargasの両名だった。

 彼らの試合に期待するなという方が難しいだろう。フィリップスはこの殿堂顕彰者からゲームを奪うべく全力を尽くしてきた。楽しい時間を過ごすという意識はなかった。

 試合後の様子からも、彼がすべてを出し切ったことがわかるだろう。

そして戦いは続く

MTGアリーナが確かな足跡を残す

 最後に、この週末で特に注目すべき出来事を(メングッチが最高のマジック・プレイヤーであるという事実を除いて)ひとつだけ挙げるなら、MTGアリーナは大躍進を遂げる準備ができており、マジック・プロリーグ選手たちも今後このゲームを用いた競技に挑む心構えができているということだろう。

 カードの世界で素晴らしい歴史を紡いできたマジックというゲームにとって、ミシックインビテーショナルは未知の領域への挑戦であった。舞台に立つ者にとっても、観戦する者にとっても、このイベントは意義深いものになった。ミシックインビテーショナルは、マジックにおけるハイレベルな競技の未来を確かに見せてくれたのだ。

#MythicInvitational公式放送の同時視聴者数が100,000人を超えた。
YouTubeに上がった#MTGWARのトレーラー映像はすでに400万回以上再生されている。そして@Mengu09がマジック史上最高額の優勝賞金を獲得した。
ああ、特に感想はないよ。まだまだこれからだから。#MTG

@Mengu09、#MythicInvitational優勝と賞金250,000ドル獲得本当におめでとう! そして放送を見てくれた皆さんと、最高のショーを支えてくれた最高のスタッフたちに心から感謝を。

(Tr. Tetsuya Yabuki)

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